今日もまったり

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初代桂文治 没後二百年 落語会 太融寺 第2部

11/27(日)18:00開演
<本日の演目>

桂秀都  「延陽伯」
まん我 「浮世床」
月亭文都 「魚の狂句」
三歩  「隣の桜」
雀五郎 「江戸荒物」
鷹治  「あわてもの」
三象  「高尾」
   
 -中入り-
   
文我  「初代文治小噺集」
宗助  「釜猫」
米平  「口合小町」
文治  「源平盛衰記」

まん我さんは茶褐色とベージュまたはグレーの細かい縞のお着物に黒紋付のお羽織。

161127-01

今回の公演の記念に作成された三つ柏と“初代文治没後二百年”の焼印入り枡です。
飲めない癖にどないするの!?とも思いましたが、豆まきに使うとよいとのご提案もあり、お米だって量れますしね。
第二部のTOPも秀都さんです。
「延陽伯」はずいぶん久しぶりに聴きました。
あのお嫁さんが言葉が難しいのはわかるけれど、名前を尋ねられた時に親の名前から説明せんでもええんちゃうん ってやっぱり思ってしまうなぁ。。。
でもこの噺、『すたんぶびょう』とかは好きですわ
まん我さんの「浮世床」もめっちゃ久しぶり
火鉢の灰の中から物を分別したり、火箸のぼんぼらさんを鼻の穴に入れるシーンは、ちょっと昔の田舎育ちの私は極めて具体的にハッキリくっきり思い描くことが出来ます。
過日神戸の会の帰り道にKちゃんとも話題になったのですが、年齢だけではなく、やはり都会と田舎でも文明の進み具合はちゃうと思うんですよね。
私達は田舎町に育ったので、落語にいっぱい懐かしいシーンや言葉が出て来て、それがまた楽しいのです。
まん我さんには鳥取という田舎との繋がりがあって古きよき時代を感じはったことがおありなのを、私は勝手にお幸せな事のように思っています。
文都さんの「魚の狂句」は初めて聴く噺でしたけど、あれって全篇やないのでしょうか
別にウトウトもしてへんのですが、ちょっと印象が薄かったです。
三歩さんは「隣の桜」。
今回は文枝一門の皆さんも古典ばかりで珍しいことです。
「江戸荒物」を雀五郎さんで聴かせて頂くのは初めてです。
タワシのことを切り藁やなんていつ頃まで言うてたんでしょうねぇ
TVもラジオも無い時代に江戸訛りを真似るのはかなり難しいことやったやろうと想像します。
てか、標準語ならともかく江戸訛りは今でも難しいかも知れません。
ここで文治さんのお弟子さん鷹治さんの登場です。
ネタ出しされておらずパンフレットに「お楽しみ」とされていたのに対して『お楽しみになさらないで下さい』と繰り返したはりましたが、こちらの「いらちの愛宕詣り」に相当すると思われる噺をテンポよく演じられました。
なんというタイトルかと帰宅後検索してみましたが、「堀の内」という噺はお詣りするのが浅草の観音さんではないようなので、こちらかと思い「あわてもの」と表示させて頂きました。
三象さんも古典で「高尾」でした。
この噺は錦影絵に出て来るのでよく知っています。
てか、錦影絵ってこの落語そのままやったんですねぇ
中入りの後に文我師匠が登場しはって「初代文治小噺集」。
ストレートに面白いというよりは『なるほど~』っていう感じの笑いが起こっていたような気がします。
宗助さんの「釜猫」は汚いので好きになれない噺なんですが、今夜はこれまで程嫌がっていない自分に気付きました。
最近宗助さん遭遇率が上がっているので、宗助さんへの好意も増している所為かも知れません
床屋の磯七さんってここにも出て来はるんですね。
米平さんの「口合小町」、たぶん初めて聴きました。
口合い尽くしっちゅう感じですけど、簡潔に終わってしもたのはこれはちょっと短縮バージョンやったんでしょうか。
本日の最後を飾らはるのは当代の文治さん。
これまでにたった一度ですが、まだ平治さんというお名前やった頃に聴かせて頂いたことがありました。
在りし日のワッハホールでの文我師匠の会やったと記憶しています。
実盛さんやの知盛さんやの萬斎さん絡みで聴き馴染んだお名前がいろいろ登場する噺で多分「源平盛衰記」、ですよね。
凄くテンポがよくて(鷹治さんがそっくりに感じました)、脱線しては源平、脱線しては源平というふうに噺を進めて行かはります。
何だか黒門亭でもお江戸の落語家さんがこういう噺の進め方をしはるのを聴いたことがあった気がして、江戸ではこういうタイプが多いのかしら…なんぞと想いを巡らしてしまいました。
でも力強くてテンポがよいのがこの方の特徴でしょうか。
あ、また生意気でスンマセン
明日も鷹治さんと文治さんを2席ずつ聴かせて頂くので、もう少しわかって来るかも知れません。

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