今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第9回紅雀の @雀のおやど

<本日の演目>

そうば 「必殺仕分人」
紅雀  「猫の茶碗」(ネタおろし)
まん我 「鍬潟
紅雀  「青菜」

まん我さんはグレーのお着物に黒のお羽織。

今月は思いの外たくさんの落語会に通ってしまいました
でも最後に生まれてこの方聴いた事のあるあらゆる落語家さんの中で一番魅力的なまん我さんが、あらゆる落語家さんの中で二番目に好きな紅雀さんの会にゲストで出はるのを見逃す訳には行かないので、これは致し方のないことでございます(と、自分に言い訳 )。
今夜の会場、雀のおやどはJR、地下鉄、近鉄の鶴橋駅から歩いてすぐの場所にあって、とっても便利ですが、敢えて言うなら座布団席しかないのがちょっちツライかな…。
次回のまん我道場大阪編の会場もここになるようです。
今夜のTOPバッターはそうばさん。
「必殺仕分け人」は創作落語で、初めて聴きました。
そうばさんには創作落語が合うてはる気がします。
何か落語家さんの中には、古典落語を話してはる時より、新作の方がイキイキして見える人がいてはるんですよね。
見える、と言うか、聴こえると言うか…そうばさんの場合、古典落語でもイキイキはしてはりますが、私の耳には新作の方がよりしっくり来ている感じがしました。
過日紅雀さんのファンである湖涼さんのブログに、『紅雀さんはマクラを30分以上話さないとエンジンがかからないと思ってる』という記載があり、私は30分以上の枕を語ってはる紅雀さんを未体験なので、エンジンのかかってはる紅雀さんをまだ知らないのか!?とコメントしてしまったのですが、今夜早速、長~い枕を語りはる紅雀さんに出くわしました
吉弥さんと一緒に埼玉へサッカーの試合を見に行きはったエピソードを滔々と熱く語りはって、その後に「猫の茶碗」に繋がる枕らしい枕をまたしばし語りはった後、ネタ下ろしの「猫の茶碗」へ。
本題の「猫の茶碗」は短い噺ですが、紅雀さんらしい絶妙な息もあってとても楽しく笑えました。
続いて登場のまん我さんは、紅雀さんがサッカーとの比較の引き合いに出して、間合いがあり過ぎると言わはった野球を、紅雀さんに対抗するが如く面白いと強調してはりました。
たぶんまん我さんもサッカーもお嫌いではないのでしょうけれど、ちょっと面白がって言うたはる感じです。
鍬潟」に登場する人たちは聴けば聴くほどに純朴な心根の人ばかりですよねぇ。
まん我さんの噺はとても映像が浮かびやすいといつも思うのですが、極端に大柄な人物と小柄な人物が次々と登場して来ます。
いくら主人公が小柄でもそんなことはなかろうとは思いますが、相撲部屋で稽古を付けてもらった後、関取の掌でポンポンと玩ばれるシーンが漫画チックです。
相撲甚句を歌いながら回しを締めて行くシーンでは回しがグルグル巻きになって行って会場からクスクス笑いが起こりますが、稽古帰りに歌いながら歩く主人公も運動の後の高揚感があってよい感じです。
この細長い会場はまん我さんのよいお声を一層響かせてくれる気がしました。
紅雀さんのネタ出しされていたもう1席は「青菜」。
私が初めてめいぷるごにんばやしの会に行った日…紅雀さんを初めて聴いた訳ですが、その日の演目は「青菜」でした。
たぶん今夜と同じ水色のお着物をお召しで、とても爽やかな印象の「青菜」でしたが、紅雀さんの「青菜」を聴かせて頂くのはあれ以来ではないかと思います。(1回くらいは聴いたかな)
その日のブログには『押入れから出て来はるおさきさんもそれ程暑苦しくなく』なんぞと書いていますが、何故か今夜のおさきさんはどこのおさきさんよりも暑苦しそうでした (なんでやね~ん!?)
私はこの噺がとても好きなので、今年の夏も「青菜」がいっぱい聴けたらいいな、と思っています。

