今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

まん我三昧3days(中日) @船場サザンシアター

7/13(木)19:00開演
<本日の演目>

露の  「次の御用日」
まん我 「ちりとてちん
まん我 「油屋与兵衛
   
 -中入り-
   
まん我 「高津の富

まん我さんは紅藤色のお着物に黒紋付のお羽織。
中入り後は褐返色の地模様のある夏着物に薄墨色のお羽織。

船場サザンシアターに着いたら、入口付近にさんがいたはりました。
連日船場サザンシアターに通う幸せ~
ということで、今夜はさんの「次の御用日」から。
枕では文我師匠のお仕事で車での移動中に文我師匠がまん我さんに是非襲名してほしい名前があるという話題。
それがなんと“初代ごりらやまんきつ”ていうんです
どんな字書くんやろ!?
宗助さんやないけど『その扱いをやめなはれ~』て感じですよね
「次の御用日」は真夏の噺なんですね。
以前他の方で聴いた折、道に陽炎が立ち上るような風景を思い描いた記憶がありますが、さんはそないに季節の雰囲気は強調しはらへんかった気がします。
例の”あ"”という奇声が繰り返される頻度が上がって行くにつれただもう単純に面白かったのですが、同時にだんだんさんのお喉が心配になってしまいますね。
さんはお正月の名古屋以来でした。
あの日は登場人物によって声色を使い過ぎたはる気がしてとても気になっていたのですが、今夜はそういうことは全くなかったように思います。
今夜もまん我さんは昨夜も話したはったどこぞの落語会での主催者の方のご挨拶のことを話さはりました。
今夜も深く頷いてしまったことでした。
そして始まったのは「ちりとてちん」。
まん我さんの「ちりとてちん」ってめっちゃ面白くて絶品なんですが、今夜はまた箱に入ったそれが季節の所為かいよいよ強く匂って、目に沁みる沁みる…
私たちの席にまで匂って来る気がするほどでした。
登場人物3人の個性もそれぞれに際立っているばかりか、台所で笑いさざめいているセリフの無い女性陣の様子まで見えてくる気がするのでした。
今夜は2席目に演目の出ていた「油屋与兵衛」が掛りました。
伯父さんの油屋に奉公する真面目な次男坊の与兵衛さんは吾妻太夫さんに一目ぼれして恋煩い…ってか、落語には一目惚れで恋煩いというパターンが思いの外よく登場しますね。
昔の人は皆純情やった?
いやまぁ、情報過多の現代よりは純情ではあったかもしれませんけど、一目惚れで恋煩いというのは案外皆さんの憧れの出来ごとなのでしょうか。
そんな恋に落ちてみたい、な~んてね。
与兵衛さんの『おぅおぅ』という相槌がもっと鷹揚な感じに可愛らしかったんやなかったっけ?と思ったのですが、今夜はオットセイの鳴き声みたいな『おうっおうっ』って感じになっていて、これはこれで面白かったです
病人というか弱っている人というのはどういう訳か少し色っぽくなるものですよね。
痛手を負った鞍馬天狗が蔵から出てきたシーンの萬斎さんがすさまじいほどの色気を放ったはったのが凄く印象に残っているのですが、まん我さんの演じはる恋煩いの若旦那や与兵衛さんもそういう色気をにじませたはるのがまた何ともはんなりと素敵なので、まん我さんのこの手の噺は好物でございます。
それに割合単純にハッピーエンドなところも落語の恋物語の好ましい点やと思っています。
中入り後は見台と膝隠しが出てきたので何かな~?と思っていたら「高津の冨」が掛りました。
袂に残った一分金一枚が最後の財産やったという主人公ですが、意外にも強い運を持ったはったんですね。
偶然にも開場前のお仲間との話題に籤運のことが上っていたので、一文無しになるまではその運の強さは発揮されたはらへんかも知れへんけど、いや、人生でそこまでたどり着くというのがやっぱり強運を持ったはるということにも思えます。
高津さんの境内で一喜一憂する人たちを生き生きと描き出して行かはるまん我さんが、今日は乗って話したはる気がして気持ちよく眺めていました
楽しみにしていた3days、早や中日が終わってしまいました。
まん我さんのファンでよかった、とシミジミ思いつつの帰り道でした。
明日も楽しみ!さて明日は楽日、何が出るかな。

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