今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席 11月席(第9日)

<本日の演目>

鞠輔   「兵庫船」(半ばまで)
吉の丞 「稲荷俥」
まん我 「近日息子
わかば 「厩火事」
   
 -中入-
   
文之助 「たいこ腹」
塩鯛   「三十石」

まん我さんはクリーム色のお着物にセピア色のお羽織。

午前中はKBS京都放送ラジオの「桂塩鯛のサークルタウン」を聴いて、午後からはこの昼席でサークルタウンのメンバーを生で聴くという1日でした。
まん我さんを聴くのもちょうど1週間ぶり。
ちょっと長かったかなぁ…週後半、勤務先で若い女の子に少々顔色に元気がないと指摘されてしまいました
動楽亭はいつもよりベンチの位置が後方に下げられていましたが、座椅子のお客さんがそないに詰まっていたわけでもなかったので、もうちょっと前方で聴きたかった気もします。
あ、私は一応下肢に障害もありますので、座布団席不可ではありませんが、可能なら椅子席を選びます。
世間の評判はよいようですが、私的には“座椅子”というのもちょっと苦手かも、です。
ということで昼席にはなるべく前方のベンチに座れるように、を目指して、早めに出掛けることにしています。
鞠輔さんはお着物の着付方もええ感じになって来はったし、あのふっくらしはった体型が可愛らしいですよね。
噺も次第に滑らかさが出て来てはります。
「兵庫船」の喜六、清八のやりとりを違和感なく聴かせて頂きました。
ラジオでは毎週欠かさず聴く吉の丞さんなので、一方的にお馴染さんなのですが、落語を聴かせて頂くのはちょっと久しぶりでした。
置かれていた見台を『やっぱり片付けて』と自分で取り去りはって、「稲荷俥」という噺は初めて聴いたと思いますが、全くブレを感じないと言うか、安定した話しっぷりで、ちょっと聴かない内にぐんと進歩しはった気がしました。
今日は勢いが前面に出ているというこれまでの印象とは全然違っていました。
それにこの「稲荷俥」って面白い噺ですよね。ちょっと気に入りました。
まん我さんはいつぞや“扇町寄席”に出演しはった時と同じお召し物の取り合わせ。
やっぱりよねやんに言い募る場面を始め、楽しさにあふれた「近日息子」です。
めちゃめちゃ笑ってしまいました
わかばさんは比較的聴く機会の少ない落語家さんですが、お人柄が穏やかそうで枕が面白いという印象があって、今日も一つ年上の奥様とのエピソードなど面白い枕でした。
「厩火事」はわかばさんに合ってはる気がしました。
中入り後は文之助さん、襲名されてから今日聴くのが2度目です。
全く同一人物なのに雀松さんより文之助さんに何とはなしに“貫禄”が増しているように感じるのはどういう訳でしょう
「たいこ腹」はまん我さんでもよく聴く噺なので、やはり内心比較しつつ聴かせて頂きました。
鍼が抜けなくなる理由をさりげなく説明されていたのがよかったな、と思いました。
定吉っとんの迎え鍼や太兵衛さんの意見鍼を打ちはる様子はまん我さんのようには嬉しそうではなく、あれは何を面白がるかというご本人の傾向が反映されている気がします。
若旦那が茄子やキュウリに鍼を打っていると話しはるシーンはありませんでしたね。
塩鯛さんは今日はお仕事が3階建てで、この昼席の後茨木で塩鯛さんの会があるらしかったのですが、それに参加予定のお客さんが居てはるかどうか尋ねはりました。
手を挙げる人がなかったので、安心して(?)掛けはったのが今夜の会でネタ出しされている「三十石」でした。
手は挙げないけど行かはった人は居てはったのかも知れませんけどね。
このところまん我さん、まん我さん&文我さんと「三十石」を聴く機会が続いたのでしたが、塩鯛さんの「三十石」は初めてでした。
船宿のシーンから始まって…早朝の川岸の描写シーンはなかったように思います。
お女中を乗せてあげるという乗客の妄想が大阪の港に到着した後に及ぶパターンで、これは噂に聞いているだけで実際にこのパターンの噺を聴いたことがなかったので、聴くことが出来てラッキーでした
舟歌のメロディはやはり微妙にこれも独自の感じで、合いの手のメロディもまん我さんの舟歌の時とは違っていました。
今日は合いの手のまん我さんのお声がよく聴こえていて、出番の後にもお声が聴けるとはこれまたラッキー でございました。
この噺の最後の『京の夢大阪の夢、…三十石は夢の通い路でございます』というセリフ、すごくいいですね。

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