今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席1月席(第13日) 

<本日の演目>

吉の丞   「時うどん」
まん我    「餅つき
三象    「お忘れ物承り所」
露の団六   「初天神」
   
-中入-
   
喜味家たまご(三味線放談)
福團治  「藪入り」    
                     130113-01
まん我さんのお着物は茶系の細縞、お羽織は茶色。 

この3連休は落語三昧です
吉の丞さんの「時うどん」は一人バージョンでしっかりキッチリ、という印象かな。
まん我さんは「餅つき」短縮バージョンでした。
あの餅つきの前の晩の夫婦の会話シーンってかなり好きなんですが、今日は割愛されていました。
お裁縫のシーンを改めてじっくり見ていると、糸しごきも一度はしてはるんですね。
その後少し縫って留めて糸を切ってしまいはるので、私の頭の中にはまん我さんが手にしてはるぼんちゃんのお着物が波縫いされて糸目に合わせて波々となっている状態なんです。
でも落語でされる仕草が全部現実に即して行われなければならないとしたら、えらいことですよね
と、思い直した帰り道でした。
縫いはるのも糸しごきも凄くお上手そうな手つきで、ひょっとすると実際上手に縫いはるかも知れへんな、な~んて…手縫いが苦手な私は思うのでありました
お襦袢の半襟掛けなんてご自身でなさっているのかも知れませんよね。
大晦日にもお会いした三象さん、噺も大晦日に聴いた「お忘れ物承り所」でした。
米朝一門の噺家さんでもこれまで生では一度しか聴いたことがない方や、まだ一度も聴いた事のない方もいてはるんですが、まん我さんを追いかけていると三象さんとの遭遇率は結構高くなります。
真っ赤なお召し物も見慣れてしまいました。
続いて露の團六さん、全くの初見でした。
私はお金を払っても聴きたい落語家さんはまん我さんだけなので、他の方はまん我さんに付いてくれば聴くという形で知って行きます。
でもまん我さんだけを聴いていたのでは相対的なまん我さんの価値はわからない訳で(わかる必要があるかどうかは別の問題ではありますが)、この昼席のような他の落語家さん、分けても今日のように他の一門の方々の噺も聴くことの出来る機会は失いたくないものです。
團六さんは時節柄の「初天神」でした。
微妙なことかも知れませんが、これまで比較的若い方のスピード感のある「初天神」をよく聴いているんやな、と團六さんのを聴いて改めて思いました。
みたらしだんごの件まででした。
中入りを挟んで喜味家たまごさん、喜味こいしさんがご健在の頃、よくご一緒にTVに出られていたのを拝見したことはありましたが、こちらも生で拝見するのは今日が最初です。
まん我さんもお勉強されていた新内は浄瑠璃の一種なんやということをたまごさんの新内を聴いて知りました。
お三味線の音も澄んで、お声も張ってはって、落語と落語の間にちょっと雰囲気が変わってよい感じです。
トリは福團治さん、生ではこれまでにたった1度「くっしゃみ講釈」を聴いた事があります。
まだまん我さんを追っかけ始める前のNHK大阪ホールでした。
大きなホールの後方席では少し聴き取りにくかったのを覚えています。
動楽亭ではそのような憂いは案ずる必要がありません。
ほんの少し亀ちゃんや奥さんのセリフもありますが、ほとんどお父さんの一人芝居という雰囲気でじっくりしんみり聴かせる「薮入り」で、終演後『巧い』とため息交じりのお客さんが印象的でした。
雨が近付いていそうやったので、いつもの駅に自転車を置いていた私は大急ぎで帰宅の途につきました。

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