今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

まん我落語新世界 @動楽亭

9/24(土)14:00開演
<本日の演目>

優々  「近日息子」
まん我 「大安売り
まん我 「野ざらし
まん我 「二階借り」(ネタおろし)
  
 -中入り-
   
まん我 「豆炭
まん我 「一文笛

まん我さんのお着物は洗朱(あらいしゅ)、お羽織は栗色。
お色直しはチャコールグレー地に破線のような染め柄が縦に流れるお羽織、中入りの後はチャコールグレー地にベージュの縦に流れる柄が染められたお着物と黒のお羽織。

落語会の前日は楽しみでウキウキしますが、ネタおろしの会の前は単なるウキウキに加えて、新たなネタへの期待でワクワクもします。
ツイッター上で鞠輔さんがギックリ腰という情報を得ていたので、この会の前座さんは大丈夫なんかなぁ?って思っていたら、優々さんに変更になっていました。(前夜にまん我さんがツイート)
この会は“第何回”と謳われていませんが、これまで23回開催したとまん我さん。
そうそう、第17回にネタおろしらしきものがなかったことがありましたが(あの干支の小咄集みたいのがそうやったのか!?)、第15回と第22回には2席ずつおろしたはって、第23回までにここで24席のネタおろしに立ち合っています。
優々さんの「近日息子」が開口一番でした。
あのだんだん怒っていく人のテンションを巧い具合に上げて行くのって難しいんやろな、って思いました。
怒られる人はまん我さんのは“よねやん”て名前が付いたはるけど、優々さんのは特にお名前は無いようでした。
まん我さんは鞠輔さんの体調不良に絡めて、以前住道に通っていた頃に文我師匠の所に新しく来はったお弟子さんが正座が出来なくて辞めはったと聞いたことがありましたが、その話をしたはりました。
当時は“正座が出来へんってど~ゆ~こと?”と思って聞いていたのですが、5分ほども正座すると痛くて耐えられへんので、整形外科で調べてもらいはったんやそうです。
で、正座をすることは断念せねばならず、好きな落語の道に進まれへんことになりはったとか。
私の中で長年の疑問がひとつ氷解しました。
なんやらスポーツの話題をいろいろ振ったはるなぁ…と聴いていたらお相撲の話題へと移って行き、久しぶりに聴く「大安売り」へ。
オチはわかっているんやけど、ふんふんと話を聴いてしまう話し上手の小柄なお相撲さん
今日はネタおろしがあるはずやから、次かな?次かな?と思ってしまいますが、ニジマス釣りをしはった話題などから聴き馴染んだ「野ざらし」へ。
これは私にとってはまん我さんと出会って最初に聴いた特別な噺です。
まん我さんのええお声で聴くサイサイ節はやっぱり楽しいな~
最近釣竿代わりに握り締めた扇子を片手にまん我さんの目がきらり~んとする瞬間は目撃せ~へんようになった気がするけど、それはこの噺が定形から解き放たれてまた進歩してるんやと思います。
淀川べりに着いて主人公のテンションが上がると毎度こちらのテンションも上がります。
そしてサイサイ節を聴きながら、何故か子供の頃の小夏ちゃんがサイサイ節を口ずさむ絵が脳裏を去来しました。
「茶漬間男」または「二階借り」は紅雀さんで聴いた記憶が新しく、なんや延々とお茶漬を食べたはったコミカルな印象があります。
まん我さんは独特の色気をお持ちなので、女性が登場する噺にええ味が出るんですよね。
この手の“艶笑噺”っていうんでしょうか、ここにもちょっとまん我さんならではの怪しい空気がそこはかとなく漂う気がします。
あまりにこなれたはったので『ネタおろしはどれやったん?』と終演後に複数の方から尋ねられました。
今日は短編特集ということにしようとまん我さん、中入りの後に4席目が始まりました。
噺が「豆炭」やと気付いた瞬間に私の中のテンションがグンと上がりました
それくらいこの噺は大好きやし、且つなかなか聴けません。
やっぱり人間以外のものに話しかけはるまん我さんが好きなんやわ
しかし“豆炭”と『世帯をしてるねん』ってど~ゆ~こっちゃねん  と、心の中で突っ込みながらホンマに可愛くて楽しくて、ホンワカする噺です
この噺で終わったら怒らはりまっしゃろ、と次の1席に行かはりましたが、この噺で終わりはっても満足感は充分にあったと思います。
(「豆炭」はまん我さんによると新作落語とのこと。検索すると3代目 笑福亭枝鶴の作やそうです。)
それなのにここで登場したのが「一文笛」という、まぁ!なんという贅沢な落語会でしょう 過日ごにんばやしの会でまん我さんの後に出て来はった吉弥さんがまん我さんの『ぎっちょやねん』の言い方を高倉健みたいや、アパッチけんみたいな顔をして…みたいな表現をしはったので、それは“カッコをつけてる”と言われてることかいなぁ?と思っていました。
私は噺全体をその夜のまん我さんの語りはカッチョエエなぁと思って聴いていましたが、別に“ぎっちょやねん”の間や言い方に気取った印象は受けへんかったので、意外なご指摘に感じました。
今夜の「一文笛」も『ぎっちょやねん』の部分が特別にカッコええとも渋い!とも思わへんのですが、やっぱりまん我さんの「一文笛」はとても素敵です
次回は来年1月28日(土)18:00開演とのこと。

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