今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂文我落語会『東の旅』通し口演【往路】 @アストプラザ・アストホール

5/7(土)13:30開演
<本日の演目>

小鯛   「発端」
文我   「奈良名所」
まん我  「野辺
宗助   「煮売屋」
米平   「七度狐」
笑福亭生喬 「軽業」
宗助   「うんつく酒」
  
  -中入-
   
米平   「常大夫儀大夫」
文我   「鯉津栄之助」
まん我  「三人旅
笑福亭生喬 「浮かれの尼買い」
文我   「間の山お杉お玉~宮巡り」
 
まん我さんのお着物は淡いグレー、お羽織は明るい藤色です。

今日は帰りに20:58発の急行に乗れれば往復特急を使わない予定で出発しました。
今年の私のGWは4/28夜の尼崎に始まって、5/1の松阪、5/3の奈良町、そして今日ととてもよい感じに落語会があって、しかも今日の「東の旅」往復連続口演は昼夜たっぷりなので嬉しい限りです
お出でになっていたisetokuさんと隣席で楽しみました。
ちょっとお久しぶりな小鯛さんの「東の旅発端」はとてもよいリズムで心地よ~い
正直言うとこの噺、張り扇と小拍子を鳴らしながらリズミカルに語られるために、私はきちんと聴き取れていなくて意味不明な語彙があるのですが、それでも何故か聴いていて楽しいのです。
文我師匠はざっと伊勢街道を解説されてからの「奈良名所」。
私の生まれた町も伊勢街道の途中にあるので、耳馴染みの地名がいっぱい登場します。
過日奈良町に出かけて、猿沢池の横を通過したばかりの私はその風景とついでに「猿後家」のエピソードにも想いを馳せてしまうのでした。
まん我さんは「野辺」。
お正月に名古屋であった東の旅通し口演には3日目だけしか参加出来てへんので、ここはまん我さんでは初めて聴く部分ありです。
串の団子を食べたはるシーンがめちゃ美味しそう!
まん我さんはやっぱり誰よりも美味しそうに召し上がるなぁと思います。
いつもの二人が『あとづけ』という遊びをしながら歩くシーン、清やんの言葉に喜ぃやんが合いの手を入れますが、ここでもちょっと解らない言葉があります
でもあのええお声で楽しいリズムで語られ、ず~っと聴いていたい心地よさでした
宗助さんの「煮売り屋」はこの東の旅の一連の噺の中でも比較的ふだんによく聴く噺です。
余りに聴き慣れた展開にちょっと意識がぼんやりしてしまいました スンマヘン!
米平さんの「七度狐」も単独で聴く機会が比較的多いですよね。
棺桶から出て来たお小夜後家さんが伊勢音頭に合わせはる『よいよい♪』は特に好きなシーンなので、私は気持ちが集中してしまうのかもしれませんが、米平さんの『よいよい』は余り乗ったはらへん感じがしてちょっと物足りなかったのが残念でした。
生喬さんの「軽業」ではもぎとりのシーンで先の「七度狐」を受けて、この村の人は皆狐やないやろな!?みたいなことを言わはったのが可笑しくて笑いました
呼び込みをしている人の口調に生喬さんならではの荒々しさがあって素敵です
宗助さんの「うんつく酒」は造り酒屋の店主の口調が最初米朝師匠みたいな貫禄で、『どんつく』が悪口ではないと言いくるめられるに従い好々爺という感じの口調になっていったのを面白く聴いていました。
他のエピソードでも比較的そういう役回りかもしれませんが、ここに出て来る清やんはいつも頼もしくてカッコええなぁと思います
宗助さんのお声が男前やから一層そう思うのでしょうね。
米平さんの「常大夫儀大夫」。
ん!?これって…思い出しました。
京都文芸での文我師匠の会で“通り掛かりの特別ゲスト”として登場しはった米平さんがこの噺をネタおろししはったこと。
宿の隣室の博打の仲間に加えて貰って、すってんてんになる二人。
まだ伊勢に向かっている道中なのに、男の子っていうものは…と、一応女子としては思うのです。
『冷たいひだるい』というダジャレオチ。
文我師匠の「鯉津栄之助」に登場する煮売り屋では先の「煮売り屋」の“どぜう汁”ならぬ、はたまた「七度狐」の“べちょたれ雑炊”よりも酷い“土壌汁”と表記すると思われる料理が出てきました
まん我さんの「三人旅」は昨年末の氣樂堂さんで一度聴いています。
ここまで二人連れやったはずの仲間が一人増えているのをちょっと断りはってから噺が始まりました。
喜ぃやんは脚が痛いと言うたはるのに清やんと源やんは馬子をおちょくることに掛ったはって、喜ぃやんがちょっと気の毒。
馬子やお百姓のセリフは粗削りな口調がええ感じです。
お百姓さんの馬に乗って同者たらの群れに暴れこみ、3人を乗せたまま馬は行く…
既に馬から下りている3人(ここはまだ3人)に生喬さんは『エライ目に会うた』と言わせたはりました。
「浮かれの尼買い」はそもそも“買う”という発想(言葉)が女性には不快やと思うんですが、生喬さん独特の女性の表現が珍しいやら面白いやらで楽しませて頂きました。
「間の山お杉お玉~宮巡り」の文我さん、やはり少し解説風にならはりながら遂に外宮と内宮のお詣りまで辿り着きました

クッションの無い座席なので、この辺りでちょっとお尻が痛いです

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