130628-01
終演後の会場。

*Comment

青菜

気にしいの紅雀さんのこと、絶対、昨日のメンバーが今日も来てる(それも誰と誰)まで把握したうえでの「青菜」。
聴いてる方も、南天さんと何が同じでなにが違うの?という目で、いや耳で聴いてしまいます。
これだけ間をおかずに聴くと、さすがに良く分かりました。
南天さんは、創造の芸。紅雀さんは保守の芸。マクラの奇抜さを言われる紅雀さんですが、本題に入れば、米朝一門というより、枝雀の世界にどっぷりとはまっていきます。
本人は意識してないだろうし、師匠と同じようにしようなんて思っても居ないでしょうけど。今日の青菜のいくつかの台詞は、私の心の中で、きっちりシンクロしました。
おトンボの弟子ほど、師匠に似るものかな。そういえば、宗助さんもそうかも。
どちらがいいとはいえません。でも、おたがいに影響し合って、師匠を越える新しい個性が、また生まれるのでしょう。
すんません、かなり酔ってます(>_<)
  • posted by ぴーま
  • URL
  • 2013.06/29 03:50分
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そうばくん

たびたびの乱入失礼!
今日のそうばくん、今までになく、めっちゃ笑えました。
訛りと滑舌には、人一倍うるさい私ですが、新作であることで許せたのでしょう!
大阪にも、こんな訛った人一杯いますもんね。これは、われわれが体験する日常の風景なので、奇麗な大阪弁を使っていない登場人物も、何の違和感もなく受け入れられるんですね。
ところが、これが古典となると話は変わるんですね。大阪人を演じている限り、きっちり演じて、何ぼやろ!という意識は変わりません。
米朝一門の噺の中には、時々、そらないやろというイントネーションがありますね。今日の「青菜」でも、『青菜が無いと言うたのでは私が照れる』という台詞。「テレル」のイントネーションが明らかに違う。米朝の播州弁をみんなが忠実に受け継いでしまっているのです。
一門の中で、それは違うやろ!ってはっきり言える猛者が出てきてほしいものです。
笑福亭からは、結構、突っ込まれていますけど(>_<)
  • posted by ぴーま
  • URL
  • 2013.06/29 04:06分
  • [Edit]

鍬潟

鍬潟でしたか。あまり最近はこの演目は聞きませんね。塩鯛さんと楽珍さんで一回聞いた記憶があります。
先代小染師が得意だったそうで、私はDVDで見ています。関取の掌でポンポンと玩ばれるシーンが見せ所ですが、まん我さんは、うまそうですね。(*´∀`)ニヤニヤ
来月の動楽亭昼席を一日だけ参加という所に、にこさまの無念さが しのばれます(笑い)
  • posted by もず
  • URL
  • 2013.06/29 09:03分
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ぴーまさんへ

おはようさんでございます。
“創造の南天さん”ファンの方からまん我さんがもっと噺を“工夫”しはったらファンになるのに、と言われたことがあります。
私は何かを付け足す“工夫”ではない“工夫”で噺を新鮮に出来るまん我さんがええねん、と思っているのですが、ファンのお好みも様々ですよね。
紅雀さんが“保守”の人であるというご指摘はちょっと意外でしたが、そうやったんですね。
演者さんは同じ噺が続くことをずいぶん気にされているものかも知れませんが、演者さんが変われば却って興味深いくらいなもんではありませんか?
私はこのブログのどこかにも一度書いたのですが、好きな噺「青菜」を全員が演じはる落語会を開いて欲しいくらいやと思っています。
細かな点が皆さん違っていて、それを聴き比べてどの「青菜」が楽しいかを味わうのは面白いと思います。
キャリアの差の大きなメンバーで演じられたら、ベテランが『ん~!!!』と唸らせてくれはるのでしょうか(^^)
そうばさんに創作が合うと書いたのは、おっしゃる通り九州訛りが気にならなくなるのも大きな理由ですが、彼の独自性はこちらの方が発揮出来やすそうにも感じました。
まん我さんのイントネーションでたま~に『それはないやろ』と思うことがあるのですが、あれって一家相伝の播州弁やったのかしら!?
ただ『照れる』はいかにも米朝さんのお顔が浮かぶので、受け継いで行って欲しい気もします ^m^
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2013.06/29 10:04分
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もずさんへ

おはようございます!
お相撲の噺は得意にされている方が何となく決まっている気がしますが、そんなことはありませんか?
比較的恰幅のよい落語家さんが演じはることが多いような・・・気のせいでしょうか。
「鍬潟」は私はまん我さん以外では文三さんで一度聴いているようなのですが、その日の記事を読み返すと『別の噺のようであった』と書いていました。

来月の動楽亭昼席はまん我さんは平日ばかりしかも月始めの3日間の出番ですのでどないしようかと思案していましたが、9日のえきまえ寄席もあみだ籤が外れて落語をしはらへん可能性もあり、そうなると次のめいぷるまでまん我さんの落語を聴く事が出来ません。
やっぱり1日だけでも行っとかんと…ネっ(^_-)-★
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2013.06/29 10:26分
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