今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第100回記念 桂文我上方落語選 京都編 第3部 @京都文化芸術会館和室(4/1)

<本日の演目>

小鯛     「口合小町」
まん我   「豆炭
しん吉   「鯉盗人」
笑福亭たま 「僕は米朝一門」
宗助    「近眼の煮売屋」
    
 -中入り-
    
笑福亭生喬 「紐落し」
米平    「明石飛脚」
三象    「勘定板」
文我    「乙女狐」
    
 -中入り-
    
出演者全員 珍芸大披露

まん我さんは赤紫系の細かい縞があるお着物に藤紫のお羽織。

ここまで第1部が10:30~13:30の3時間、第2部が14:00~17:30の3時間半、既に6時間半の落語漬けです。
東の旅の復路には汚いことを笑う噺も多くて、ちょっとどうなの と思わぬでもないのですが、落語にどっぷり浸かっている感じのこの時間、会場が和室なので腰が痛かったり、足も痺れたりしているにも拘らず、楽し~
小鯛さんの「口合小町」という噺は初めて聴きました。
今日の小鯛さん、なかなかよい感じでした。
なかなか聴く機会が少ないけれど、まん我さんしかやりはる人がないという「豆炭」はとっても好きな噺です。
今夜は久しぶりに聴けて嬉しかった~
まん我さん演じはるところの、あの喜ぃさんみたいな人が可愛らしいのですよねぇ
しん吉さんの「鯉盗人」も初めて聴きましたが、落語に出て来る泥棒さんはどこか憎めないパターンが多くて、ややもすると盗みに入られる方がしたたかやったりしますよねぇ。
たまさんの「僕は米朝一門」は前から興味津々でしたが、習ったとおりきっちり、何の工夫もないといったご発言があり、目に見えるようなくすぐりを増やしたり、噺を自分流にアレンジすることだけが「工夫」ではないんとちゃうか?と、本気で反論を頭に描いてしまう私でした
シャレやがな。。。
宗助さんの「近眼の煮売り屋」は何度か聴いていますが、余り後味のよい噺じゃないところに抵抗があります。
中入後の生喬さんの「紐落とし」も初めて聴く噺でした。
生喬さんは聴きやすい、という印象を持つようになっている今日この頃なんですが、今日もどの噺もえ~感じでした。
米平さんが「明石飛脚」って…走れへんやろ!?なんぞと最初は思いましたが、この噺のリズムは素晴らしくて、あの巨漢の米平さんさえ足取りも軽く見えるのでした。
三象さんの「勘定板」という噺も初めて聴きましたが、キチャナイ噺で、初めて聴かなくてもよかったかも。
文我師匠の「乙女狐」もこれまた初めて聴く噺でした。
こちらは狐のふっさりとした尻尾が目に見えるような気がしました。
二度目の中入りの後に「珍芸披露」と称したコーナーがあり、まずしん吉さんが駅員さんのような制服を着て登場。
電車の車両の音を口真似で聴かせたり、SLの煙を体全体で表現したりしてはりましたが、しん吉さんのマニアックさが楽しい。
たまさんは客席から20個のものの名前を集めて、それを全て覚え、アトランダムに番号を言われてその番号に見合う品名を言うという記憶術を披露。
京大出身の頭脳明晰振りを発揮してはりました。
私は「ラナンキュラス」と書いて箱に入れましたが、採用されず残念。
知らなければ覚えにくそうな花の名前やと思ったんですが。。。
生喬さんは寄席の舞踊「五段返し」。
以前にも拝見したことがあります。
下座の方々が普段は演奏しないようなものを演奏しなければならず大変なんやそうです。
続いて文我師匠が「オッペケペー節」をご披露しはりました。
明治時代の歌詞の後、現代の世相を風刺したものや、落語界のことを揶揄したものも…「まん我は若さがない」と歌ったはったのが耳に引っ掛かってしまいました。
文我さんは前にもまん我さんをそんな風に言うてはりましたが、めいぷるの会にいつも同行する私の同僚は、私服姿のまん我さんは学生さんのようにお若く見えると言うてます。
ま、文我さんが言うてはるのは内面、同僚が言うてるのは外観のことやと思いますけどね。
駅員さんの制服に身を固めたままのしん吉さんと小鯛さんが幕を持たれて、文我さんの進行により今日は特別なゲストにお出で頂きました…あの梨園からこのほど勘九郎を襲名された…(え~!?まん我さんのことぉ!?)幕を取るとそこには紋付袴姿のまん我さんが梨園の御曹司よろしくお辞儀してはりました。
(ちょっちカッチョよかったわ
今は高い塀の向うにいてはるというご紹介の“麻原彰晃”に扮した米平さんに笑いましたが、その後海外からのお客様として登場しはったミッキーマウスのぬいぐるみを抱えた米平さんは余りにもそのご本人にソックリ過ぎて場内大受け
大盛り上がりの空気の中に登場しはったのは、当然のように今夜の珍芸のトリを務めはる三象さんと宗助さんの日本舞踊「矢切の渡し」。
三象さんのイデタチはこのシーンを何度か拝見している私には、ま、いつもの…ということで、初めて見た時のような衝撃はない訳ですが、いつもは巧さの光る落語家さんである宗助さんのメバリを入れはったお顔から目が離せません (>_<)”\
最後に本日ご出演の皆さんがずらりと並びはりました。
たまさんの新作落語の内容に反して、色物っぽい扮装の米朝一門のメンバーと、きちんとお着物をお召しの笑福亭のお二人…みたいな結果になっているところも可笑しくて、場内に楽しい空気が充満していました。
米平さんの音頭で大阪締めでお開きとなりました。
座り続けで腰がちょびっと疲れましたけど、とても楽しい落語漬けの1日でした。

全員の珍芸披露というプログラムを見て、久しぶりにまん我さんの新内を聴かせて頂けるかも知れないと内心期待していたのですが、勘九郎さん似というだけでお茶を濁されたことがまん我さんファンとしては物足りなくはありましたけどね。

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