今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第9回紫雲の会 @大倫寺

10/23(日)14:00開演
<本日の演目>

文五郎 「牛ほめ」
露の  「看板の一」
まん我 「しじみ売り
   
 -中入り-
   
露の  「手向け茶屋」
 三味線 佐々木千華
                    161023-01

まん我さんはグレー濃淡の市松模様のお着物に銀鼠のお羽織。

初めて伺った会場ですが、大倫寺さんの本堂の地下に60人ほどでしょうか、落語会に程よいお部屋があるのですね。
靴は脱ぐけど全席椅子でした。
文五郎さんは文珍さんの4番弟子さんにならはるそうです。
28歳で入門しはったそうで、なかなかに達者な「牛ほめ」でした。
おしゃべりが明るいのはええな、と思います。
28歳で入門しはって今が4年目やそうですが、髪型の所為でしょうか、年齢不詳な雰囲気がちょっと面白い感じですね。
今日10月23日はさんの入門日に当たりはるんやそうです。
今日ご出演の文五郎さんもまん我さんも期せずして入門日は1月1日となっていますが、どちらも10月頃から師匠のところにお出でになっていたんですって。
まん我さんの場合は年季明けの折に入門日が決まったと言わはったようでした。
で、さんの10月23日は都師匠の占いによって決まったそうです。
ホンマの入門日とは皆さんちゃいますねんね。
さてさんの1席目「看板の一」は今日がネタおろしやそうです。
さんは女性らしい可愛らしさが噺にも愛嬌となって出ている気がして、私は好きです。
若い衆のセリフ、親父っさんのセリフも女性らしい口調で語られているのに違和感がありません。
この噺は福車さんにつけてもらいはったとか。
そして後で掛る「手向け茶屋」は文我師匠につけてもらいはったそうです。
まん我さんはさんの「手向け茶屋」を文我師匠に対して褒めても、けなしても具合が悪いので、出番が終わったら聴かずに帰ろうかと思ったが、さんから打ち上げに誘われたと笑わせたはりました。
冬のお話ということで「しじみ売り」が掛りました。
この噺は私がまん我さんを聴き始めた頃には少年が親分にお姉さんと若旦那のことを頼む時、今ほどハッキリと泣きが入らない表現をされていて、当時の私は噺半ばでウルウル来てしまった記憶があるのですが、最近は噺の最後の親分と留さんの会話を聴いていて胸が熱くなるようです。
悲しい時悲しい歌を聴きたいという人がありますが、私は悲しい時には明るい楽しい曲を聴きたいと考えるタイプの人間です。
これが多数派なのか少数派なのかはわかりませんし、ちょっと意味合いも違うかも知れませんが、少年に泣かれると私の心が揺れないのはそういう傾向と関係があるのかな、と思ったりもします。
また当時から留さんの登場シーンは楽しいものでしたが、いつの間にかその楽しさもパワーアップしている気がします。
そして清之助親分はいつもメチャクチャ頼りがいのある素敵な親分さんです
噺を聴き終える頃には胸の中に暖かい思いが一杯に広がることは、何度聴いても変わりません。
中入りを挟んで紫さんが再び登場しはりました。
文我師匠のエピソードをいろいろ話しはって、袖から『言うとくわ』とまん我さんのお声
(あゝこの一言だけでも、めっちゃええお声です~
「手向け茶屋」は文我師匠で一度だけ聴かせて頂いたことがありました。
やはり噺の随所に文我口調みたいなものが感じられて、文我師匠を聴かせて頂く機会の多い私にはそれがまた楽しかったりします
この噺は紫さんによぉ似合うたはる気がしました。
今日頂いた紫さんのパンフレットにまん我さんのことを『私が男だったらお兄さんのような落語を目指してたと思います』と書かれていて、まん我ファンとして何だか嬉しくなりました。
今月はまだまん我さんの公開されている公演は“熊野駅前よってみ亭”と“みそか寄席”が残っていますが、熊野市は余りに遠く、平日の月末の伊勢も厳しく、私が伺える会は今日まででした。
でも今月は岡山遠征したり、2年振りの独演会があったりして、とても充実した落語ライフでした。
独演会では、私はまん我さんと出会えてよかったなぁ、と改めてしみじみ思いました。
こんな素敵な噺が出来はる落語家さんはそないにはいたはりません。
それから、もう一つ…長男が母親に似るっていうのはホンマやなぁ!とも思った今月でした

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