今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第234回 尼崎落語勉強会 @尼崎市総合文化センター7階第2会議室

4/28(木)18:15開演
<本日の演目>

弥っこ 「子ほめ」
二乗 「天狗さし」
そうば 「餅屋問答」
佐ん吉 「星野屋」
すずめ 「厩火事」
吉の丞 「軽業」
まん我どうらんの幸助

まん我さんのお着物は白と黒(濃紺?)の細かいチェック、お羽織は濃い目の藤紫。
【追記】
あのお羽織の色は「楝色(おうちいろ)」というらしい。

勤務先から歩いて行ける会場で、全く落語は初めてという男の子とこれまでに数回生落語を聴いたことのある女の子を誘いました。
月末でバタバタしましたが、定時には退社出来て3人で会場へ向かいます。
実は私は古澤巌さんが毎年コンサートをしはるのでここの会員になっていて、同時入場の3人まで割引が適用されるので、一人1100円で7席もの落語を楽しませて頂いてしまいました
■本日のTOPバッターは弥っこさんで「子ほめ」。
弥っこさんの「子ほめ」は初めて聴きましたが、前半は滑り出しよく、後半少し言い直しがあったようでした。
私は落語家さんが所謂“噛んで”しまいはることは、話が流れて行けば気にならない方ですが、気にしはるお客さんはそこで噺の流れが止まるように感じはるようです。
落語会に通い始めてからの数年で、ある落語家さんについて、私はその人が噛みはって“あちゃー!?”となった記憶などほとんどないのに、ほぼ同じ頻度でその人を聴いている落友さんのお一人が数え切れないほどあったと言わはった時は驚きましたが、客の側にもそれ程多様な受け止めかたがあるものなんですね。
まぁ、噛まないでいてくれはるに越したことはないのかもしれませんが、私達は日常生活の中でのおしゃべりでも立て板に水とは参らずそれなりに噛むと思うので、多少は噛みはった方がリアリティがあるっちゅうもんやないかとさえ思ったりもします。
もっとも絶対に噛んではイケナイというポイントはあると思いますが。
■2番手は二乗さんで「天狗さし」、これまた二乗さんでは初めて聴きました。
二乗さんは少しおしゃべりが硬いという印象を持っていたのですが、この日の二乗さんは凄く柔軟に感じられ、とても楽しい「天狗さし」でした
それにしても未だカラス天狗をすき焼きにして食べようという発想にはついて行けてない私なんですが…。
そうばさんの「餅屋問答」は以前にも聴かせて頂いたことがあったような気がするのですが、なんだかかなりアレンジが加わっていたように感じました。
禅寺での問答という状況が若い人にも見えて来易いアレンジなのかもしれません。
■ちょっと久しぶりの佐ん吉さんは「星野屋」。
この噺自体をあまり聴いた記憶がなくて(ひょっとしたらこれが2度目くらい)、前回どなたかで聴いた折はちょっとぼんやり聴いていたような…
という訳で噺も新鮮に聴きましたし、さすがただ今波に乗ったはる佐ん吉さんらしい楽しい1席でした。
同行した落語を聴く経験数回の彼女は横から見ていると何度も頷きながら聴いたはったのですが、この佐ん吉さんが女性を演じはるのがとても気に入ったと帰り道で語ったはりました。
すずめさんは「厩火事」。
たぶんすずめさんの落語を聴かせて頂くのはこれが3回目くらいで毎回「厩火事」やったような気がしますが、おさきさんを演じたはるすずめさんがとても魅力的で素敵でした
吉の丞さん登場!
中入りのないこの勉強会、『もう少しの辛抱です』と笑わせてからの「軽業」でした。
吉の丞さんの「軽業」も初めて聴きます。
相変わらず元気のよい勢いのある口調で気持ちよく、この噺は所作がバラエティに富んでいてとても楽しく、同行した落語初めての彼にも印象に残ったようでした。
■さていよいよまん我さん登場で、『歯を食いしばって頑張って下さい』なんぞとのたまいつつ、これだけネタ出しされていた「どうらんの幸助」。
ちょっと久しぶりで聴かせて頂きました。
冒頭の相対喧嘩から何度も起こるクスクス笑いが後半に向かって次第に膨らんで行く感じがまん我さんの真骨頂という気がしています。
幸助さんが嫁いじめを事実と勘違いして、稽古屋の野次馬さん達にそそのかされて(野次馬さん達は合わせてくれたはるだけ?)京都に向かう辺りではもう可笑しさがパンパンに膨らんでいます
ここの設定は演者さんによってそれぞれ違いますが、私はまん我さんのこのパターンが楽しくて大好きです。
■若い出演者の多いこの会ですが、とても勢いがあってどの噺も楽しく聴かせて頂きました。
生で、どころか落語そのものをちゃんと聴くのは初めての同行者は高座返しすら珍しかったようでしたが、この会場ではちょっとお尻が痛かったとか、脚が痺れたとか言うたはりました。
でもどの噺もとても楽しかったようで、たまには落語を聴く人になってくれはったら嬉しいな、と思っています。

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