今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席2月席(第12日)

<本日の演目>

吉の丞  「犬の目」     
まん我  「桑名舟
林家染弥  「癪の合薬」 
春雨   「植木屋娘」   
    
 -中入-
   
米平   「天狗裁き」
笑福亭枝鶴「二番煎じ」

まん我さんのお着物は深いくすんだ紫、お羽織は明るいグレー。

家を出た時は曇っていましたが、帰り道は晴れていました。
ずいぶん日が長くなりましたね。
動楽亭に着いたら開場前の列はいつもくらいの長さでした。
本日の開口一番は昨夜もお会いした吉の丞さんで「犬の目」。
目を洗う時に『アタック』とか『ファブリーズ』とか出て来ましたが、食器洗い用の洗剤の方が適している気がするなぁ…(そら、どっちもあきまへんやろ!?(>_<)”\!!
まん我さんは久しぶりにざこば師匠とTマネージャーとの間に恋が芽生えたという小浜からの帰り道の話を枕に「桑名舟」でした。
この噺は笑いどころが少なめ…キセルの雁首を落とした若い侍が島に上がった瞬間に、老侍が槍の石突(?)をとんと付いて舟を沖に出させるところで、それまでどうなることかと舟に乗り合わせた乗客と一緒に見守っていた私たちの緊張がふいっと緩みます。
染弥さんの「癪の合薬」はやはり米朝一門でよく聴いているのとは違っていて、ピクニックに出掛けるのは姉妹ではなくお店の奥様と女衆さんと丁稚さん。
やかん頭を借りるとか貸すとかいう状況に至る会話の内容が、これまで聴いた噺ではマンガチックに展開して行きますが、染弥さんは細やかに心理状態を埋めていく会話になっていたように思いました。
春雨さんは今日もご自身の血圧が尋常の値ではないという話題から入りはって、何がどうなんでしょう?今日も前半、睡魔と闘うことになってしまった私です<(_ _)>
「植木屋娘」はまん我さんもしはる噺やし、ところどころは楽しませて頂けたのですけど。。。
中入りを挟んで米平さんが登場しはると、やはりお馴染みの米朝一門って気がしました。
オーバーに言うと「お懐かしや、米平さん!」って感じ。
「天狗裁き」はいろんな方でよく聴く噺なんですけど、何度聴いてもそれなりに楽しいなぁって思います。
枝鶴さんは入門当時に新世界の辺りにあった劇場「新花月」の話題を長めの枕に、私の好きな噺「二番煎じ」…これが笑福亭の「二番煎じ」なのかなぁ?って感じでしょうか。。。
中心人物が懐から出した湯飲みしか器が無いという噺になっていましたが、鍋やら燗徳利も仕舞ってある番小屋に湯飲みくらいはあるんとちゃうの?って、ちょっと不自然さを感じてしまいました。
この湯飲みが1個のために中心人物の酔っ払いの意地汚さも出ていて、客席からは笑いが起こって居ましたが、全く飲めない所為で酔っ払いに優しい気持ちが抱きにくい私は些か不快でもあり、火の用心を唱えながらの夜回りシーンもなく、宗助さんの登場シーンも極めて少ない噺になっていました。
これを最初に聴いていたら、この噺は決して私の好きな噺にはならへんかったんでしょうね。

私は子供の頃から落語は好きで、生まれて初めて自分の意志で見た生の芸能も先代の春蝶さんと今は亡き志ん朝さんの落語会、その後も特に好きな落語家さんがいてはった訳ではないけど、何年かに一度は生の落語も聴く…という程度のこれまでの落語との付き合い方でした。
そんな感じでたまたま行った米團治さんの襲名披露の会で出会ってしまったまん我さん!
まん我さんと出会わなければ、今のように頻繁に落語会に出掛けることはありませんでした。
今日のように他の落語家さんも出演しはる落語会にも出掛けますが、どんなベテラン、どんな有名な落語家さんが出てはっても、私にとってのメインは常にまん我さんです。
でもそりゃあ、米團治さんの会でまん我さんを発見してしまったように、いつどこでこれ!と感じる落語家さんに出会ってしまわないとは限りません。
限りませんが、まん我さんを追っかけ続けたこの3年近い間には、ますますまん我さんこそが私にとって最高の落語家さんであると確認し続ける状況になってしまっています。
そしてこの3年近い間にまん我さんはますます輝きを増して来てはることも確信があります。

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