今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第79回 猫間川寄席 @玉造さんくすホール

<本日の演目>

まん我  「豆炭
文我    「渋酒」 
林家正雀  怪談牡丹燈籠より「お札はがし」 
文我正雀 東西対談(彦六師匠の思い出など)
林家正雀   「踊り・奴さん姐さん」
   
 -中入り-
   
文我    「はらわた餅」 

まん我さんは明るいグレーのお着物に黒とグレーの縞のお羽織。

どうやらこの毎夏恒例になっているらしい正雀さんがおいでになる猫間川寄席の日はまん我さんもご出演で、これで3年連続拝見することが出来ました。
私はどのコースで会場まで行こうかと思案の挙句、たぶん最短距離と思われる今里筋線&鶴見緑地線を利用して玉造駅まで参りました。
最寄駅の駐輪場が地下にあるのがちょっと面倒なんですけどね。
受付で名前を言うと、予約者名簿の中に私の名前が無かったのに、受付の方が予約を受けたことを覚えていてくれはりました。
こういう時ちょっと変わった苗字は便利かも…でもこれまでの人生では不利の方が多かったのですが。。。
名乗るとき、ほぼ毎回文字から説明せなあきませんもん。

さて夏ということで、今回は「怪奇特集」やそうでございます。
まん我さんは上野動物園のパンダの話題やサークルタウンで動物園のリポートをしはった話題を枕に「豆炭」でした。
大好きな可愛らしい噺ですが、“怪奇”と言えなくもないのかな。
後で文我師匠がこんなケッタイな噺は私もやろうとは思わないと言うてはりました。
でもまん我さんには似合っている…といった意味のことを言わはったように思いました。
この会では毎回文我さんや正雀さんの聴いた事のない噺ばかり聴かせて頂いて、初めて聴く噺というのは展開にワクワクして楽しいものですが、「豆炭」は展開を知っているから最初っからなお楽しいというのもまたそうなのですよね。
今日は端っこの席に座ってみたので、ずっと演者の方の横顔を拝見するようになりましたが、たまにはこういうのも新鮮で面白いかも知れません。

120729-01

文我さんの「渋酒」はちょっと気味悪くて、妙な噺でした。
でも所謂サゲがめちゃくちゃ綺麗に決まった!という印象が残りました。
正雀さんの「お札はがし」には引き込まれました。
例え年に一度とは言うものの、やはり同じ演者さんを繰り返し聴く事は意味があるなぁと思います。
正雀さんの口調にも少し馴染んで、自身の中でより聴く姿勢が出来てくるように感じます。
淡々と話してはるように思うのに、とても楽しめる怪談でした。
幽霊は美人であることが多いようですが、この噺の幽霊は顔がドクロでした。
またカランコロンと下駄の音がするのに下半身は宙に浮いているという怪!ウーム!
高座に座布団が2枚敷かれ、文我さんと正雀さんの対談は主に正雀さんのお師匠様である彦六師匠の在りし日のエピソードなどなど。
とても信心深いお方やったそうです。
昨年のこの会でも話題になった“山猫様”も登場し、また円生師匠との確執&エー話もあって、内容たっぷりな対談でした。
対談の最後に正雀さんから今夜の「お札はがし」の続きをTVで聴けるという耳寄り情報が告げられました。

8月17日(金)22:15~22:58 Eテレ「にっぽんの芸能 第二部 芸能百花繚乱」
三遊亭圓朝・芝居噺と怪談噺 http://www.nhk.or.jp/koten/japanese_art/02/

対談の後は今年も正雀さんの品よく滑稽さもある踊りが披露されました。

今夜はお茶子さんをまん我さんが務めてはるので、中入りに入る際「10分間の休憩です」とえ~お声

文我さんの2席目は江戸の「黄金餅」を上方落語化させはったという「はらわた餅」、枕で談志師匠や枝雀師匠のエピソードもたっぷり語られました。
棺桶を担いで通る大阪の橋の名前の数々…今の大阪しか知らないのに、木製の橋やまだ舗装もされない大阪の通りを思い描きつつ聴いている自分がいます。
噺を聴いてそれぞれの心にそれぞれの映像を思い描いて楽しむ落語…今夜もたっぷり楽しませて頂きました

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