今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂文我独演会・年末ネタを楽しむ会 @池田市民文化会館小ホール

<本日の演目>

小鯛  「時うどん」
文我  「外科本道」
まん我 「二番煎じ
文我  「唐土模様倭粹子」
   
 -中入-
   
文我  「掛け取り」
 三味線 かつら益美

まん我さんのお召し物は地模様のあるココア色の紋付対。

この会場にはちょっと久しぶりな感じで行くことになることが多く、どの道を行くんやったっけ?と、毎回地図を眺めます
取敢えず迷わず到着して…ホッ!
開場までの間、文我師匠の奥様と柚子さんとしばしお話しさせて頂きました。
開演前に見渡すと思いの外観客が少なかったのですが、文我さんの1席目を聴いている内に、何故か満席の会場で聴いているような錯覚に陥りました。
ちょっと不思議な感覚でした。
小鯛さんの「時うどん」はたぶん初めてではないように思いますが、過日不覚さんのを聴いて、間もなくまん我さんのも聴いて、どちらの記憶もまだ新鮮に残る今夜でしたので、小鯛さんの独自性にもとても興味が湧きました。
おうどんの食べ方も演者さんそれぞれの特徴が出て楽しいと思いますが、小鯛さんのは熱さが凄く伝わって来ました。
私の体験ではうどんの鉢には最後に短めのうどんが残るので、短いうどんを最後にちゅるっと食べはるのがリアルやと感じている訳ですが、小鯛さんは最後の1本を箸先で半分に切って、大事そうに召し上がり、これは不覚さんのとよく似ていました。
ツレに袖を引っ張られる仕草も演者さんによって本当にそれぞれで、見ていて飽きません
文我さんの1席目「外科本道」の前に“秘密保護法案”についてひとしきり、そこから今年あった面白話などを枕に話してはりました。
“玄白”さんというお医者様のお名前は杉田玄白さんを連想しますが、よくあるお名前やったんでしょうか?もしかして。
まん我さんは枕で「二番煎じ」のオチを先に言うてしまいはるという荒業
いやまあ、確かに今夜の会場やと大丈夫やったような気はします。
まん我さんは色白でいてはるので、酔っ払いのシーンで頬や目の周りをほんのり赤く染めてはると、ホンマに酔っ払ってはるようにも見え、それがまた可愛らしかったりもします
今夜も飲んだり食べたりしはるシーンがめっちゃ美味しそうでした。
ただあの頬の赤みはご自身で自在にコントロール出来はるのかどうか、という実はまん我さんを知って間もない頃から抱いている疑問が今夜は頭をもたげてきて、帰り道、自転車を漕ぎながらずっといろんなシーンを思い出していました。
最初に驚いたのは「寿限無」でたんこぶを作った子が目の周りを赤くして泣いているシーンの直後に、寿限無君のお父さんが登場したらすっかり赤みが消えていたこと。
その後も度々このイリュージョンのような現象を目撃して来ました。
あれは自然にそうなっているのか、はたまたご自身でコントロールしてはるのか
いずれにせよ、あのホッペはまん我さんのチャームポイントですよね
続いて文我さんの2席目は中国長編小説“水滸伝”が下敷きになっているという「唐土模様倭粹子」でした。
登場人物が非常に多い上、殺人事件が頻繁に起こって、どうも馴染めぬ気持ちのまま噺が進み、後半に入ると集中力が続かなくなりました。
スンマセン!
でも後で文我さんがまん我さんに『やるか?』と問いはったら『やりません』と答えはったと伺って、ちょっぴりホッとしてしまいました
中入りの後は文我さんの「掛け取り」でした。
文我さんは『アホみたいな噺』と言うたはりましたが、私的にはこんなポピュラーな噺を文我さんでもっと聴きたいんです。
殊に「掛け取り」は節季払いを断る口実に繰り出されるあの手この手に演者さんの工夫がいっぱい盛り込まれていてとても楽しく、今夜の文我師匠も楽しい1席でした。
これもいつかまん我さんでも聴いてみたい噺です。

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