今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂まん我独演会~季節のうつろい、心のうつろい~ @トリイホール

10/16(日)14:00開演
<本日の演目>

弥太郎 「子ほめ」
まん我 春の噺 「野崎詣り
まん我 夏の噺 「住吉浜闇簪

 -中入り-

まん我 秋の噺 「鬼の面
まん我 冬の噺 「しじみ売り

まん我さんのお召し物は紅梅色の色紋付対。
夏の噺には藤紫の紬を着流しで、早替りには藍色のお着物。
秋の噺には栗皮茶色の対。
冬の噺にはグレー濃淡の市松模様のお着物に黒のお羽織、羽織紐は赤。

まん我さん2年振りの独演会ということで、めちゃめちゃ楽しみに今日の日を待ちました。
妹と早めに待ち合わせて食事をとり、早過ぎるかと思いつつトリイホールに向いましたが、上方ビル4階のエレベーターを降りたら、既に開場待ちの列は出来ていました。
こないにこのホールで座席がギュッと詰めて設えられているのは初めての体験です。
今回のチラシはとても綺麗なデザインでしたが、それを縮小したパフレットに『はじまり、はじまり』で結ばれたまん我さんのご挨拶があってとても嬉しくなりました
まずは弥太郎さんの「子ほめ」から。
今月の昼席でも聴かせて頂いたばかりですが、今日のはちょっとロングバージョン。
他の方でも聴いたことのない伊勢屋の番頭さんとのやりとりなどがあったように思います。
例によって今日もほのぼのほんわかとした話しっぷりの弥太郎さんでした。
まん我さんは春らしいお色目のお召し物で登場しはって、今日はパンフレットにもありましたが枕は一切ありません。
いきなりの「野崎詣り」、この噺はまん我さんを聴き始めたころから、繰り返し何度も聴かせて頂いている噺ですが、今日のは凄く楽しかった~
いつもは春の野花の咲く川岸を歩く人の群れや川面に浮かぶ舟の景色が見えるという情緒を楽しむ噺やったという印象ですが、今日は一段といつもの二人のやりとりが楽しくて、たくさん笑った気がします。
今日のお三味線はどなたやったのでしょうか。
落語会はお三味線のお師匠はんのお名前も発表してくれはると嬉しいですね。
今日は噺と噺の間には下座の四季折々に因んだ演奏を楽しむという趣向になっていました。
ツイッターによると生寿さんがお囃子のお手伝いにお出でになっていたようです。
さてまん我さんの2席目、夏の噺は「住吉浜闇簪」です。
まん我さんの怖い噺は他の何方で聴くより怖い、と私は思っています。
この噺には暗転、早替りなどの仕掛けがあるのを既に何度かの体験で知ってしまっている私なんぞは、亡霊のコツン、コツン、コツンという杖の音と『簪を返しておくれ』と繰り返す声に何だかワクワクするようになってしまっていることに今日気付きました。
終盤の会場の反応が楽しいですねぇ
中入りを挟んで秋の噺が始まりました。
今月の昼席で2回ほど続けて聴いた「鬼の面」、今日のが一番素敵でした
お店の旦那さんと奥さんが楽しいねんなぁ
お節っちゃんはええお店に奉公に出してもらいはったなぁ
まん我さんの噺はどれも好きやけれど、やっぱりこれは特別な1席である「しじみ売り」。
生でも映像でも、他の方のものも聴かせて頂いたことがあって、文我師匠以外では設定などにもそれぞれの違いはあるようですが、やっぱりこれはまん我さんでなくちゃ!と、ファンの私は当然の如く思います。
この情景描写、人物描写の素晴らしさ、笑いと涙の余りにも素晴らしいバランス、少年は健気で賢くてしかも子どもらしい素直さがある、留さんは抜けているようで優しくてひょうきんで、親分は暖かくて頼もしくてめっちゃ男前
やっぱりまん我さんの登場人物たちには皆体温を感じます。

今日は5席たっぷり聴いたとは思えないほど時間が短く感じられました。
枕が全くなかったのが却って噺に入り込み易かったようにも思いました。
終演した瞬間、まだまだずっと聴いていたかった~と思いました。
なので、これからもせっせとまん我さんの出たはる会に通いたいと思います。

161016-01
今日はこちらのお色の手ぬぐいにサインを頂きました。
ありがとうございました

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