今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

新内と落語の会~新内枝幸太夫 桂文我 春一番!~@名古屋クラウンホテル7階欅の間

1/3(日)18:30開演
<本日の演目>

まん我            「お玉牛」 
宗助            「骨つり」 
新内枝幸太夫       「蘭蝶」 

 -中入り-

文我            「景清」
まん我文我枝幸太夫  「邦楽あらかると 3」

まん我さんはこげ茶と白の細い縞のお着物にセピア色のお羽織。

すだちさんは新内に大いに興味を示しつつも、夜遅くなるのはちょっと…てことでこの会の前に解散しました。
私としてはわざわざ名古屋まで行っていることもあり全部聴いて帰りたい、と思ってしまうんですよね。
まん我さんの「お玉牛」、ずいぶん久しぶりなので楽しみにしていました。
やっぱりまん我さんのお玉ちゃんは別嬪さんやわ~
それに暗闇が凄く暗く感じられる…暗闇で手に触れた物を感じている様子が凄く伝わってくるなぁ。
落語は音源よりライブって言われる時、映像があるより音だけの方がマシなんてこともよく聞きますし、私もそう思います。
それはカメラワークに問題があるのでしょうか
でもことライブに関しては、仕草はとっても重要やと思います。
文我師匠のように指の先まで美しい所作も見ていてホンマに楽しいし、所作に真実味を感じると噺から映像が自然に浮かんで噺の世界に自然に誘われます。
そんなことをシミジミ感じるまん我さんの「お玉牛」なのです。
宗助さんはめったに聴けない「骨つり」、前にこの噺を聴いたのも宗助さんやったでしょうか。
江戸の「野ざらし」、上方では「骨つり」と言われますが、かなり違う噺ですよね。
幇間が登場したり、舟で釣りをしたり…でも何と言うても石川五右衛門の幽霊が出るところが印象的過ぎます。
しかも目に浮かんでいるのはお芝居に登場しそうな百日鬘って言うんでしょうか、髪が逆立ったように広がって顔にも隈取がありそうな五右衛門さん
新内枝幸太夫さんを聴くのはこれが2度目です。
「蘭蝶」は新内の代表曲なんやそうです。
三角関係から心中に至るというややこしい物語をコンパクトに纏めて聴かせてくれはりました。
私は歌唱を一つの楽器のように聴いてしまう癖があって、昔から好きな歌手の10年以上も聴き続けているアルバムの楽曲の歌詞を『こんな歌詞やったのか!?』と10年以上経ってから気付くようなヤツなので、枝幸太夫さんの艶のあるお声がよい音色の楽器のように感じられてしまって、少し難解な詞章がなかなか頭に入って来ないのですが、哀切な内容であることは感じました。
文我さんは「景清」。
私にとっては米紫さんの印象が強い噺です。
文我さんで聴くと、やはり米紫さんの定次郎は米紫さんと等身大に聴こえているけれど、文我さんご自身はどこか第三者的な立ち位置なのかなと感じました。
静かな噺のようでいてドラマチックな展開が面白いですね。
「邦楽アラカルト」では枝幸太夫さんが新内流し姿で客席後方から登場され、唄いながら歩いてくれはりました。
文我師匠の笛、鉦、拍子木、まん我さんの大太鼓、締太鼓が両脇からお囃子を入れはっての枝幸太夫さんの弾き語りが聴いていてとても気持ちよく、お囃子を入れるって言うより“セッション”っていう感じがしました
落語の公演を聴きに来てワクワクする音楽まで聴けてしまった、っていう幸せな今年の落語始めになりました


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