今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂まん我の長講「三十石夢の通い路」 @国立文楽劇場小ホール

平成23年度NHK新人演芸大賞受賞記念

<本日の演目>

佐ん吉「田楽喰い」
まん我書割盗人
まん我替り目
    
 -中入り-
   
まん我三十石夢の通い路

まん我さんはモノトーンの小紋に黒のお羽織で登場、お色直しは白っぽい総絞りの対。
「三十石…」ではサーモンピンクのお着物とお羽織。めっちゃオシャレな羽織裏がツイッターで紹介されていました

【追記】まん我さんのお着物の色をサーモンピンクと書きましたが、色の名前は難しいものです。
それぞれのPCによっても発色が違うかも知れませんが、「紅梅色」と呼ばれる色が一番近いように思います。

全席指定のこの会のチケットを発売と同時に手に入れたら、いつもは敬遠して座らない1列目のど真ん中の席が取れてしまいました。
入場の際に受け取ったパンフレットに印刷されたまん我さんのメッセージもよい感じで、最近のまん我道場では配布されなくなったまん我さんのメッセージ付きパンフレットの「はじまり、はじまり」が懐かしくて嬉しいですね
佐ん吉さんの「田楽喰い」はとても楽しい
「運廻し」はいろんな方で聴きますが、何と言うても佐ん吉さんのがこれまで聴いた中で一番好きです。
プログラムにはまん我さんは「三十石」の他にもう1席となっていましたが、2席聴かせてくれはりました。
書割盗人」はこれまで聴いたものより少し膨らませてあって、一段と楽しくなっていました。
書割に釣られて入ってしまう盗人も、盗人に入られるヤモメさんも、風流のわかる粋な人たちやわ~!と、その心意気にええ気持ちになりますね。
まん我さんが「替り目」をネタ下ろししはるまでは、この噺はあの酔っ払いの主人公の奥さんにスポットが当たっているように感じていましたが、まん我さんの「替り目」は明らかに酔っ払いの旦那さんがムチャクチャ面白いと思います。
私は余り声を立てて笑うタイプではなくて、腕組みして口角をヒョイと上げているようなオッサンみたいな笑い方をするオバちゃんやと自分では思っているのですが、今夜はこの噺を聴き終わった後、頬の筋肉がだるくなっていました。。。
中入りを挟んでいよいよあの「三十石夢の通い路」が始まります。
南光さんとの篠山行きの話と出雲へプロペラ機で行きはった話が今夜の枕でした。
プロペラ機の枕はちょっと久しぶりでしたが、またちょっと面白くなっていました
このツアーは今夜が幕開け。
言わば船は出たばかりです。
メインイベントを詳しく語るのは今夜は控えます。
ただ、船が大阪の八軒家の浜に着く頃、私は感動して胸がいっぱいになり、噺が終わった瞬間は少し放心してすぐに立ち上がれませんでした。
まん我さんという落語家さんに出会えた幸せ、そのまん我さんにこんなにもどっぷりハマってしまった幸せを、今はしみじみ噛み締めています。
今夜はこの席でよかったかも。

まん我さんのお祝いの独演会の記事がこのブログのちょうど700個目の記事になりました。メデタイ

*Comment

三十石夢の通い路

放心状態のにこさんを確かに拝見しましたよ。しばらく声をかけるのをためらっておりました。
ツイッターでもつぶやいていますが、文字制限で書き切れなかった「ファン」ではなく「マニア」な私の感想をフェースブックにアップしてますので転載します。長文失礼。

『桂まん我「三十石夢の通い路」。文我さんの弟子だから、この際三十石の完全版をやるのか!?と少し期待しましたが、そのようなマニアックなことを考えているのは私だけのようで。
ネタは田楽喰い/佐ん吉、書割盗人・替り目・三十石/まん我。
佐ん吉くんは、今日もメリハリのあるいい出来でした。
まん我さん、書割盗人も替り目も今まで聞いたことあるけど、今日は特によかったです。
替り目はサゲまでいかなかったけど、旦那の独白が、しつこくないけどグッとくる。何とも言えない間がとれていて、噺の途中で「おなじみの酔っ払いで」と下りても全く違和感なく聴けました。
そして、お目当ての三十石。「京見物」から「人形買い」を経て三十石へ。時間的なことも考えるとどこまでやるのかしら?と気になっていました。自分の太ももにお女中を乗せていこうとする男の妄想も、大阪へ帰ってからのところまではいかず短縮版でした。枝雀がよくやっていた「夜空の描写」もありませんでした。もちろん、途中で下りた盗人の男を捕まえるために、下り船を上り船にして騙すくだりもありませんでした。
でも、そんなマニアの思いをふっ切るような迫力で、情感たっぷりの船頭唄に聴きほれて、船に揺られているような秀逸の出来でした。
完全版を聴きたいというマニアックな願いは同じようにマニアな文我師匠に託すしかないのかな?』

ピーマさんへ

ありゃ、まぁ。。。放心状態って、自分では感じていても他人様からは見えてへんつもりでした^^;
普段はなかなかアンケート用紙が埋まらない私なんですが、今日は何やかや…と言うても思っていることのホンの一部を書いて来ました。
私はトータルでその日の噺が面白ければ(笑えるかどうかではなく)満足なのですが、『マニア』の方々はそれぞれのこだわりがおありなんですねぇ。
この噺は情景描写が連なっているとも言えるので、話し手によって取捨選択が出来るのもよいところのように思います。
ピーマさんの欲していらっしゃる「完全版」、聴けるといいですね(^_-)-☆
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2012.03/03 01:56分
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