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今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第483回もとまち寄席 恋雅亭 @神戸元町 凮月堂ホール

11/10()18:30開演
<本日の演目>
181110-02
笑福亭松五「書割盗人」
まん我 「かぜうどん
笑福亭遊喬「試し酒」
枝女太 「たけとんぼ」
   
 -中入り-
   
勢朝  「永田町商店街懐メロ歌合戦」
きん枝 「まめだ」


まん我さんのお着物は墨色と鼠色の市松模様、お羽織は白鼠色。

佳代ちゃんと凮月堂の前で落ち合ったのは16:50頃でしたが、既に開場待ちの長い列が出来ています。
ここで並んでいると通りを行く人たちがその列や提灯の看板を矯めつ眇めつしたはります。
前回ここに並んだのは2月でとても寒かったけど、今夜はよい気候でホッ
開場して席に就くと周囲でお弁当を広げる方がおられ、ここは飲食OKなんですね!?
そんな感じで開演を待ちます。
松五さんは今夜が3度目か4度目やと思いますが、何年かに一度聴かせて頂くので成長して行ったはるのがよく見える気がします。(生意気でスンマセン!婆さんのこととて許して下され。)
泥棒の噺と言わはるのでまさかと思いましたが、本日2度目の「書割盗人」!
こんな偶然もあるんですね。
主人公が甚兵衛さんを家に呼ぶところから始まり、絵の具(墨をする動作をしたはったけど、水墨画なのかしらん)を用意したはるのは不自然なようにも思いましたが、噺の運びは昼間の阿久太さんと似ていたのでこれはまた「だくだく」なのかなと思いつつ聴いていました。
するとサゲが『だくだく』でもなく、まん我さんの『死んだつもりぃ』でもなくて、この噺もいろいろやり方があるんですね。
先の松五さんがステージに登場するところで少々足を滑らせはったのですが、まん我さんもちょっと足元がオットットなシーンがあり、お膝のこともあるのでヒヤリ。
池田からの移動中、十三の駅で少し前方を歩いたはって、階段でキャリーバッグを持ち運んだはるのも大丈夫なのかなと気掛かりでしたが、手術前の現時点ではさほどおみ足に不安はない状態なんでしょうか。ね。
ここでも物売りの声からの「かぜうどん」でしたが、昼間と違ぉて枕も本題も短縮バージョンです。
あの氷屋さんの最後の『い~』は過日の昼席では余韻ぽく弱い目に発音してはって、今日は昼間も今回も割合強めにはっきり発音したはりましたが、弱めの方が色っぽい気がするなぁ。
風邪の人のおうどん召し上がりシーンで何度か拍手が起こりました。
そやねんなぁ、この人の飲食シーンはホンマに美味しそうで、おうどんも見えるし、湯気も見えるし、麺や蒲鉾の食感も、おだしの味わいすら感じてしまいます。
遊喬さんもこれが3度目くらいと思います。
「試し酒」もそないに聴く噺やないのに、過日の吉弥さんからさほど間が空いていません。
あのお酒を飲む人の名前が演者さんによって違うようです。
最初の1杯目をゆっくり時間を掛けて飲まはって、先のうどんで拍手が来たから対抗したと笑わせたはりました
2杯目、3杯目といろいろしゃべりながら飲み進みはりますが、これが楽しいですよね。
遊喬さんのはその内容が豊富な感じでとても楽しく、私の中ではこの1席で好感度がぐんと上がりました。
中トリは枝女太さんで「たけとんぼ」でした。
この噺は今夏の昼席で一度聴かせて頂いています。
聴きながら私の頭の中に山田太一さんの「異人たちとの夏」の世界がふっとよみがえっています。
死後の世界を信じているかというとそうでもないのですが、この噺には何か惹かれる雰囲気があるんですねぇ。
中入りの後に登場の勢朝さん。
この方は米朝一門の噺家さんなのに私は遭遇率が低いです。
たぶん今夜が3度目くらいですが、これまで毎回枕で歌いまくりはる人という印象でした。
枕には今日は3本のお仕事を掛け持ちしたはることと(“売れっ子”!)、2週間に一度髪をカットしはること。
これまでは枕で大いに歌ったはりましたが、今夜の「永田町商店街懐メロ歌合戦」は噺全体が話ではなく歌。
永田町の政治家さんたちがいろいろな替え歌を歌いまくるという構成で、勢朝さんは張りのあるお声で次々と歌っていかれ、会場は曲目に合わせて手拍子もありにぎやかな高座でした。
きん枝さんは生で聴かせて頂くのは2度目くらいやと思います。
「まめだ」はさほど笑うシーンのない噺なので、帰り道に佳代ちゃん曰く『先の噺で湧いた状態の会場を纏めるのが難しいやろなぁ』という状況です。
ま、そこはベテランの味で淡々と「まめだ」を語ったはりました。
この方はお若い頃からよくTVに出られていましたので、その口調は聴き慣れている訳ですが、落語のテンポというか語り口調もそのままなんやな、と思いました。

恋雅亭は歴史のある会で、会場も素敵やし、いつ伺っても満席の客席が素晴らしいですね。

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