今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席~6月席~初日

<本日の演目>

あおば 「時うどん」
まん我野ざらし
よね吉 「御公家女房」
米平  「抜け雀」
   
 -中入-
   
米輔  「道具屋」
ざこば 「強情」

まん我さんのお召し物は渋めで上品な藤紫の紋付対。

日曜日の神戸以来の落語会です。
1週間は週末の落語会を楽しみにせっせと働く、週末が近付くにつれてウキウキとして、今日は朝からラジオのまん我さん、午後は生落語のまん我さんを楽しむ…という極めて健全で幸福な暮らしっぷり
全国どこにでも追っかけて行くほどの財力にはかなり欠けますが、幸い上方落語の本場で暮らせる幸運に恵まれていてホンマによかった。
6月のまん我さんは出張月間やなぁ…と思っていましたが、次々と京阪神内での出演情報も見つかって、4月から自分に課したルールを早くも破ることになりそうな勢いです
ま、いろんな月があると思うんで、いいんです、ちょっとくらいは。。。(と、自分には甘々)
同僚の証言に拠ると、落語会に行った次の日は元気に見えているらしいですし、私
ということで、動楽亭に参りました。
あおばさんは「時うどん」二人バージョンですが、微細な相違点は二人バージョンの中にもいろいろあるんですね。
前半、食べてはるのがうどんに見えへんのやけど…なんて思ったんですが、だんだん面白くなって来て、鉢の持ち方や、箸先の持って行き場が気にならなくなって行きました。
まん我さんはいつもの釣の枕いろいろから「野ざらし」でした。
釣好きのまん我さん、毎回枕の同じところで「段々皆さん引いて行ってる」って言うたはるんやけど、毎回客席にそんな雰囲気があるから可笑しい。
これはもう鉄板ってヤツですから、歌って弾けてはるまん我さんはめっちゃ楽しいのです
鉄板やけど、今日の「野ざらし」には今日しかない味わいがある、というのがライブの楽しみ
毎回一言一句違わぬセリフを言わはるタイプではないまん我さんを繰り返し聴く楽しみがここにもあります。
ん~、敢えて言うてしまうと、今日は上手側に座ったので、まん我さんの“きらり~ん”が鮮やかに見えるはずやったんですが、本日の“きらり~ん”はわずかに薄め。
“きらり~ん”って何やねん?ですよね。
妄想シーンのお幽さんのセリフの途中、まん我さんの瞳が一瞬“きらり~ん”ってしはるんです。
吉朝一門では何かとまん我さんと接点の多い吉弥さんと吉の丞さん、定期的に浪花三座会での共演がある吉坊さん、たまにはモーレツなんかにも登場しはるしん吉さん、前座さんにはもったいないレベルやけど前座さんとして拝見する機会もある佐ん吉さんと比べて、お会いするチャンスの少ないあさ吉兄さんとよね吉さん。
中でもよね吉さんは拝見する機会が極めて少なくて、たまにこの昼席で拝見したり、亥年の会で拝見した時「稽古屋」ばかりを聴いた記憶があります。
なので今日は違う噺が始まった時点で嬉しくなりました。
スンマセン!まん我さん以外の演者さんでは滅多に同じ噺を繰り返し聴きたいとは思いません。
「延陽伯」やと思って聴いていましたが、後半の展開が斬新で面白く、延陽伯の名を名乗るシーンもなかったなぁと思っていたらこれは「御公家女房」やったらしいです。
具体的にこの二つの噺の決定的相違点というのはなんなんでしょう?
やっぱり「たらちねの胎内より」に始まる名乗りのシーン?
今日のよね吉さんはかなり面白くて、少なくとも米朝事務所に関してはこの「亥年生まれ」のメンバーはめちゃ豊作ですよねぇ。
米平さんで「抜け雀」というのは初めて聴いたような気がします。
米平さんはよく通るよいお声で、ハキハキとした感じに話しはるのですが、この「抜け雀」という噺は、どうもこれまでにも何方で聴いても私は少々記憶が遠のく傾向にあるようです。
いつか苦手克服のきっかけが掴めるといいな。
中入りを挟んで米輔さんの「道具屋」でした。
こんなベテランの方の「道具屋」はなかなか聴けないので貴重ですね。
さてトリはざこば師匠。
そう言えば前回ここでざこばさんを聴いた時は、前夜お家のトイプードルに掌を噛まれてはりましたっけ。
今日はその傷はすっかり癒えてはるようでしたが、噛まれた経緯を話してはりました。
トイプードルの短く切られた尻尾に酔っ払ったざこばさんが新聞紙を丸めた尻尾を繰り返し無理矢理輪ゴムで取り付けようとして、嫌がられたのが原因やったようです
名古屋の“みそ煮込みうどん”やらお江戸のホテルでチーズの盛り合わせを召し上がった時のエピソードなどを語られ、言うてはることはわかるし、筋も通っているけど、その筋の通し方に抵抗があるんやなぁ…でも聞いていると、その抵抗ある筋の通し方はどうやらお酒の力によるもののようで、酔いが覚めはった時のざこばさんは普通の人っぽく感じました。
「強情」という噺はちょっと久々に聴きましたが、どこかざこばさんに似合いはる気のするストーリー展開ですね。
さて次はもう一度昼席を聴きに来れたらええな、と思っています。

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