今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

米紫☆吉弥プロデュース 米朝一門 落語十九箱 @サンケイホールブリーゼ


<本日の演目>
MC:桂米紫&桂吉弥

【第1部】
 桂團治郎 「動物園」
 桂小鯛  「やかん」
 桂そうば 「うなぎ屋」
 漫才:優々&團治郎
 寄席の踊り 戸板返し:佐ん吉、ひろば
 桂吉の丞 「上燗屋」
 桂まん我野崎詣り
 桂吉弥  「青菜」

 -休憩-

【第2部】
◆古典と新作聴き比べ
 桂弥太郎 「東の旅発端」
 桂ちょうば 「ハンカチ」
 桂紅雀  「さかさま盗人」
 桂しん吉 「若旦那とわいらとエキスプレス」
 桂ひろば 「大安売り」
 桂歌之助 「はなしか入門」
 桂佐ん吉 「稽古屋」
 リレーお囃子落語「七度狐」:紅雀よね吉雀五郎、吉の丞、二乗/三味線:大川貴子

 -休憩-

【第3部】
 桂優々  「運廻し」 
 桂二乗  「癪の合薬」
 桂鯛蔵  「初天神」
 桂米紫  「宗論」
 三題噺「ノーベル賞」「スカイツリー」「めがね」:鯛蔵、小鯛、歌之助、そうば
 桂雀五郎「看板の一」
 桂よね吉 「蛸芝居」
 大クイズ大会&着替え競争&縄跳び:全員(※団治郎さんを除く)
 6時間企画 作曲&完成唄披露「十九箱」「米朝師匠」「サンケイホールブリーゼ」
   :しん吉(笛)、まん我(ヴォーカル)、ちょうば(ギター)

まん我さんのお衣裳:淡い藤紫のお着物→モノトーンのお着物に濃い紫のお羽織→黒Tシャツにトレーニングパンツ

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ロビーに飾られていたお花

「獅子十六」の会の人数が膨らんで「十九箱(じゅうくぼっくす)」に育ったんですね。
14時開演、20時終演予定の6時間興行・・・実際には45分ばかり延びたようです。
私には鳥取以来の落語会、それも転勤の緊張と落語会の無い日々が続いた後の今日でしたから、乾いた心に染み入るような楽しい時間でした。
当然ながら落語をたっぷりと言うよりは、カタログ的に落語が並んで落語家さんたちのいろんな表情が楽しめる余興もあってのお祭り
最初から最後まで、そして休憩時間に至るまで、めっちゃ楽しい会でした。
米朝師匠の米寿を祝う米朝一門夏祭りの際に先行発売されていた御大尽席のチケットを購入していたので、早めの集合時間に行って出演者の皆さんとのステージ上での記念撮影(バックステージツアー付き)がありました。
たぶん緊張し過ぎて、ヘン顔で写ってしまったと思います
この間、まん我さんの方なんぞチラと見る勇気すらなく・・・。
私って“婆さん”を自覚してるのに、そのアカンタレぶりには自分でも呆れます。
撮影の後、太鼓を打ってはる團治郎さんをチラ見しつつステージの後方を通り、壁やドアにこれまでの出演者のサインがびっしり書き込まれた楽屋ゾーンを、紅雀さんがさきさんに南天兄さんのサインの在り処を教えてくれはったりなんぞしつつ通って、開場になったホールに改めて入りました。
プロデューサーである米紫さんと吉弥さんがMCを務められて会が進行して行きます。
6時間企画である作曲&歌唱のテーマと人と場所が客席から募集されて「十九箱」「米朝師匠」「サンケイホールブリーゼ」が採用されました。
團治郎さんの「動物園」は初めて。
小鯛さんの「やかん」という噺は初めて聴きましたが、とても面白かったなぁ。
そうばさんの「うなぎ屋」は2回目。
優々さんと團治郎さんの漫才はコンビニの店員をテーマにしたもので、テンポがすごくよくて面白く、また聴きたいと思えるものでした。
寄席の踊りを戸板返しの趣向で見せるひろばさんと佐ん吉さん、ひろばさんはボケ役!?
「上燗屋」を吉の丞さんで聴くのも初めて。
こういう会で初めて聴く噺が多いのも新鮮でいいなと思いました。
まん我さんは「野崎詣り」短縮バージョン。
今月に入って聴きに行ける落語会が無かったので、まん我欠乏症を緩和するべく、録画してあった「書割盗人」なんぞリピートしていたら、却って生のまん我さんを聴きたい気持ちが強くなってしまいました。
そやから短縮やなくて長~く聴かせて頂きたいのは山々なれど、今日はこういうイベントやからそこは致し方ござりませぬ。。。ね。
吉弥さんで「青菜」というのもほぼ記憶に無いのですが、一度くらいは聴いた事があったかも知れません。
休憩中も会場内では吉弥さんの長いジングルがついたラジオみたいな放送が続き、ホワイエに出ると出演者の一芸披露が行われています。
楽しむことが多くて休憩する間も無いという有り様

