今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第10回 浪花三座会~たっぷり長講~ @トリイホール

<本日の演目>

弥太郎 「千早振る」
旭堂南青 「太閤記 婿引出」 
吉坊  「深山かくれ」 
   
 -中入り-
   
まん我井戸の茶碗

まん我さんは黒紋付の対をお召しでした。

大阪マラソンに出場の吉の丞さんが25キロ地点を通過しはった…とか、ネットで見ていたら、出発が予定より遅れ、ホールに着いたら開場時間を過ぎていました。
この会はずっと夜に開催されていたので、昼間に聴いていても夜のような気がしてしまいました。
弥太郎さんの「千早振る」は前にも聴いたことがあるんですが、弥太郎さんを初々しいなぁと眺めていた時期は過ぎて、最近はしっかりその噺を楽しませて頂くようになっている気がします。
彼のほのぼのとした雰囲気、結構好きです。
南青さんは「太閤記 婿引出」という講談でしたが、講談の場合も本題の前の話を“枕”と呼ぶんでしょうか?
ある日のこの会の打ち上げでの出来事を話してはりました。
若い女性のお客さんが増えて嬉しいと喜んではるのは、そりゃ男性の演者さんたちとして当然のことではありますが、ばーさんファンも嫌わないでネ!と、内心思って聞いていました  
南青さんは“枕”部分が結構面白くて、本題に入るとその語りの強弱がとてもよい具合で毎回聴き入ってしまいます。
でもいつもサゲというもののある落語を聴いている身としては、やはり物語の途中を切り取られているみたいな、完結しない物足りなさみたいなものが残ります。
ひょっとするとそうやってまた続きを聴きに行くのが講談ってものの本来なんでしょうか?
割合派手なお羽織や石を使った羽織紐の印象が強い南青さんなのですが、今日はベージュ系のお着物と袴姿でとても素敵でした。
吉坊さんは黒地に源氏香の図が散ったお着物に『南青さんのを借りてきた』と言わはるほど、南青さんのお着物と似た色のお羽織をお召しで、これもまたよくお似合いでした。
「深山かくれ」は初めて聴く噺でしたが、バッタバッタと首を切り落としたり、100歳にもなろうかというお婆さんを振り回して川にはめるシーンがあって、それってどうなの って感じです。
実は噺の半ばで少しウトウトしかけてしまいましたが、見台を続けざまに叩きはるシーンがあったお陰で目が覚めました。
あの吉坊さんの柔らかいお声でこの凄惨な噺を聴くと、何とも不思議な感じです。
まん我さんは登場しはるなり『私のは普通の噺ですから…』と
黒のお召し物は侍が登場するからね、と思いました。
まん我さんは何となくお召し物と噺がリンクしているということをさきさんと話したことがありましたが、さきさんは落語家の衣裳はそうあって欲しいと言うたはりました。
言われたらそうですよね。
井戸の茶碗」は他の落語家さんで聴いた経験がわずかしかなくて、この噺を余り好きではないと書かれているブログを複数見かけたことがあるのですが、好きじゃなくなる理由を想像することが出来ずにいます。
曲がったことは牛のツノも嫌いで、道を曲がる時涙にくれるという屑屋の清兵衛さんもいいし、若侍の高木さんも勢いがあって好きです。
敢えて言うなら、高木さんはとってもいい人なのに、清兵衛さんを探している時、顔の長い人に向かって酷いセリフを言うのはどうしてなんでしょうね???
ま、冗談やと思って笑っておけばいいんでしょうけど。
まん我さんは高木さんが対処に困りはった時、「寝床」の旦那さんと同じように『ん~』『ん~』と少し下唇を突き出し気味に言うてはるんですが、同じように発声して、似たような表情をしてはるのに、目に浮かぶ二人のお顔は全然違っているところが凄いよなぁ。。。と帰る道々ずっと思っていました。
まん我さんの豊かな表情は登場人物達を様々に思い描かせてくれはるけど、それぞれの噺の登場人物たちは別にまん我さんに似たようなお顔が浮かぶというのでもなく、私の脳内で自在に作り上げたお顔の人たちのように思えます。
「寝床」の旦那さんの『ん~』『ん~』も好きやけど、高木さんのも好きですわ

この会の第1回は聴くことが出来ていませんが、第2回からは毎回聴かせて頂きました。
で、南青さんによると当初から10回で終了するという約束になっていて、今回が最終回のはずやったんやそうです。
でも今日会場に来はったらまん我兄さんと吉坊兄さんから『次、どうする?』と言われて、『続くんや』と思いはったとか。
ちなみに次回は3月12日(水)19時開演、平日の夜の開催になるとのことです。
こんな風にこの会の次回は何日って予告してくれはるのって嬉しいですね

*Comment

むむっ!

こんなところにも私が登場してますやん。
ぼーっと拝読してたらあきませんねw

噺家さんの衣装はそうあって欲しいと思います。
手ぬぐいとかも噺によって選んではったらポイントUPです。
そんなポイントは誰も要らんでしょうけどw
  • posted by さき
  • URL
  • 2013.11/02 23:55分
  • [Edit]

さきさんへ

こちらにもコメントをおおきに
許可も得ずご出演頂きましてスンマセン!
噺とお召し物がリンクしてはるまん我さんをメインに拝見していると、正直それは当然のことのように思っていました。
まん我さんは一度「桜の宮」を話す時に桜色の綺麗な手ぬぐいを使ってはったことがあって、ステキと思いましたが、それっきりでした。
でも普段は噺と、というよりお着物との配色を気にしてはるように感じています。
南天兄さんは?
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2013.11/03 00:43分
  • [Edit]

うぅっ!

私は、南天兄さんのお着物で、その日のお噺を言い当てる自信は
ありません・・・・・もっと修練を積みます(+_+)ぎゃふん
  • posted by さき
  • URL
  • 2013.11/06 23:11分
  • [Edit]

さきさんへ

こんばんは~
私だって、“自信”はありませんよ。
ただ着物好きの友人のリクエストがきっかけでこのブログにまん我さんのお着物の色を記録するようになったために、データが整理出来てしまい、推測しやすいということやと思います。
南天兄さんもそれを気にして見ていたら、何か噺とお召し物や持ちものとの関連性が浮かんで来るのかも知れへんね。
ちょっと楽しみe-348
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2013.11/06 23:40分
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