今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席 11月席(第3日)

11/3(木・祝)14:00開演
<本日の演目>

あおば 「軽業講釈」(開演時間前の開口0番)
慶治朗 「子ほめ」
吉の丞 「米揚げ笊」
まん我 「紙入れ
九雀  「真田小僧」
   
 -中入-
   
わかば 「看板の一」
ざこば  「らくだ」

まん我さんのお召し物は栗色の対。

9月からこちら、余り間を置かずに次々と行きたい落語会があって有り難いことです
今月の昼席、まん我さんの出番は今日、文化の日の1度だけ。
今日は開演前の13:40頃に突如あおばさんが高座に座らはって、開口0番とのこと。
後から出て来はった吉の丞さんに拠ると、近日開催の会で掛ける予定の「軽業講釈」をここで練習しはった模様です。
早々に落語が始まっていたので、開演時刻間際においでになったお客さんは驚いたはるご様子でした。
吉の丞さんご指摘の通りあおばさんは滑舌が悪い、というか語尾が流れる癖がおありのように思います。
漢字の多い講釈部分などご自身が何を言うているかわかったはるのかしらん…なんぞとついつい失礼なことを考えてしまいますが、勢いやリズム感などは講釈の雰囲気がよく出ていると感じました。
ここからが本当の本日の演目でちょっと髪型が変わらはった慶治朗さんは「子ほめ」でした。
慶治朗さんでは幾度か聴かせて頂いていますが、やはり赤ちゃんに近付く際の笑顔を作って見せはるところが好きです
赤ちゃんやちっちゃい子を前にするとついついやりますよね、笑顔を作ったり、面白顔をして見せたり
慶治朗さんは口跡が明るくてよい感じです。
吉の丞さんを拝見するのはちょびっと久しぶり。
もっとお会いしたい落語家さんなのですが、巡り合わせがこうなるのでしょうね。
開口0番なるあおばさんのことをちょっと呆れながら言うたはりましたが、「軽業講釈」にはふんだんにお囃子が入るので、九雀師匠始めまん我兄さん、吉の丞さんが入れてあげはったそうです。
なのに恐縮する様子もなく楽屋に戻って携帯を触ったはったとか(面白おかしく言うたはるだけかも知れませんが、あおばさんにそういうイメージがあるから、まぁしゃあないがな、と思ってしまいます。)。。。
今日の吉の丞さんは「米揚げ笊」でした。
ひょっとしたら吉の丞さんでは初めて聴かせて頂いたかも。
あの“高い”、“上がる”を好まはるお店で売り子の言葉に喜んで娘を嫁にやったり、借家をやったりするパターンもありますが、吉の丞さんのはあげる金額が一桁ずつ上がって行きました。
後で考えると道を尋ねるために産婆さんの袖を引っぱるシーンはなかったように思います。
続くまん我さんはワイドショーの不倫ネタから新婚夫婦や少し年季の入った夫婦の小咄を枕に「紙入れ」でした。
枕の小咄が一瞬間を置いてからドッと受けたのが何だか面白い気がしました
まん我さんのおかみさんは相変わらず色っぽくて、ちょっとしたたかでとっても可愛い
宙に浮かせた視線が楽しいですね
九雀さんもずいぶんお久しぶりでした。
大河ドラマの「真田丸」も終盤に差しかかってきたので、ここらで真田幸村にまつわる噺をとおっしゃって「真田小僧」が掛りました。
この噺、前半は前座噺として掛ることがありますが、フルバージョンで聴かせて頂くのは今日が初めてのような気がします。
そうかぁ、そういうふうになっていたから「真田小僧」というタイトルやったのかぁ。
中入りの後はわかばさん。
奥様に厳しくされたはる枕が可笑しいんですよね。
私はそないに“枕”というものに強い関心のあるファンではありませんが、わかばさんの枕は面白いと思います。
落語もコツコツと小さな石を積み上げて行くみたいな印象のわかばワールドです。
そしてネタの「看板の一」は綺麗に落ちました。
トリはざこばさん。
枕一切無しで「らくだ」が始まりました。
ざこばさんは純然たる古典を語ったはる時もありますが、時々現代人のような人がしゃべったはる噺になることがあります。
今日の「らくだ」はそのパターンで、“死人のカンカン踊り”ならぬ“死人の投げ入れ”と言い出さはったので、妙な事を思い付きはったと思って聴いていたら、最後に『死人の投げ入れなんかありまへんで。カンカン踊りやけど言い間違えてしもうたのでそのまま行ってしもた』と言うたはりました。
屑屋さんが熊五郎に剃刀を借りに行くように指示するシーンで突然『時間切れ』を理由に高座を下りはって驚きました。
次のご予定が迫っていたのでしょうか?
それで珍しく枕も無しに噺に入らはったのでしょうけれど、あれほどのベテランになられても時間の計算は難しいのでしょうね。
今日は中入りの後は客席の照明が暗くなりました。
ひょっとしてその所為?と思ったこと。
その人にとっては噺がツマラナイということなのかも知れへんのですが、落語の途中でチラシをパラパラされる方がありますね。
私はそういう人が視界に入るとイラッとします。
いつぞや落語を聴きながらメモを取る人を落語家さん達がツイッターでこっぴどく批判しはったことがあって、ちょっと引きましたが、メモを取る人は噺を聴いたはる人ですよね。
私はチラシパラパラの方がメモする人よりはるかにイヤです。
今日はざこばさんの噺の最中に隣の人としゃべる人もいたはりました
演者さんに対してはもちろんのこと、周囲の客への迷惑を想像出来へんのはアカンと思いますよ。

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