今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

梅田太融寺南天の会

11/20(日)14:00開演
<本日の演目>

優々  「裏向き丁稚」
南天  「おごろもち盗人」
まん我 「豊竹屋
南天  「はてなの茶碗」
                    161120-01

まん我さんのお着物はチャコールグレー地にベージュ系の線が飛んだ柄もの、お羽織は朽ち葉色。

私が太融寺に向かう頃は風に小さな雨粒がかすかに混じっていましたが、気温は暖かめで軽いコートを羽織っていたら汗ばみました。
ずいぶん久しぶりの太融寺です。
平日の夜に来ることが多いので、門が大きく開いているのを初めて見たような気がします。
近眼なので前方席には座りたいのですが、中央エリアより端に寄った方が何となく気楽に見られる気がしています。
で、今日も上手側の端の方を選びました。
今日のご出演は枝雀一門の孫弟子ばかりの3人で、全員協会員ではありません。
優々さんがそのことを言わはると、何故か軽く受けていたようでした。
優々さんの「裏向き丁稚」というのは初めて聴きますが、それもそのはず、優々さんによると世界で3人しかやり手の無い噺なんやそうです。
落語に出て来る丁稚はお店の旦那さんに向かって思いの外な減らず口を叩くものですが、狂言の太郎冠者が頼ぅだお方にズバリとものを言うように、昔の平民の間の主従関係というのは案外家族的なものやったんでしょうか。
ここに出て来る定吉も言いたい放題、やりたい放題と見えました。
ま、それくらいの方が可愛いような気もしますけど
南天兄さんに拠ると枝雀一門の若手は枝雀師匠がご健在の頃に弟子入りした南天さん、雀喜さん、紅雀さんのいわばBC世代、枝雀師匠亡き後のまん我さん、雀五郎さん、雀太さん、優々さんのAD世代に分かれるんやそうです。
それぞれを南天さん独特の視点で語ったはりました。
南天さんの1席目は「おごろもち盗人」。
開場直後は下手側に席を取りはったさきさんが演目に「おごろもち盗人」があるのを見て上手側に移らはりました。
ファンなら演者さんはこの噺のどこでどんな表情をしはるかを知っているものですね。
定位置として上手側が好きな人、下手側が好きな人、噺に拠って選択する人、いつも最前列真ん中を選ぶ人、出入り口から離れた席が好きな人、逆に出入り口近くを好む人、皆さんの言い分を聴くとそれぞれです。
演者さんと目の合わない席を選ぶ人、逆に目の合い易い席に行きたい人などというのもあります。
「おごろもち盗人」という噺を聴くのもずいぶん久しぶりでした。
南天さんで聴かせて頂くのは初めてかもしれません。
奥さんがお店のお金で買ぅてしまいはったのが妹さんちの子ども達の衣裳ではなくて『蚊くすべ十年分』というのは初めて聴きました。
南天さんオリジナルなんでしょうか
右手を括られていても左手が自由なら逃げられるやろうという前提で両手を括られることにして演じたはりましたが、少し掘られた場所に俯きになって片腕を高い所に括られていたら、左手の自由はそれほど利かないと私は個人的には思うんですけどねぇ。
でもここはオカシイという意見は以前にも何方かから聞いたことがありました。
南天さんはご自分の納得の行くように噺を運ばはる人なんやと今日は納得しました。
まん我さんが登場しはって先の南天兄さんのご発言について一部訂正しはりました。
というのはまん我さんが公に入門しはったのが1月でその年の春までは枝雀師匠はご存命やったのです。
でもまだ修行が始まったばかりで、松阪から一歩も出たはらへん頃やったってことですよね。
年季が明けた頃は南天さんの近くの窓の無いお部屋にお住いやったそうです。
そのお部屋には南天兄さんしかお出でになったことがないとか。
そんなこんなで今日のまん我さんは「豊竹屋」。
快調に浄瑠璃ミュージカルを語り続ける節右衛門さん
節右衛門さんの表情も動きもなんやしらん可愛らしくて、やっぱりそう感じるのはあのおかみさんの母親のような暖かい目線によるもののように私は感じています。
南天さんの2席目はネタ出しされていた「はてなの茶碗」。
事前に頂いたパンフレットに『ワガママ勝手なはてなの茶碗をお聴きいただきます。』と書かれていましたが、そないなことはなくて、南天さんらしい軽やかでしなやかな楽しい1席でした。
そう!ここしばらく、たまに聴かせて頂くと何だか力み過ぎたような、盛り過ぎたような、残念な南天さんを聴くことが多くて、そう言い切ってしまうことも何だか憚られて、ずっとモヤッとしていたんです。
それに私の周囲の南天さんの評価に特に異変がなかったので、私だけの思いなのやろうとも考えていました。
南天さんてしなやかで軽やかで、とてもセンスのよい盛り方をしはるところが魅力やと思っていた私には『なんじゃそら!?』なことになってしまっていたのですが、今日の南天さんはもとの南天さんのようでした。
よかったぁ。
ホンマにホッとしました。
やっぱり枝雀一門の中でもこのBチームのメンバーには特別な好意と期待を感じます。
またBC世代&AD世代でご一緒に何かしてくれはる機会があったら素敵やなぁ…と夢見ている私です

*Comment

おごろもち盗人♪

にこさん、こんばんは。
今日はお疲れさまでした。
おかげさまで、いい角度から「おごろもち盗人」を満喫しました♪
私のTwitterでは席の移動には触れなかったのですが、
こちらでバラされちゃいましたね(笑)。
じぇんじぇんOKっすけど(^_-)-☆
  • posted by さき
  • URL
  • 2016.11/20 23:35分
  • [Edit]

さきさんへ

おはようさんです!
南天さんに関して本音を書いてしもうたので、怒ったはらへんかとちょっと心配してますv-356(それなら書くなよ!?)
席の件も!?
いやぁ、同じ落語愛好家でも席の選択の仕方はホンマにいろいろやなぁと思いましたんで。
昔ここにまん我さんの「野ざらし」や「植木屋娘」は上手から見るのがええと書いたら、見知らぬ人のブログにそうらしいので上手に座ったと書かれているのを見つけたことがありました。
南天さんの「おごろもち盗人」の日はみんなが上手に座りたがったりして…あ!そないにここは読まれへんかv-407
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2016.11/21 05:57分
  • [Edit]

じぇんじぇんです♪

じぇんじぇん怒ってまっしぇんってば(^^v
けど、「おごろもち盗人」の上手側争奪戦は覚悟しときますw
まん我さんと南天兄さんが、もっともっといっぱい
コラボってくださったらいいですよね♪
  • posted by さき
  • URL
  • 2016.11/21 23:11分
  • [Edit]

さきさんへ

こんばんは~
ホンマ、南天兄さんとまん我さんのコラボ、出来れば紅雀さんや雀喜兄さんもご一緒に~、やっぱり雀五郎さんや雀太さんも…って願っています。
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2016.11/22 00:09分
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