今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第5回 桂文我独演会【第2部】 @今池ガスホール

4/2(土)18:00開演
<本日の演目>

まん我   「五段目
文我    「片袖」(六段目)
米平    立体紙芝居 大カラクリ「忠臣蔵」後編
文我    「七段目」
出演者全員  お楽しみ抽選会
   
 -中入-
   
文我    「九段目」

まん我さんのお着物はとても深い赤紫の微妙にくすんだ色、お羽織は明るいグレー。

【第1部】が終わったところで帰ってしまいはるすだちさんと別れを惜しんで、またホールに戻りました。

160402-03

これはロビーの壁面。この鳥はなんでしょうね?
まん我さんはこれも過日のネタおろし「五段目」。
過日のネタおろしでは、私の中でちょっととっ散らかった感じになって噺が見えてへんかったのですが、今日はしっかり見えました。
これはお芝居を知っているかどうかではなくて、私の集中力に問題があったのかもしれません
こうやって通し口演を聴いていると、素人がお芝居の真似事をする噺がほとんどなんですねぇ。
でもまん我さんの受け持ちはった「田舎芝居」と「五段目」は特に田舎の訛りが強くて、忠臣蔵は“ちょうちんむら”~
文我師匠の六段目「片袖」でまた沈没してしまいました ゴメンナサイ!!
『みすぎわたる』とかなんのこっちゃら、断片的にしか覚えていません。。。
米平さんの立体紙芝居は所謂普通の忠臣蔵の後編です。
ご家老が一力茶屋で呉服屋さんのカタログのモデルさんをはべらせて遊んだとか、早籠が山道を走って行くところの遠近法とか、雪が降った夜の吉良邸の門前とか…いろいろ面白い仕掛けがあって、後編も楽しませて頂きました。
文我さんの「七段目」は一連の噺の中でもたぶん一番ポピュラーな部分ですよね。
私もいろんな人で聴いています。(圧倒的に吉弥さんと米團治さんの印象ではありますが)
赤い長襦袢を着て女形を気取るシーンは他の噺にも出て来ましたねぇ。
あのお芝居ごっこを見ていると、定吉っとんって丁稚さんやのに無類の芝居好きという若旦那に全く負けてへんやん、と密かに驚きます。
今回の抽選会では3等はまん我さんのお好きな数字が末尾に付いている人ということになり、今日が4月2日、まん我さんのお誕生日も12月2日ということから“2”を選ばはりました。
どおせならまん我さんの選ばはった数字で当たりたかった、とか…ま、ちらっと思ってしまいましたね
文我師匠は浪花節がずいぶんお上手です。
枕で浪花節をたくさん歌ってくれはったのが、この「九段目」の前であったか、先の「七段目」の前であったかちょっと記憶が定かでないのですが とても気持ちよく語ったはって、耳にも心地よく感じられました。
浪花節は天下を取ったことがある(みたいな)ことを言うたはりました。
確かに私が子供の頃にはもっと浪曲が盛んでした。
お芝居を全く知らない私は忠臣蔵の通しと言えば討ち入りまで行くのかと思っていましたが、「九段目」ではそこまで行きませんでした。
松の廊下で判官さんを抱きとめた人が判官さん側から恨みを買うというのも、言われてみればそうですが、この噺を聴くまでそんなことには思い至ったことがありませんでした。
やっぱり芝居噺を充分に楽しみたければ、歌舞伎もちっとは齧っておいた方がええのかなぁ。

文我師匠の1本締めでお開きとなり、終演は21:06。
日頃私には馴染みの少ない芝居にまつわる噺尽くしで過ごした、首までどっぷり落語の1日でした。
帰り道は新幹線で大阪に戻ってまいりました。

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