今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

まん我三昧3days(楽日) @船場サザンシアター

7/14(金)19:00開演
<本日の演目>

二葉  「池田の猪買い」
まん我 「短命
まん我 「どうらんの幸助
   
 -中入り-
   
まん我 「替り目

まん我さんのお着物は黒地に白の格子柄、お羽織は薄墨色。
中入り後は辛子色の地に黒で絣がぱらっと飛んでいるお着物に山葵色のお羽織。

3日連続でまん我さんを3席たっぷり聴けて、しかも魅力的な女流落語家さんの1席もご本人の会でしか聴くことの出来なさそうなたっぷりという楽しい夜がもう最終日になってしまいました
楽しい時間は早く過ぎますね。
楽日は桜の花びらの散る絽のお着物をお召しの二葉さんによる真冬の噺「池田の猪買い」から始まりました
二葉さんのアホはホンマにかいらしいねぇ
あのちょっと高めにひゅっと抜けたお声と二葉さん独特の間と、それでいて噺は米二師匠譲りの本格派というバランスが絶妙です。
今夜の猪買いも笑いどころがちりばめられた素敵な1席でした。
今夜もまん我さんは3つの落語会での主催者さんのお話から。
同じ噺でも落語家さんによって見える映像や雰囲気が違う、加えて観客の人生経験や環境、知識、好みなどなどの数だけそれぞれに違う世界が見えている、それが落語のよいところやと…そういった主旨を話しはったというとある会社の偉いさん。
あー、あの方ですね、と勝手に想像します。
映像の中でもその一端を語ったはりましたよね。
そして受けたいために観客に同じ世界を見せたいと思ってしまいはる演者さんの気持ち。
まん我さんはシンプルに本来のその噺の世界をより深く、且つ新鮮に私達に提供するべく工夫を凝らしたはる落語家さんやと常々思っているのですが、それでもそんな言葉に感じはることがいろいろありはったご様子です。
落語の最大の楽しみはそのそれぞれの頭に描かれるそれぞれの世界ではありましょうけれど、もっと即物的な笑いを求めたはるお客さんてのもいたはると思うし、演者さんのタイプも目指したはるものもそれぞれ違う気がします。
ただ私は落語ファンの1人として、まん我さんやその主催者さんのお話に深く共感を覚えます。
さて本日のまん我さんの1席目は「短命」。
甚兵衛はんと主人公の会話だけで、噺のほとんどが占められています。
てか、こんなんは多いですよね。
そこに小ネタがいっぱい詰まっていて、クスクス笑いがずっと続くんやけど、私的にはおかみさんが茶碗をいきなりお櫃に突っ込むシーンを心待ちしてしまいます
えーわー!
あのおかみさんのサバサバ加減が大好きです
ひっさしぶりの「どうらんの幸助」が2席目でした。
凸凹コンビの喧嘩を仲裁したあと、幸助さんは『近頃は犬やら猫ばっかりやったさかいな』て言うたはったので、『ワンワンワンワン』ばかりやなくて『ニャンニャンニャンニャン』もあったんか、と思って楽しくなります
稽古屋の野次馬さんたちは幸助さんを知らない人ばっかりやったんでしょうかね。
この野次馬さんたちも京都で出会う人たちもみんな、この一連の出来事を洒落と受け止めたはりますけど、幸助さんの辞書には『洒落』なんちゅう言葉はあらへんのでしょうねぇ。。。
今回の3days、最後の演目は俥屋さんもうどん屋さんも出てくる「替り目」のフルバージョンです。
この噺をしたはるまん我さんがすごく好きです。
きっとお酒への愛に溢れたはるんでしょうね。
酔っ払ったはる様子がリアルな上に可愛らしい
特に表面張力を喜んだはる様子が無邪気で可愛いんです。
落語に登場するおかみさんが大概はボロクソに言いながら、旦那さんに惚れたはるのが感じられるのもいいんですよね
今日も心にぽっと温かいものが残ったのを大事に抱えて帰りました。
やっぱり聴けば聴くほど、まん我さんて素晴らしい落語家さんやと思います。
集中して聴けた3日間幸せでした。
本当にありがとうございました。

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