今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第55回桂文我上方落語選~大阪編~@太融寺本坊2階

<本日の演目>

二乗  「正月丁稚」
文我  「栄華の夢」
まん我二番煎じ」 
文我  「文七元結」 
出演者全員「落語ゼミナール・其の14」
   
 -中入り-
   
文我  「はかり餅」

まん我さんは茶系の紋付の対をお召しでした。

梅田で18時半開演の落語会、今夜も余裕で開場に間に合いました。
特にどの席でないとイヤという訳ではないのですが、なるべく演者さんの表情がよく見えて、且つ高座の真正面ではないという席が好みです。
最近は上手下手に限らず結構脇に寄った席に座ることが多いかも知れません。
特に強い理由はなく、なんとなくその辺りが居心地よくいられる気がするのです。
ドイツのハネムーンから帰って来はったばかりの二乗さんは過日大津で米二師匠のを聴いた記憶もまだしっかり残っている「正月丁稚」でした。
押し詰まったこの時期ならではの噺が聴けるのも落語の楽しみの一つですね。
抜けてるのか回転が速いのかよ~わからん定吉っとんやなぁ。
案外落語の主人公に多いタイプかも知れません。
狂言の太郎冠者にも相通じる一面もある気がします。
文我さんは昨夜はダンボールいっぱい届いた本にパラフィン紙のカバーを掛けるのに夜通し掛らはって、寝付かはったのが朝方やったそうですが、珍しく面白い夢をご覧になったという“ご報告”を枕に「栄華の夢」。
文我さんがご覧になった夢はもの凄く面白いので、またどこかでお聞きになれるかも知れません。
少々ブラックですが…。
取敢えず、今夜の会に行った人のみぞ知るということにしておきましょうか、ね。
駕籠かきが出て来ると、何だか陰惨な噺を聴いた記憶が胸の底にあって、いや~な予感にとらわれてしまいました。
今夜の噺は“夢”でよかった ホッ
まん我さんの「二番煎じ」は他の方で聴くより『宗助はん』の印象が強く残るかも知れませんね。
まん我さんの伸びやかなお声で『宗助は~ん』と呼ばはるだけで何だか楽しくなって来てしまいます
『わたい宗助はんの火の用心好きでんねん』と聴きつつ心の中で『わたいも好きでんねん』と呟いてしまいました。
浄瑠璃風も何度聴いても楽しい シャン
そしてあの灘の煎じ薬も猪の味噌煮も熱々のネギも寒いこんな夜には一層すごく美味しそうです!
今夜も『ぱらぱっさぁ』でちゃんとミゾレが見えました。
あ"!?あれは音やなくて映像なの?。。。
文我さんの「文七元結」は枕無しで。
いきなり噺の世界に誘(イザナ)われました。
今夜はいわゆる「オチ」を付けてはりましたが、終演後お仲間とおうどんを食べながら「落語にオチは要るのか?」が話題になりました。
この話に限らず、ま、落語というくらいやから「オチ」があってこそなのかもしれませんが、私のような素人が聴いていると噺によっては「オチ」なんてどうでもいいと思えることも少なくありません。
文我師匠はこの噺はしばらく模索しつつやって行くというような意味のことをおっしゃっていました。
次回聴かせて頂く時にはどうなっているか、それもまた楽しみです。

気を持たせて『つづく』と出しながら大した記事はよ~書きませんので、また読みに来てくれはった方がありましたら申し訳ないことでございます<(_ _)>
こういうお楽しみが嬉しいと思う「落語ゼミナール」は江戸時代の版画のすごろくや落語にまつわる美人画(浮世絵?)、地震を題材にした噺をするナマズの落語家と怪しげな聴衆が描かれたもの、それからまん我さんの「応挙の幽霊」の枕に登場した歌奴チョコレートの包み紙…ではなくて、江戸の著名な落語家さんのサインが寄せ書きされている将棋盤を見せて頂きました。
中入りの間、高座に置いてくれてはったので私達もゆっくり見せて頂くことが出来たのですが、私は撮影をさせて頂かずちょっと後悔…皆さん撮ってはりましたので、ネット上でご覧になれるかも知れません。
そのサインを談志師匠に見て頂いたらホンモノやとの証言をくれはったのやそうで、その時文我さんがまん我さんに同意を求めてはるご様子から、文我さんと談志さんの会話の時どうやらまん我さんもそこに居てはったようです。
そういうエピソードがくっついて、それでなくとも値打ちものの将棋盤ではありましょうが、ますますステキに見えました。
先月8日の動楽亭昼席に文我師匠とまん我さんが共演されていて、私は行けていないのですが、とても楽しい師弟やとツイッターでも呟いてはった方がありました。
その時の経緯がこの会での将棋盤のご披露に繋がったようです。
中入りの後は文我さんの「はかり餅」、これも初めて聴く噺です。
後半の歌を詠みはるところがお正月の華やいだ雰囲気もあり、やはり年末らしい雰囲気に包まれて終演した気がします。
会場のあちらこちらで「よいお年を」とご挨拶を交わしてはるお姿もありましたしね。

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