今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席 3月席(第5日)

3/5(日)14:00開演
<本日の演目>

弥太郎 「転失気」
二乗  「普請ほめ」
まん我 「上燗屋
南天  「幸助餅」
   
 -中入-
   
米紫  「兵庫船」
千朝  「鴻池の犬」

まん我さんは洗い朱のお着物に小豆色のお羽織。

今日のメンバーってかなりよいと思うけど、日曜日でこのメンバーの割には少々空席ありって感じでした。
なかなか難しいもんですね。
ほのぼの笑顔が可愛らしい弥太郎さんは「転失気」。
この噺、ちょっと久しぶりで聴きましたけど、みそ汁に入れて食べてしもた、美味しかったというのが妙に可笑しかったわ
罪の無い知ったかぶりの噺ですね。
二乗さんは先月まで久しくお会いしなかったのに、今月もまた昼席で拝見します。
続く時は続くもんです。
本日はお羽織もお召しにならず「普請ほめ」を聴かせてくれはりました。
二乗さんてすごく几帳面そうで、アホがあんまりアホそうに見えへん気がします。
まん我さんは酔っ払いの枕を振って「上燗屋」へ。
ヌル燗の後に出て来る熱過ぎる燗酒を何度も口に運びはるのが、そないに熱かったら飲まんかったらええのに…と思えてしまうんですが、これは私が猫舌やからでしょうか
猫舌やない人達ってちょうどよい温度やなくても飲めはるんですねぇ。
って、妙なことを感心してしまいます。
酔っ払いの仕草に両手の人差し指をツンツンとしはるのが妙に可笑しくて、凄く笑えてしまいました
「替り目」のそれとはまた違うけれど、この酔っ払いさんも何だか可愛いです
一際大きな拍手に迎えられて南天さん登場。
じっくり聴かせる「幸助餅」でした。
南天さんは痩せたはるけど、たくましい大関雷関の姿は目に浮かびます。
これは所謂人情噺ってヤツですよねぇ。
昨日まん我さんの「しじみ売り」を聴いた後で思ったことですが、笑える噺も爆笑出来るのが幸せな人もあり、ほのぼの出来るのが幸せな人もあり、要するに笑いが大きいほどよいとは限らないように、人情噺もその目に浮かぶ情景に当たる照明の量、湿り気具合、噺の重さの好みが人に拠ってそれぞれで、それが演者さんのカラーによって決まるのでしょうね。
南天さんはその持ち前の軽妙さが魅力の落語家さんやという印象はどうしても私は拭えませんが、湿り気は少なめで、光はしっかり感じられて、私には好ましいタイプの人情噺ではあると思います。
中入りの後は米紫さん。
以前の”都んぼ”というお名前をイヤやったと言うたはりましたが、私は米紫さんというお名前より“都んぼ”ちゃんの方が彼の魅力にピッタリ寄り添っている気がするんです。
米紫を襲名して7年やと話したはりましたので、私が落語会に通い出して間もなくお名前が変わらはったことになります。
なのに何故か“都んぼ”ちゃんのイメージが強いのはどうした訳でしょうね
ついでに言わせて頂けば、まん我さんのお名前をけなすのは止めて欲しいわ。(わかってますよ、親しみを込めて言うたはることは)
「兵庫船」の凸凹コンビもさることながら、絹糸、木綿糸の女の人もあの米紫さん独特のキャラクターで、米紫さんの登場人物はみんな米紫さんのお顔をしているというのではありませんが、米紫カンパニー独自の俳優さんが居たはる感じがします。
本日のトリは千朝さん。
「鴻池の犬」は最近聞く機会が多い気がします。
“ラッシー”とか“リンチンチン(リンティンティン?)”とかいう名前を出して、『中途半端に古い』と言うたはりましたが、これはしっかり古いですよね。
帰り道、お仲間はみんなラッシーは知っているけど、リンチンチンは知らんと言うたはりました。
え!?私はもちろんよーく知っていますよ。
ラッシーはコリーでリンチンチンはシェパード、私が幼い頃のTVはアメリカから来たドラマやアニメがたくさんありました。
それから最近のアイドルの名前を挙げたり、昔のアイドルの歌を口ずさんだりしはるのも千朝さん独特の世界です。
本格派のベテランのカラーでもありはるだけに、そういうご発言とのギャップがまた楽しいです
ちょびっと睡魔と戦ってましたが、楽しく聴かせて頂きました。

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