今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

まん我三昧3days~大阪人情~(中日) @船場サザンシアター

<本日の演目>

露の  「延陽伯」
まん我 「二番煎じ

 -中入り-

まん我 「ねずみ穴

まん我さんのお召し物、1席目はココア色の対、お色直しは少しくすんだ深いのお着物に明るいグレーのお羽織。

今夜のTOPバッターはさん、過日サピエ寄席で聴いたのがお初でしたが、好印象やったので、今夜も楽しみにしていました。
「延陽伯」さんを女性が演じるととてもナチュラルになるんやな、という印象です。
あのお公家言葉の堅苦しさに女性らしい柔らかさが加味されて、ええ感じに聴かせて頂きました。
まん我さんの1席目は「二番煎じ」。
冬によく掛る噺ですが、暑い時期にこそ冬の噺というのもあるとまん我さん。
汗だくで演じてはるというのに、火にかざしてはる掌が冷たそうに感じました。
この噺も初めて聴いたのは4年前の5daysでしたが、初めて聴いた時から繰り返し聴きたいと思うとても好きな噺です。
初めて聴いた日にも、まるでTVドラマでも見ているように番小屋に集まった町の人たちがありありと見えたのを今もハッキリ覚えています。
でもそれはいわばTV画面の中と外、または舞台の上で演者さんが動き回りはるのを客席から見ているような感じやったのですが、今夜は違いました。
私はその夜回りのために集まった人たちと同じ地面に立って、その様子を見ているように感じました。
まん我さんの演じてはる全ての登場人物がそれぞれの個性を発揮してそこに居てはるのを、同じ冷たい冬の空気の中でつぶさに見ているという感覚です。
蒸し暑い初夏の夜に聴く、外気の寒さと人々の体温が感じられる、とても楽しい「二番煎じ」でした
中入りが終わって、照明の中に座りはったまん我さんは枕も一切なしにいきなり「ねずみ穴」のセリフを語り始めはりました。
その瞬間に私たちは「ねずみ穴」の世界へずずずず~っと引きずり込まれてしまいました。
ねずみ穴」は面白い(笑えるという意味ではなく)噺です。
けれど、たぶんこれまで聴いたまん我さんの「ねずみ穴」の中でも今夜の噺はひときわ素晴らしかったと思います。
その世界にはまり込んで聴き入っていたので、最後の最後にお兄さんが夢から覚めた弟に語りかけはるシーンになって『あぁ!やっと救われる』と心底ホッとしました。
今夜のまん我三昧は本当にシビレルほど心満たされる2席でした。

終演後、まん我さんの落語会に通い始めた頃に知り合った、まん我さんファンの先輩と久しぶりにゆっくりおしゃべりすることが出来たのも今夜の嬉しい出来事でした。
この会は明日が楽日。
満席で当日券は出ないそうです。

*Comment

ねずみ穴、羨ましい。

「ねずみ穴」を全編通しては、
テレビで東京の噺家さんでしか聞いたことがなく、
その東京の方もマクラ無しでした。
(↑嫌いなので名前は伏せますね^^;)

ぜひ上方の噺家さんで聞きたい演目だったんです。
それがまん我さんで聞けるとは・・・と喜んでいたのですが、
嫁も仕事の日で、断念しました。

最悪の結末になるのかとドキドキしますが、
おっしゃるとおり、最後は救われますね~(^-^)

何かの機会に、まん我さんで聞けますように・・・。
  • posted by かずしげ
  • URL
  • 2013.06/13 12:44分
  • [Edit]

かずしげさんへ

「ねずみ穴」はなかなか聴く機会のない噺かと思いますが、私は幸いまん我さんで幾度か聴かせて頂きました。
この噺はいつもネタ出しされた会に掛かるように思います。
近い内にお聴きになれるといいですね。
昨夜の1席は忘れられない1席になる気がします。
  • posted by にこ@携帯
  • URL
  • 2013.06/13 18:42分
  • [Edit]

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