今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第42回 お笑いまん我道場 大阪編 @雀のおやど

<本日の演目>

露の  「時うどん」
まん我宇治の柴舟
林家染左 「青空散髪」
まん我寝床

まん我さんは縮みらしき白と明るいグレーの縞のお着物に黒のお羽織、お色直しは黒の紗のお着物に茶色のお羽織。

ワッハ上方の上方亭が無くなるというので3月末に2日続けてお笑いまん我道場が開催されて以来の開催です。
自分でまん我さんを聴こうと初めて行った会が上方亭のまん我道場であったせいもあって、まん我道場とおやどが頭の中でうまく繋がらない気もしましたが、ここでまた新しい歴史が刻まれて行くのでしょうね。
今夜まん我さんも言うたはったけど、会場で雰囲気って変わると思います。

今夜はさんから。
「時うどん」は二人バージョンで、器や割り箸やかまぼこについてゴチャゴチャ言わないパターン。
噺が進むに連れて徐々に面白くなって行きました。
まん我さんの1席目は「宇治の柴舟」。
あの絵の中の人妻に恋しはる若旦那は何故か賢そうに見える(聴こえる?)気がします。
なんででしょうねぇ。
まん我さんのしゃべりはり方が利知的なのかな。
熊はんは“なんちゅうええ声や!?”と思わせられる一瞬があります。
ここの会場は部屋が筒状になっていてお声ががよく響くので、まん我さんのお声のよさが一層際立つように思います。
まん我さんの演じはる若旦那は別に色っぽくしてはる風はないのですが、そこはかとない色っぽさがこの噺の余韻として残る気がします。
今夜のゲストは染左さんでした。
上方落語界に11人いてはる昭和46年生まれのメンバーのお一人なので、繁昌亭であった“亥会の厄落とし”の会で拝見した事がありましたが、生ではたぶんその一度だけやったと思います。
まん我さんはサラリーマン生活を経て入門してはるので、同い年の落語家さんはほぼ先輩。
その先輩の染左兄さんに向かって、わがままな演目の注文(短過ぎず、かといって長過ぎもせず、まん我さんの掛けない噺)を付けた…という風に染左さんは言うたはりました
で、その注文に適う1席というのが新作って訳でしょうね。
「青空散髪」は他の方で幾度か聴きましたが、舞台は天王寺公園やったと記憶しています。
染左さんのは大阪城公園に舞台を移し、大阪城ホールの裏の階段に座って散髪してもらうという噺になっていました。
まん我さんの2席目は枕もなくいきなりの「寝床」。
この噺も私にとってのまん我さんベストの内の1席です。
浄瑠璃を語りたい旦那さんとそれをなんとか聴かされまいとする周囲の人達の攻防は、是非ともまん我さんの息で聴きたいと思うのです。
分けても久七がお店の人達もそれぞれの理由で浄瑠璃が聴けないと証言した後、旦那さんが久七に向き直りはるシーンが楽しい
「久七」…「久七」…と何とも言えぬ間を置いて呼びかけはるシーンが特に好きです。
3日前に「替り目」を聴いて、今夜はまた「寝床」を聴けるなんて、シアワセ者ですよねぇ、私は。
上方亭の時と違っていて嬉しかったこと…今夜はお囃子が生でめくりも出ていました。

来月の「第5回京都まん我倶楽部」のご案内がありましたが、今年のゲストの雲田はるこさんの『落語心中』をご存知だった方?との呼びかけに挙手をされたのはわずかのようでした。
落語ファンと落語を取り上げたコミックを読む層は重複する部分が余り大きくないのかも知れません。
でも取敢えず、予習のため『落語心中』は読んでみました。
雀のおやどはほぼ全体が座布団席で、老体の私なんぞは少し腰やら脚やら痛くなったりもするのですが、座布団席から高座の演者さんを見上げる形になるから見えて来る世界というのもある訳で、これはこれでええのかなーと思いつつ家路に就きました。

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