今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第462回 もとまち寄席 恋雅亭 @神戸元町凮月堂ホール

2/10(金)18:30開演
<本日の演目>

林家市楼  「ちりちり」
まん我  「お玉牛
林家花丸  「けんか長屋」
露の新治  「井戸の茶碗」
   
 -中入-
   
笑福亭恭瓶 「何考えとんねん」(桂三枝・作)
月亭八方  「猫の忠信」
                          170210-01

まん我さんのお召し物は深い紫の対。

本日は午後半休して神戸元町で幼馴染のかよちゃんと待ち合わせ。
ふたりで落語会前の腹ごしらえをしながらのおしゃべりも楽しく、早めのつもりで凮月堂に行ってみたら、既にお店の外にまで列が伸びていました。
列に並んでいて聞こえて来る会話によると、この時間でこれなら列は短い方なんやそうです。
道行く人達が皆この提灯のお名前を見て通って行かはります。

170210-02

赤い提灯って人目を引きますね。
市楼さんを聴かせて頂くのはずいぶん久しぶりです。
「ちりちり」は新作落語ですが平安時代の物語なので“純然たる古典落語”やと言うたはりました
嘘発見器的茶釜のお話。
ハメモノの鉦の音が絶妙で、とても楽しく聴かせて頂きました。
ここではまん我さんは何かな~と楽しみにしていたら、紫の対のお着物で登場
案の定三代目にお稽古を付けて貰わはった話題から、格調高き!?夜這いの噺「お玉牛」へ。
冒頭の名前の羅列から楽しい村の若い衆たちの会話が始まります。
まん我さんのデレデレシーンはこちらがちょっと気恥ずかしくなるくらいデレデレしはるのが魅力的なんです。
で、それをピシッと断ち切る言葉が入って綺麗に空気が変わります。
この頃暗闇で牛に触れた瞬間の『モヘモヘ』がないのがちょっと寂しいけど(私はどうやらこういう擬態語が好きらしい)、暗闇で手探りする様子がつぶさに感じられます。
尻尾でぴしっのシーンの扇子の使い方がいつもと違って見えましたが…???
そう言えばどこかでまん我さんのそれを『下手』やと書いたぁるのを見た覚えがありますが、初めてこのシーンを見た時から『下手』やったことなんて全くありませんけどねぇ。。。
ま、そんなことはあっちへ置いといて、今夜も最後ににっこり笑顔でお辞儀をしはったのが気持ちよかった「お玉牛」でした
花丸さんもちょっとお久しぶりですが、なんと一昨日生喬さんで初めて聴いた噺「けんか長屋」を今夜は花丸さんで聴かせて頂きました。
お二人の個性が全く違うが如く、この噺の演出も全く違っていて、サゲも違っていたようでした。
やっぱり落語は面白いですねぇ。
同じ展開の古典落語が演者さんによって全く味わいの違う噺になる、楽しさの色合いが違って感じられる、同じ名前の人達が違う顔と違う声でしゃべったはる…違う会場と違う演出家と違う舞台装置と違う俳優を揃えて同じ作品を上演しはった演劇を見比べたような気分です。
それがたったおひとりの演者さんが座布団の上で手ぬぐいと扇子だけを持って賄われていることの凄さ…ホンマに落語を聴くのは楽しゅうてたまりませんわ
新治さんは一度だけ動楽亭昼席で聴かせて頂いたことがあったようです。
お顔を見たことがあるような、チラシやどこぞの画像で見たのを錯覚しているような…と思いましたが、調べたら2012年9月に聴かせて頂いていました。
枕に『座高』の話をしはったのですが、私の席が少し前方の見通しが悪かったことから開演前にかよちゃんと話題にしていた『座高』の話題そのままやったので、ちょっとビックリでした。
「井戸の茶碗」はまん我さんで繰り返し聴いている噺ですが、まん我さんのそれには無い会話シーンがいろいろありました。
噺の展開は変わりませんが、くすぐりも多目です。
やはり登場人物達のお顔が違って見えますね。
もちろん私はまん我カンパニーの舞台に通うと思いますけど(何しろ高木さん役の俳優さんのファンやから )、新治カンパニーの舞台はベテラン俳優陣を揃えたはるような気もします。
中入りの後は恭瓶さん。
この方もチラシで見ただけなのか、どこぞで一度聴かせて頂いたか怪しかったのですが、こちらはこの日が初めてのようです。
イメージしていたお顔やお声と現実のそれとの間に少しズレがありました。
「何考えとんねん」って関西では日常会話にしばしば聞く(言う)セリフで、むちゃくちゃ耳馴染むタイトルですね。
耳馴染みすぎて何やったかいな?と思ってしまいそうな気もします。
ご自身の娘さんや息子さんのことを話したはるような自然さがいいですね。
心配する側が逆転するという面白い噺でした。
この日のトリは八方さん。
落語はこれまでに一度聴かせて頂いたことがあっただけですが、やはりお若い頃からTVやラジオで活躍したはる方はフリートークでお客さんを掴みはるのがお上手ですよねぇ。
そこにベテランの味わいも加わって、「猫の忠信」楽しく聴かせて頂きました。
かよちゃんとは西代のまん我さんの会や文之助さんの独演会や考古博物館の落語に同行しましたが、こんな風にいろんな落語家さんを1席ずつ聴く会は初めてで、『こういうのもええなぁ』というご感想でした。
この夜はそれぞれに個性の際立つ演者さんが揃ったはってとても楽しい会でした。
たまたま前に背の高い方がおられたので、ちょっと思ったことは、こういう傾斜の無い会場ではもう少し高座を高めに作ってくれはると、客の“座高”に関係なく落語が楽しめてよいのにな、ということでした。
やはり落語は演者さんの表情も見えないと充分には楽しめませんものね。
パンフレットに『おはやし 扇輪会』と印刷されていたので、独自のお囃子メンバーがいたはるのかと思いましたが、聴いていると笛の音がめっちゃ聴き慣れた音色でした。
帰宅後、FBに詳しく「糸 /はやしや律子 鳴り物/ 紋四郎 笛/ まん我 楽屋番/ 新幸」と掲載してくれたはる記事を見つけ、まん我さんの音色が聴き分けられたのが何だか嬉しい私でした

*Comment

こんばんは。

久しぶりのまん我さんで楽しい会を過ごせました。
扇子で頭を小突かれて痛くないのか心配してしまいます(^-^)
そうそう、お囃子は特別なグループでは無いんですよね。
毎回、いろんな若手の方の鳴り物です。
三味線は入谷和女さんか勝正子さんがほとんどで、
はやしや律子さんのご担当は珍しいです。
  • posted by かずしげ
  • URL
  • 2017.02/11 19:05分
  • [Edit]

かずしげさんへ

コメントありがとうございます!
鳴り物は固定メンバーという意味ではなかったのですね。
なるほど~!
律子さんはめいぷるごにんばやしの会の三味線ご担当で、比較的よく聴いているはずなんですが、まだ音色やお声を聴き分けられるほどわかってない私ですv-356
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2017.02/11 19:32分
  • [Edit]

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