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一芸披露コーナーで話してはる紅雀さんとそうばさん/ちょいピンボケてますが南京玉簾の鯛蔵さん

第2部は弥太郎さんの「東の旅発端」から始まり、古典、新作が交互に演じられました。
ちなみに弥太郎さんの「…発端」を聴くのは二度目でした。
ちょうばさんの「ハンカチ」はNHK大阪ホールで三風さんで聴いたことのある噺。
ちょうばさんの実年齢が主人公より若そう。
紅雀さんの「さかさま盗人」はこれまでに結構何度も聴く機会がありました。
あの泥棒に入られる人が魅力的
「さかさま盗人」と「打飼盗人」はどない使い分けてはるのやろ?
この噺を私が初めて聴いた頃には「打飼盗人」となっていたように思います。
鉄ちゃんしん吉さんの「若旦那とわいらとエキスプレス」は初めて。
しん吉さんは鉄道落語をしてはる時は特にイキイキしてはる気がします。
やはり好きこそものの上手なれ…ってことなんでしょうか。
ひろばさんの「大安売り」は何度か聴いていますが、「大安売り」は小兵の力士のはずなのに大柄なひろばさんにはお相撲さんの噺が似合うなぁと感じさせられる1席なんですよねぇ。
あのお声や話しぶりが私が抱いているお相撲さんのイメージにピッタリなのかも知れません。
歌之助さんの「はなしか入門」はとても好きな噺なのですが、このあたりで少し疲れてきていました
佐ん吉さんの「稽古屋」のお師匠はんがとても上手に歌いはるので、こちらの気持ちが立て直りました
リレーお囃子落語「七度狐」は落語がリレーされつつ、ステージ上でお囃子がすっかり見えているという趣向。
私にはこういうのが見たかった、というまさにそれでしたが、後半わざと違ったお囃子を付けて噺を脱線させて行きはるのも凄く楽しくて、噺にピタッと合わせはる演奏もカッチョヨク、このコーナー大好きです。
ここで二度目の休憩に入りました。
中休みがあったとはいうものの長時間椅子に座ったままなので、やはりホワイエに立って行って少し体勢を入れ替えないとキツイですね。
一芸披露コーナーでは佐ん吉さんが剣玉をご披露してはりました。
第3部では三題噺のお題がまず決められました。
そしてトントントントンと比較的繰り返し聴いているネタの短縮版が続きました。
優々さんの「運廻し」はいつものように楽しかったし、二乗さんの「癪の合薬」は横で可内さんがずっと笑ってはるのが可笑しく、鯛蔵さんの「初天神」は最近聴いたばかりでしたがやはり寅ちゃんの表情も楽しく、米紫さんの「宗論」はさすがに巧い!
「ノーベル賞」「スカイツリー」「めがね」というお題を読み込んでの即興落語を鯛蔵さん、小鯛さん、歌之助さん、そうばさんの順にそれぞれ案外無難に纏められてご披露。
昔「らくごのご」という番組があったのを思い出しますが、本当のライブですから、皆さん凄く健闘してはったと思います。
リレー落語で一言しか発してはらへん雀五郎さんでしたが、ご自身の落語にはちゃ~んと競走馬の名前をたくさん織り込んでの架空競馬実況の枕も付いての「看板の一」。
ここんとこ雀五郎さんはたまに聴くと「お主、やりおるな!」という印象です。
リレー落語のお囃子コーナーでも活躍してはったよね吉さん、「蛸芝居」は初めて聴きました。
女性ファンも多くて、たぶんイケメンということで通ってはる落語家さんやと認識していますが、堂々と蛸の表情をしてはるのが微笑ましく感じられました。
続いて米紫さんと吉弥さんのMCの後、Tシャツにトレーニングパンツ姿のメンバーが「かしこ」「男前」「あほ」の3チームに分かれて、それぞれ客席から入場しはりました。
弥太郎さんは得点記録担当で、プロデューサーのお二人を除いて5人ずつが1チーム、團治郎さんのお姿がありませんでした。
クイズ合戦では米朝師匠の音源を聴いての落語イントロクイズなどがあってなかなかに盛り上がり、「かしこ」チームが一歩リード。
着替え競争でも「かしこ」チーム、「男前」チームの順。
最後に縄跳び(2人が縄を持って3人が跳ぶ)の競争があって、跳びはった数だけ加点されるのでしたが、ここでも「あほ」チームは点が延びず、「かしこ」チームが勝利してブリーゼ提供の賞品を獲得しはりました。
そしていよいよ最後にちょうばさんのギター、しん吉さんの笛に合わせて、まん我さんの歌唱が聴ける時がやって来ました
思えばいつかコンサートを開いてくれはると言われていた住道の会がコンサートを開きはるまでに終わってしまって、ずっといつの日にか聴きたいと念願していたまん我さんのヴォーカルをついに聴く事が出来るのです。
とても素敵な楽曲で、ちょうばさんのギターも歌唱も、ぐんきちというお囃子グループを持ってはるしん吉さんの笛の音も、そして何よりまん我さんの歌唱がとても魅力的で、これは是非CDを出して頂きたい!
(実は今朝吉弥さんが「スペシャルグッズの販売」とツイートしはった時、このCDの販売やったらえ~なと、まだその楽曲を聴く前から夢想していた私でした)
少なくともこの会を年に一度でも半年に一度でも継続して頂いて、そのテーマ曲として定着して頂きたい!

