今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

初代桂文治 没後二百年 落語会 坐摩神社 第2部

11/28(月)18:00開演
<本日の演目>

小梅  「犬の目」
宗助  「無精床」
鷹治  「元犬」
梅團治 「千早ふる」
三幸  「四人癖」
雀五郎 「看板の一」
まん我 「五段目」
三象  「宿替え」
   
 -中入り-
   
三歩  「ん廻し」
月亭文都 「蛸芝居」
桂米平  「明石飛脚」
文我  「反古染」
桂文治  「擬宝珠」

まん我さんのお着物は茶褐色とサンドベージュの細い縞柄、お羽織は藤紫。

この日は月曜日なので昼間の観客は少ないのやないかと想像しましたが、昼公演はほぼ満席やったんやないかと思います(皆さん床屋さん
意外にも夜公演の方に空席があったように見えました。
小梅さんの「犬の目」は犬の目を繰り抜くバージョン、目を入れる時医者のセリフやったか、患者のセリフやったか忘れましたが「ピッタリや」とひとりごちたはって、本人の目では無いことがバレルがな、と思いました。
ってことはお医者さんが言うたはったてことですね。
「無精床」は宗助さんで何度か聴いている噺です。
ぼうふらの湧いている水で顔を湿したりしたはりますけど、この床屋さんもさることながら、主人公も『無精せんと他の床屋を探したらどない』と言うてやりたくなりますね
鷹治さんはヒトの目を食べる犬の噺と耳を食べたという犬の噺を受けて「元犬」でした。
ヒトに生まれ変わるんやなくて、人生(犬生?)の半ばでヒトになる噺ですね。
落語の荒唐無稽さ全開の本日です。
梅團治さんは「千早ふる」。
『とはってなんでんねん?』という主人公の質問に『とはは千早の本名やってん』と答えはる甚兵衛はんが照れくさそうで、甚兵衛はんのテレに梅團治さんのテレが重なって見えた気がしました
三幸さんは「四人癖」でした。
私はこの噺を聴くと決まって目をこする人の仕草が印象に残ります。
雀五郎さんは「看板の一」でしたが、この会はここまで噺の中に犬を織り込むのが慣わしになっていて、なんと雀五郎さんは『看板のワン』と来ました
まん我さんは「五段目」です。
村の素人芝居がとっちらかってシッチャカメッチャカになってしまうという噺ですが、やっぱり本来のお芝居の「五段目」がわかってない私やとひたすらとっちらかって聴こえる気もします。
イノシシが登場するシーンでまん我さんも犬を出したはりました
三象さんの「宿替え」は前の家のシーンはなく、既に引っ越した先での釘を打つシーン直前からでした。
この日は昼と夜の公演の間にお仲間と近所で食事した時、凄くモダンな仏壇を並べたはるお店の前を通って『あの横から釘が出て来たらアカンわなぁ』と話していたところでした。
仏壇を見て「宿替え」に繋がってしまう私達って…
中入りを挟んで三歩さんは紋付のお羽織の上に紋のシールを貼り付けたはりました。
新手やわ
「ん廻し」なんですが、昨日から今日の皆さんのお名前と演目をひたすら唱え挙げて行かはりました。
ん~、『ん』の数を数えはったところがまぁ可笑しいっちゃあ可笑しいですね。
文都さんは「蛸芝居」でした。
落語国には揃ってお芝居好きなお家が何軒ほどあるんでしょうか。
蛸の顔だけで言うなら、つい先日見た米紫さんの方が面白顔になったはったようです
米平さんの「明石飛脚」は終わりそうで終わらない。
いやこの噺は終わりそうで終わらないのを初めて(聴いたのはちょうばさんのもの)聴いた時に体験しているのに、何度聴いても終わりそうな雰囲気につられてしまいます。
ゆったりの枕の後、文我師匠の「反古染」という噺は割合短い噺でした。
ただかるたの取り札の絵柄が長襦袢のどの辺りに配されているかというだけで、1席の落語になるという面白さ。
着物やなくて長襦袢なところが艶かしい気もします。
2日間4公演のトリを飾らはったのは当代の文治さんでした。
旦那さんが熊はんを呼びにやって、患っている息子の胸の内を聞き出して貰うという展開の噺は複数ありますが、癪を起こした時だけやかんをなめたいお姉様が登場するくらいは序の口で、何と一家揃って癪も起こしてへんのに「擬宝珠」をなめたいと言うからビックリです
いろんな噺があるものですねぇ。

11月はとてもたくさんの落語を楽しませて頂きました
10~11月は勤務先で“健康チャレンジキャンペーン”というのが実施されているのですが、チャレンジ項目の中に“笑ってストレスを解消しよう”というのがあります。
充分に笑ってストレスは解消出来るけれど、ますます顔がシワクチャになるという憂いはないでしょうかね
それでもまだまだ聴きたいですけど -★

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