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今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂米朝一門による尼崎落語勉強会特別公演@あましんアルカイックホール・オクト

尼崎市市制100周年記念事業
12/21(水)18:15開演
<本日の演目>

團治郎 「狸の賽」
吉弥  「ちりとてちん」
宗助  「稲荷俥」
ねこまんま(南天×雀喜) 漫才「かぜの予防法」
米二  「除夜の雪」
 -中入-
すずめ 「高倉狐」
米團治 「掛取り」
ざこば 「笠碁」
大喜利  司会:米紫紅雀、歌之助、ひろば、吉の丞、鯛蔵/お楽しみ抽選会

尼崎総合文化センターは落語勉強会もあるし古澤さんも出はるので会員になっているのですが、何と今夜の会は出演者のほとんどが未定のままで会員先行発売がありました。
ひょっとするとセンターや事務所の方はその時点で出ていたベテラン勢のお名前だけで充分やと思いはったかもわかりませんが、少なくとも私の周囲の落語ファンは肝心の若手のお名前を知りたいと言い合っておりました。
前回オクトで開催された記念の会の折は発売30分以内に電話が繋がってもかなり後方席しか取れなかった記憶があり、万一まん我さんが出はるなら、会員の特権を生かさない手はないし、ご出演がなければ誰かに譲ればよいと考えて取り敢えずチケットを押さえました。
ところが蓋を開けたらまん我さんのご出演がないばかりか、友人達のご贔屓の落語家さんたちもせいぜい漫才や大喜利で落語の出番がなく、結局南天ファンのさきさんに付き合ってもらって自分で出掛けることになりました
後の大喜利用と思われる幅の広~い高座に團治郎さん登場です。
私が團治郎さんを一門会のTOPで聴く時は「狸の賽」率が高い気がします。
当初ちょっとざわついているかに感じられた会場でしたが、噺の後半はしっかり楽しいタヌサイでした
吉弥さんは朝ドラの話題を枕に「ちりとてちん」。
腐った豆腐を掻き混ぜてワサビや梅干しを入れるシーンが無く、カビた豆腐をそのまま箱に入れてしまいはったので何だか気になりました。
枕ではやはり朝ドラの主題歌などを気持ちよさそうに歌わはって、客席からは拍手が起こっていました。
一昨日上新庄でお目に掛かったばかりの宗助さんは「稲荷俥」。
狸の後にお狐さんです
私にとっては宗助さんの噺の中でもかなり好きな演目です。
『けんぞくさん』という言葉が頻繁に出て来て、文脈の意味から内容を想像して聴いているのですが、検索すると『眷属(けんぞく)とは、眷愛隷属(けんあいれいぞく)・眷顧隷属(けんこれいぞく)の略。主に以下のものを指す。 親族・同族。 従者・配下・家子・所従などの隷属身分の者。 眷属神(けんぞくしん)。 眷属神[編集]. 眷属神としての「眷属」は、本来、神の使者をいう。』とのこと。
それでお稲荷さんに対する狐さんってことですね。
南天さんと雀喜さんはねこまんまとして登場しはりました。
生真面目そうな雀喜さんと一人はしゃぎたがったはる南天さんの漫才は「かぜの予防法」でした。
最近落語会情報を見ているとお二人の“ねこまんま”率が上がっている気がしています。
さきさんなどによると前夜どこぞでやってきはった漫才ネタの方が面白かったらしいでっせ!お客さん
米二さんは過日金比羅さんでも聴かせて頂いた「除夜の雪」。
今夜も1歳半の坊やが亡くなっていることもわからず母親の布団に潜り込んでいるシーンに胸が詰まりましたが、この噺を聴くと真っ白に雪の降り積もったお寺の庭ばかりがしんと胸に残ります。
そうそう!米二さんは枕で米二さんが落語をしたはる時に限って携帯電話が鳴ると話さはったのですが、なんとその時携帯電話が鳴り響き…こちらでは『仕込みとちゃうか!?』という声も出ていたほどでした。
中入り後のすずめさんは噺家にならはったのが40歳を過ぎてからやと1席の噺を覚えておくのが大変やと言うたはりました。
これまで「厩火事」ばかりを聴かせて頂いたすずめさんでしたが、この夜は珍しい噺で「高倉狐」というそうです。
初めての噺は興味津々で聴くことが出来ました。
御曹司、米團治さんは師走らしく「掛け取り」でした。
御曹司お得意のクラシック掛かりの断りも楽しかったのですが、この夜は何と言うても尼崎市の地名尽くしのシーンが大変盛り上がりました。
尼崎市市制100周年にふさわしかったと思います。
落語のトリはざこばさんで「笠碁」。
過日動楽亭でも囲碁に依存しているかも知れへんと言うたはったほど、最近囲碁にかなり凝ったはるようです。
いかにもその楽しみを知ったはる人らしい語り口が楽しく、二人の男性の友情が微笑ましく、何とも言えへん暖かい空気に包まれた会場でした。
ざこばさんは動楽亭などでお会いすると、ちょっと重みみたいなものを感じて怖いようにも思うのですが、こういう場所では柔らかい雰囲気を身に纏ったはるように感じます。
さて司会の黒紋付の米紫さんを先頭に大喜利メンバーの登場です。
マッキッキなお着物の吉の丞さん、藤紫の歌之助さん、鶯色のひろばさん、ブルーグレーの鯛蔵さん、鮮やかなピンクの紅雀さんという順です。
客席からお題を頂いての謎かけとお相撲さんの数え歌で田舎から出て来て横綱になるまでを順に歌って行くというもの。
この数え歌はどこぞで聴いたような気もしますが、米紫さんは手慣れた感じで進行しはるし、みんなボケまくって、紅雀さんなんぞ明らかに張り扇に頭を合わせに行ったはるし~
落語で時間が押しているとの事で、大喜利はあっちゅう間に終わってしまいましたが、帰り道あのメンバーの落語こそが聴きたいのよね~!と力説する私たちなのでありました。

まん我さんの落語が聴けない落語会が2つも続いてしまいました。
この夜はとても楽しかったけど、やっぱり私にはまん我さんの落語があってこそ心充たされる落語会なんですよねぇ。
氣樂堂さんの会が待ち遠しい今日この頃でござりまする

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