こんなにも魅力的で、関西以外の地域で彼らの魅力をご存知の方々にはきっと羨ましがられるようなイベントやと思いますが、残念ながら完璧な満席ではありませんでした。
ふだん出掛ける落語会と比べるとホール落語の会のチケット代は少し割高な印象があり、この会も2時間の落語会3回分と思えばむしろ安過ぎるくらいなんですが、チケット代で二の足を踏んでしまった知人もありました。
今日は出入り自由ではありましたが、大阪の人は自分の聴きたくない部分にまで代金を払うことをヨシとしはらへんのやないかとも思います。
どおせ3部に分割されるんなら、チケットも3部に分けて販売しはったら、もっと行く人、行けた人があったんやないかという気がしました。
それで通し券を販売しはって、通し券購入者に御大尽席の特典を付ける、とかね。
特典があってもなくても今日ご一緒したお仲間や私は通し券を購入するでしょうし、例えば昼間の時間帯が他の会と重なって諦めはった人も2部と3部には参加しはったかも知れません。
本当は誰かさんの熱いファンなのに参加しなかった友人を思うと、そんなこともちょこっと考えてしまいました。

【追記】
一芸披露の佐ん吉さんをYOUTUBEにUPしてくれたはる方がありました。→こちら

*Comment

南京玉すだれ

鯛蔵さんの南京玉すだれは、米紫兄ゆずりですね。米朝事務所のプロフィールにも「特技」となっています。
  • posted by ピーマ
  • URL
  • 2012.10/14 23:08分
  • [Edit]

長時間お疲れ様でした!

にこさん、この度は御大尽席へのお誘い^^ありがとうございましたw
開演前、ステージに上がったときの照明の強さと、
楽屋壁に書かれた南天兄さんのサインが強烈に心に残っています。
あのバックステージツアーで、開演前からめっちゃテンション上がりました^^
にこさんが御大尽席に誘ってくださったおかげです。
ホントにありがとうございました!
  • posted by さき
  • URL
  • 2012.10/14 23:22分
  • [Edit]

ピーマさんへ

こんばんは
米紫さんも南京玉簾をなさるのですか。
私は先月上新庄えきまえ寄席で鯛蔵さんの南京玉簾の枕を聴いた印象がまだ残っている状態やったので、そんな噺も思い描いて楽しく拝見しました(^^)
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2012.10/14 23:27分
  • [Edit]

さきさんへ

こんばんは
御大尽席はひとりではちょっと参加し難い気がしたので、おつき合い頂いて有難うございました。
今夜のそうばさんの会でのご発言では、演者さん達も長時間拘束されてお疲れやったようですが、私達も耐久オーディエンスでしたよね。
でも楽しかったぁまた次に機会があればその時もヨロシク(^_-)-☆
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2012.10/14 23:34分
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