今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

らくご博物館[夏] ~夏休み企画・親子で楽しむ落語会~ Vol.46@京都国立博物館 平成知新館 講堂

8/4(金)14:00開演
<本日の演目>

小鯛&桂歌之助&桂二乗&浅野美希 らくご&なりものの解説
二乗  「四人ぐせ」
米紫  「転失気」

 -中入り-
        
まん我 「皿屋敷
南天  「動物園」
 三味線 浅野美希
                       170804-03

まん我さんのお着物は白地に淡い色の細かい縞の縮、お羽織は天鵞絨色の紗(紗なのにびろうど色とはこれいかに!?)。

京都で14時開演の公演は午後半休では間に合いづらく、全日有休頂きました
国立博物館ってスンゴク久しぶりで来ましたが、大昔とは景色が変わっているみたいです。
明治古都館の重厚なたたずまいは変わりませんが、今回の会場は初めて見る平成知新館でした。
入館したばかりの場所に撮影可能なエリアがあり、“伝”狩野宗秀の筆になる「韃靼人狩猟・打球図屏風」の複製画が展示されていました。(この右側に水墨画風の屏風もありました。)

170804-01 170804-02
打球というのはいわゆるポロに興じたはるところやそうでございます。

ちょっと奥様!国立博物館は7/1~9/2の間の金・土曜日は21時閉館やそうでございますわよ!
大阪市の美術館にも見習って頂きたいものでございますわねっ


さて今日のメンバー、めっちゃええと思わはりません
夏休み中の“親子で楽しむ”とは言え、平日の昼間やなかったらきっともっと入ったのに…と、もったいない気がしました。
歌之助さんが洋服姿で登場しはったのでちょっと驚きました。
私が見たことのあるおやこ寄席などでは解説の噺家さんもみなお着物ですから。
小鯛さんはお着物とお羽織をお召しでした。
歌之助さんが衣装の事や一人が数人を演じるらくごについて解説され、小鯛さんが演じて行かはります。
冒頭に『寿限無が言える人?』と問いかけはって、会場で『寿限無』の大合唱になりました。
“にほんごであそぼ”恐るべし
歌之助さんの解説はさわやかでわかりやすく、ところどころで会場の子供たちに質問を投げかけはるんですが、私の前の席にいたはった小学生がめっちゃ落語に詳しくて、ひょっとすると将来は高座で拝見することになるんやないかと思ったほどでした
なりもの解説では二乗さんやお三味線の浅野美希さんも登場されて、一番太鼓や二番太鼓、ハネ太鼓、また出囃子は「石段」、米朝師匠や会場のリクエストに応えて、枝雀師匠、林家三平さんのものが演奏されました。
幽霊が登場するシーンの太鼓を会場の子供たちが打つシーンもあって、これまた私の前の少年がめっちゃ上手くて驚いてしまいました。
落語は二乗さんからで、「四人ぐせ」を聴かせて頂くのも初めてやと思います。
4人の登場人物の癖が仕草で表現される度に笑いが起こります
久しぶりに聴く二乗さんの少し高めの張りのあるお声が気持ちええな、と思いました
続いて米紫さんがにこやかに登場。
学校寄席にいらした話題などを枕に「転失気」でした。
会場に『転失気って何のことかわかる人?』と問いかけはったら、子供たちの中にはちゃ~んと知っている子がいます。
なぜかちょっとウトウトしてしまいましたが、リズムのよさ故と平にご容赦
中入りを挟んでまん我さん登場。
先になりもの解説で『ひゅーどろどろ』のシーンだけ小鯛さんが演じはった「皿屋敷」を子供向けバージョンで全編。
怖ーいお菊さんの幽霊 がおきゃんな雰囲気に変わって行くのも楽しく、観光客が押し寄せる井戸の周辺の景色が眼前に展開していきます。
この噺はこれで充分楽しく、子供たちにもよぉ受けたはりましたが、私的には何故9枚目のお皿に怨念がこもっているかの説明が少しだけでもあったらええのにな、って思いました。
高座への階段を駆け上がるように登場しはった南天さん、過日金比羅さんで拝見したばかりなのですが、今日はなぜか痩せはったなぁ、という印象です。
もう少しふっくらしたはった方が好みかな (私に好まれてもしゃーないとは思いますが)
いつもの頼んない人が『こんちわぁ』と入ってくるところから始まって、一瞬考えて、そりゃ「動物園」やわな、と思い至りました。
まだ極めてスタンダードな「動物園」を演じたはった南天さんしか知りませんでしたが、虎の皮を着た主人公が『パンくれ~』と言うところで、まず虎らしい唸り声と仕草で表現を試みるシーンを初めて拝見しました。
これはこの方が真実味がある気がしました。
それに唸り声と仕草で表現しようとするところはかなり楽しい
今日は高座から降りる際も駆け下りて行かはった南天さんでした
同じ阪急電車で帰るさきさんと私は終演後四条通までぷらぷら歩き、久しぶりでゆっくり落友トークに興じた後、電車に乗りました。
今年度から京都勤務にならはって、高津通いはままならぬご様子ではありましたが、明日から怒涛の「高津おもいっきり落語研究会」に突入のさきさんとは(明日は名古屋遠征やそうですが)来月の大阪クラシックでの再会となりそうです。

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