今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第11回升の市住吉寄席 @住吉大社 神館

<本日の演目>

宮司さんご挨拶
   
弥太郎 「時うどん」
まん我寝床(半ばまで)」
吉弥  「お玉牛」
   
 -中入り-
   
ご挨拶 三代目 桂文之助(司会:桂吉弥
すずめ 「厩火事」
文之助 「らくだ」
                           131014-01
まん我さんのお召し物は藤紫の対。

初めての住吉寄席でした。
電話予約をした時、『近くの係員の方に名前を告げてチケットを入手してから列に並んで下さい』と説明を受けました。
私が着いた時“係員”らしき方が見当たらず、しばらく列の外で待っていましたら、神社の方が『予約されている方はありませんか?』と尋ねてくれはりました。
結局チケットの現物は持っていなくても普通に列に並んで、予約が入っていれば入場時にチケットは購入出来るようでした。
まん我さんはここに9年振りに出演しはったそうなので、またしばらく伺うことはないのかも知れませんが、要領を覚えておきたいと思います。

131014-02
老眼が入ってから近視の度が進まなくなったようで、ずいぶん長く使っている今のメガネが、最近少し合わなくなって来ている気がしているので、後方の椅子席より前方の座布団席を選んでしまいました
最初に宮司さんから“升の市住吉寄席”の由来やら、米朝師匠のアドバイスにより、広い会場ではなく生の声が通る大きさの神館で会が催されるようになった経緯などが語られました。
弥太郎さんの「時うどん」は吉朝一門ですから一人バージョンですよね。
弥太郎さんは最近拝見する度によい感じになって来てはりますねぇ。
今日の「時うどん」もとても楽しく聴かせて頂きました。
まん我さんは二つ目ですが、お友達の上司が落語を習ってはる枕も付けて「寝床」へ。
もちろんエピソードのいくつかも割愛され、途中もぴょんと跳んだりして、卵屋さん事件まで、というあらましながら、あの絶妙のリズムとテンポは全く崩れず、旦那さんが久七に向き直りはるシーンには余りに可笑しすぎて涙が出てしまいました
今日は途中で「おー、ぉー」と発声練習ぽい声は出しはらず、ちょっと下唇を突き出し気味に「ん~!?」「ん~!?」と欠席者らへの不満と不信を表現してはるのがこれまた可笑しく、やっぱりあの旦那さんは可愛らしいですねぇ、私如きおばちゃんの目には
吉弥さんはお馴染み真室川音頭の出囃子で登場され、例によって真室川音頭を2コーラス歌わはりました。
ネタは「お玉牛」、まん我さんでも久しく聴いていないので、とても新鮮味がありました。
同じ歌も同じセリフも、まん我さんで聴くのと吉弥さんで聴くのは凄く違っていて、登場人物たちの個性まで違ったものに感じられます。
当然、目に浮かぶお玉ちゃんの容貌も違っていて、一般的な見解ではたぶん吉弥さんは整った容貌で、まん我さんはファニーフェイスということになろうかと推察します(私はまん我さんのファンであるため、多少客観性を欠いていると思われるので『推察』ということにしときます)が、お玉ちゃんはまん我さんのお玉ちゃんの方が絶対別嬪さんやと思います。
もっともそれは私の目に浮かぶのは、ということでしかありませんから、実態のないものですよね。
いろんな人の「お玉牛」を聴いて、どなたのお玉ちゃんが一番別嬪さんかという投票をしたら面白いやろなぁ。
実態のある人物なら何をもって別嬪さんと言うねん てな論議もあるかも知れませんが、なにしろ聴き手それぞれの目に浮かんでいるだけの人物を評価するんですから、誰にも何とも文句の付けようもありません。
中入りを挟んで座布団が2枚敷かれたところに黒紋付に袴という出で立ちの文之助さんと着流し姿の吉弥さんが登場しはりました。
この6日に三代目を襲名しはったばかりの文之助さんと吉弥さんの気心の知れた掛け合いがあり、二代目が使うてはったという文之助の紋の入った新しいお召し物や手ぬぐいなども紹介されました。
生まれ付いてのご本名よりも長年使用頻度の高かった“雀松”さんのお名前は『本名のようなもの』という文之助さんのお話を興味深く伺いました。
襲名披露興行のように格式ばらずカジュアルな雰囲気でご挨拶がなされたことがとてもよい感じでした。
続いて桂すずめさんこと三林京子さんのざこばさんにお稽古を付けて貰いはったという「厩火事」、以前にも動楽亭で聴かせて頂いたことがあります。
すずめさんが女性であることもあり、女性が主人公のこの噺はとても自然に楽しませて頂きました。
さてトリは勿論三代目文之助さんで、「らくだ」でした。
私は「らくだ」を初めて生で聴いたのが南光さんのものでしたので、それが私の中の「らくだ」の基準になってしまっているのですが、酔っ払って変わって行く屑屋さんの面白さを久しぶりに味わわせて頂いた気がしました。
この3連休は落語会が初日と3日目にあって、どちらもとても充実感のある会でしたので、明日からまた元気に働きたいと思います。
演者の皆さん、豊かな時間を提供して頂き有難うございました。

今夜、まん我さんの落語を何度か聴いている母から電話がかかって来ました。
まん我さんを見るのも久しぶりやったし、TVで「七度狐」を聴いて面白かった、と。
たまには連れて行け、という暗示かも知れませんね

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