第3回 桂まん我ひとり会 於:兵庫県立文化体育館小ホール
桂佐ん吉 「始末の極意」
桂まん我 「平林」
桂まん我 「仔猫」
-中入り-
桂まん我 「寝床」
山陽電鉄「西代」の駅からすぐのこの会場、三ノ宮より向うにあるので大阪からはちょびっと遠いのですが、行けば大阪での常連さんともお会いします(^^)
ホールは収容人員と言い、椅子の傾斜と言い、落語会のためにあるかと思えるようなちょうどえ~感じ♪
座席に程よい傾斜があり、今日は後方席から埋まって行きました。
これはお客さんの年齢層にも拠るのかなぁ。
5月にここに来た時は若い人が前方席を埋めてはったような気がしました。
佐ん吉君は開場前に作っていた私たちの列の横を会釈をしながら通りはったので、常連さんが「楽しみにしてるで」と声を掛けてはりました (^^)
何事にもストレートな大阪のおばちゃんのエピソードを枕に「始末の極意」、かなりレベルの高い前座さんですよねぇ。
いつもしっかり笑わせて頂きます。
今日のまん我さんの噺にはどれにも定吉っとんが登場しましたが、まずは定吉っとん主役で「平林」♪
「た~いらばやしかひらりんか~♪いちはちじゅうのもっくもく♪ひとつとやっつでとっきっき~♪」と楽しげな定吉っとんにこちらも浮かれてしまいます。
「仔猫」のオチ、「猫被ってたんか」っていうのが余りにあっけなくて、いつも何だか気持ちにしっくり来なかったのに今日はすごくオチを受け入れ安い気持ちになれました。
なんでかなぁ???どこかにまん我さんマジックが効いてたのかなぁ。。。
ま、そんなことを解明するのは私の趣味ではなくて、私は落語をただ楽しむためだけに聴いているので、より楽しければそれに越したことはありません。
ここで一息中入りがあって、もう1席は楽しい「寝床」で後味爽やかな落語会を演出してくれはりました。
過日文我師匠の「寝床」を聴いて、まん我さん演じはる久七さんのあの心地よいテンポと間がまん我さん独自のものやということを知りましたが、今日はあの駄々っ子のような旦那さんをめちゃ可愛らしいと思っている自分に気付きました(^^ゞ
まん我さんの演じはる登場人物たちが、皆どこか愛すべき人たちやと感じられるのがとても素敵なんですよねぇ!
今日は薬瓶のキルクを耳栓にしたり、卵屋さんを解剖したら浄瑠璃の塊りが出て来たりせ~へんかったのですが、そういうバージョンを聴けたことがまた嬉しかったりするのでありまする~ ♥
今日は4席とも凄く楽しく会場に笑い声が多くて、満ち足りた気持ちで大阪に戻って参りました。
- at 19:04
- [あれこれ鑑賞・・・落語]
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