今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂米朝一門会 @京都府長岡京記念文化会館

<本日の演目>

吉の丞 「米揚げ笊」
まん我替り目(半ばまで)」
塩鯛  「宿題」
南光  「いたりきたり」
   
 -中入り-
   
文之助 「紙入れ」
ざこば 「天災」

まん我さんは藤紫の対のお召し物でした。

ホントは30分ほどフレックスしたいところでしたが、毎週金曜日は終業30分前に軽く事務所の清掃をする日になっていて、帰りにくいんですよね。。。
でも会社から駅まで、阪神から阪急までを大急ぎ で歩いたら、目標よりも1台早い電車に間に合いました。
指定席なのでギリギリでもよいと言えばそうやけど、初めて行く会場なので、万一道に迷ってもよい余裕も欲しいし、イベントの前は開場時間頃には到着していたい派です。
吉の丞さんの「米揚げ笊」は主人公が堂島の商家で『上る』『上がる』を次々と口にした時、気をよくした旦那さんが提示しはるのは物品ではなく金額がどんどん増えて行くというパターンで、こういうのは初めて聴きました。
時間の関係でしょうけれど、産婆さんに道を尋ねるシーンはありませんでした。
生意気ですが、吉の丞さんは以前より強弱の加減が凄くよくなっている気がします。
まん我さんは酔っ払いの枕からの「替り目」でした。
まん我さんは最近では見なくなったと話しはるネクタイを鉢巻にしたサラリーマンの酔っ払いを野球場で見たという話を今日勤務先で聞いたばかりで、ま、そんなのはわざわざ話題になるほど珍しいってことなんでしょう。
まん我さんが一升瓶から湯のみにお酒を注ぎはるシーンは凄く楽しくて大好きなのですが、仕事でエクセルを使う事が多い私はセルをたくさんドラッグする際に勢い余って行き過ぎないように止める時、いつもあのシーンのまん我さんの仕草と表情を思い出してしまいます。
すると単純な事務作業もちょっと楽しくなってしまうという有り難い瞬間です
『見て!見て!上手に止められた』とは言いませんけどね(当たり前やがな)。
まん我さんの酔っ払いは何だかハンナリしてはって、おっちゃんの可愛らしさも哀愁もあって、今夜も楽しい1席でした。
続いて塩鯛さん登場。
塩鯛さんは文枝さん作の「宿題」で、とても楽しく聴きました。
塩鯛さんは文枝さんの作品を結構よく掛けてはるように思います。
文枝さんのお弟子さんたちが文枝さんの作品を話してはると、そこここに文枝さん独特の口調を感じるものですが、塩鯛さんで聴くと文枝さんの影を全く感じないほどこなれていて、こういう新作を話してはる塩鯛さんが結構好きです。
今夜もサークルタウンメンバー勢揃いでした(明朝の放送も楽しみにしてまっせ
今夜の会は文之助さんの襲名記念の意味合いもあったようで“口上”などはありませんでしたが、南光さんからそのご紹介がありました。
そして枝雀師匠の甥御さんが文之助茶屋の経理を見てはる会計士さんであったご縁で雀松さんが文之助の名跡を継ぎはることになったのを、師匠が上でごちゃごちゃとしはったと話しはったのが心に残りました。
また、いつも前のお名前の“べかこ”がイヤやったみたいに言うてはったので、そのままストレートに受け取って、私はべかちゃんのお名前の方が好きやったけどなと思っていたのですが、今夜『べかこのままでよいと思っていた』と話しはったのも嬉しい気がしました。
「いたりきたり」を聴くのはたぶん2度目やったと思いますが、私たちが噺について行きやすいようにと先に話しはったSRも含め…こういうのってなんて言うんでしょう?シュール?
何か嫌いやないんです、クスクス笑いを誘われるのは好きなので。
でも私の大好きなクスクス笑いともちょっと違って、どこか涼しい、感じなんですよね。
中入り後は文之助さんの「紙入れ」でした。
これもまん我さんもやりはる噺なので、無意識に聴き比べてしまいます。
まん我さんの間男は“しんきち”という名前ですが、文之助さんのは『たっつぁん』と呼ばれてはりました。
おかみさんはさほどとびっきりの別嬪さんではなさそうです。
あ、そうそう、たっつぁんの方がしんきっつぁんよりちょっと夫婦と年齢が近い印象でした。
なんかこう同じ噺を演者さんが変わって聴かせて頂くと、キャストを替えてお芝居を観るようで…、やっぱり落語って凄いです。
そやかて演者さんはひとり座布団の上に座りはったままですもん。
今夜のトリはざこばさん。
私の席からの角度の関係か、今夜がたまたまそうやったのか、動楽亭なんかで拝見するよりも柔和な表情をしてはるように感じました。
演目は過日めいぷるでひろばさんで聴いたばかりの「天災」でした。
この噺の主人公ってざこばさんにハマり過ぎ…ってか、ざこばさんで聴く噺の主人公ってみんなざこばさんに嵌っている感じがするのはやっぱりざこばさんが巧いってことなんでしょうね。
ちょっと何とも言えない迫力みたいな、凄みみたいな、妙にドシッとした雰囲気があるなぁと思います。

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