今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

上方落語短期集中高座 その6(第4部) @ツギハギ荘

~天神橋で、落語11席と+α~
第4部 厳冬の一夜、厳冬の落語を演じる会
2/19(日)19:00開演
<本日の演目>

露の   「初天神」 
雀五郎  「厄払い」 
まん我  「二番煎じ」 
宗助   「除夜の雪」
   
 -中入り-
   
笑福亭生喬 「按摩炬燵」 
三象   「三象踊り(厳冬)」 
文我   「怪談 お紺殺し」

まん我さんのお着物は深い赤紫、お羽織は銀鼠色。

第3部と第4部の間は時間が短く、でも何かお腹に入れなくちゃ!とお仲間とコンビニに急ぎました。
ここで猿廻しが見られるほどの余裕があるとよかった気がします。
さて、第4部はさんの「初天神」から。
いつも米朝一門で聴くものと小さな点でいろいろ違うのは彼女自身の工夫なんでしょうか?それとも露の一門の型なんでしょうか?
以前からさんは独自の工夫を加えはるタイプと認識しているので、今回もそうなのかな、と思いつつ聴かせて頂きました。
雀五郎さんは「厄払い」。
誰もがそのセリフを聞き覚えて知っているほど、どこのお家でも厄払いをして貰わはったってことですよね。
これって大阪だけの風習なんでしょうか
私は田舎者で大概古いことを体験して来ていると思いますけど、これは知らんなぁ。。。
雀五郎さんの主人公はちょっと可愛げがあっていいですね
まん我さんは「二番煎じ」。
この冬はこの噺をずいぶん聴きますが、何べん聴いても毎回楽しいのが嬉しいですね
浄瑠璃風火の用心は毎回可笑しいし、江戸風火の用心も毎回カッチョエエし、徳利に入った煎じ薬も猪肉の煮たのもめっちゃ美味しそうです。
それにあの煎じ薬を試してみはるお役人もなかなかチャーミング
さんざんまん我さんから『宗助はん』『宗助はん』と呼ばれたので、宗助さんはまん我さんとすれ違いざまちょっと苦情を呈したはりました。
すると会場を去り際に『ええぞ!宗助はん』とまん我さん
『楽屋で待っとけ』と言われたはりましたけど、終演後はお二人ともニコニコしたはりました。
「除夜の雪」は米二さんで何度か聴いているのですが、宗助さんでは初めてです。
やはり演者さんによって小坊主さんたちの雰囲気もちょっと違います。
この冬の噺には幽霊が出て来る訳ですが、怖いとは感じへんのですよね。
なんか頭の中がシュワッとするだけ。
そこがこの噺を何だか好きに思える要因やと思っています。
生喬さんの「按摩炬燵」は松喬師匠の思い出と共に語り出されました。
ちょっと独特の世界やなぁ。
でもまぁ、こんな噺もあるのね、っていう感じです。
今年はお正月に名古屋で三象さんの踊りを2日続けて拝見したこともあって、“お馴染みの”って気分ですが、今日は頭にリボンはなく、お着物も女性風ではなくて、高座に座って少しお話をなさってからの「細雪」でした。
ファンデーションは塗ったはりますけど、口紅はなし、音楽は五木ひろしさんならぬ美空ひばりさんの「細雪」でした。
コブシの回った歌唱が苦手で演歌が苦手な私は子供の頃から美空ひばりさんは苦手な歌手でしたが、久しぶりに聴くと懐かしく思えました。
アテ振りな感じがちょっと楽しい三象踊りです。
プログラムには「三象踊り(厳冬)」とあり、ということは(春)、(夏)、(秋)と続くらしいですよ
本日連続4公演の終わりは文我師匠で「怪談 お紺殺し」。
これも落語なの と訝るほど、ほぼ師匠はストーリーテラーと化してはりました。
お紺さんよりも最初に殺されたお嬢さんの方が気の毒な気もしましたが、ま、全体に凄惨な噺です。
ほとんど地の文やし、凄惨な展開でありながら、聴衆を引きつけ続けたはるのは、文我師匠の話術のなせる技なんでしょうけど、願わくばもっと楽しい噺が聴きたいです。

終演後はいつものメンバーで文三さんがおススメやという安くて美味しいお寿司屋さんで夕ご飯を食べました。
メンバー4人のうちお酒を飲まはるお二人は「二番煎じ」を聴いたら熱燗を飲まねばならぬとか…
丸1日の落語三昧で幸せな日曜日を過ごさせて頂きました
頂いたチラシや文我師匠のHPによるとしばらくまん我さんの集中高座登場はなさそうですが、またのご出演を楽しみにしておきましょう。

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