枝さんの朝から落語会 @天満天神繁昌亭
<本日の演目>
桂枝之進 「動物園」
桂枝三郎 「松竹梅」
桂まん我 「かぜうどん」
桂枝三郎 「上燗屋」
まん我さんはグレーの地に赤や青の細い縞柄のお着物に明るい藤紫のお羽織。
繁昌亭まで自転車でひとっ走り
あの辺りまでは何度か行っていますがどれくらいかかるか時間を計ったことがなかったので、余裕をみて出掛けたら、ちょっと早めに着いてしまいました。
繁昌亭で朝席を聴くのはこれが2度目です。
前回は何年か前の桜の季節の三弥さんの会でした。
■開口一番の枝之進さんは初めて聴かせて頂きます。
米朝一門以外の「動物園」はほぼ聴く機会がないので、なんとはなしに段取りがちゃいますねんね。
虎の皮を着るシーンも園長の言葉で表現しはるし、ひょっとすると持ち時間の関係なのかも知れませんが、何かとサラッとした感じでした。
■枝三郎さんは動楽亭で聴かせて頂いたことがあります。
アホが一人、二人、三人という枕から、大黒屋さんの婚礼に松つぁん、竹やん、梅やんが招かれる噺。
この「松竹梅」というのは余り聴いたことがない噺やと思ったんですが、松つぁんのセリフは記憶にあります。
調べると一度眞さんで聴かせて頂いたことがありました。
■まん我さんは篠山道中の枕を振りはったので、旅の絡む噺かと想像してしまいましたが、少し季節を先取りして「かぜうどん」が掛かりました。
後で枝三郎さんはサゲのセリフまでにあないに間を取らずともよいように言うたはりましたが、風邪引きの人がおうどんを召し上がるシーンはもっとたっぷりゆっくり見せて頂きたい程でした。
そやかてまん我さんてばホンマに美味しそうで、また途中でうどん屋に向かってニコッとしてみせはるところがとってもチャーミングです
寒ぅい季節感がすごく出ていました。
■枝三郎さんはまん我さんの噺から枝雀師匠を思い出すと言うたはりました。
時事的な話題をいろいろ盛り込みはっての「上燗屋」です。
お燗が熱すぎると言うてはお酒を埋めさせ、ぬるくなりすぎたと言うては温めなおさせることを繰り返しはるパターンでした。
まん我さんの「上燗屋」とは時代設定が違うらしく、お酒の値段は300円やそうです。
以前動楽亭でも感じましたが、枝三郎さんは時事的な話題に触れはるのがお好きなようにお見受けします。
この朝席は終演が11:30と決まっているようです。
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