今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席11月席(第14日)

11/14(土)14:00開演
<本日の演目>

弥太郎 「寿限無」
林家染太 「魁!学習塾」
まん我あくびの稽古
一蝶  「八五郎坊主」
   
 -中入り-
   
文昇  「書割盗人」
福笑  「蓮の池クリニック」

まん我さんは赤紫の深ぁい色のお着物に明るいグレーのお羽織。
最後までお羽織を脱がはりませんでした。

雨の天気予報でしたが、幸い出掛ける時は降っていませんでした。
帰り道も降らないでいて欲しいなと思ったんですが、駐輪場を出る時は上がっていたのに、途中から降り出して、少々濡れてしまいました
人工股関節のこともあって雨が降れば自転車は乗らないことにしているのですが…これからの季節は特に見定めが大切ですね。
過日林寺寄席で拝見したばかりの弥太郎さん、今日は魚屋の田中さんバージョンで「寿限無」でした。
この魚屋さんバージョンでは寿限無くんはさほど腕白でもなさそうで、近所の子にたんこぶを作って泣かしたりはしはらへんのですが(実は私は腕白坊主好きなのでありますが )、こちらもなかなか楽しいですよね。
続いてスケッチブックを携えて登場の染太さん、噺を聴くのは2度目です。
英語落語やスペイン語落語をしはるんやそうで、枕では海外で落語をしはった時のエピソードの数々を語ったはりました。
落語家にならはる前には塾講師のご経験もありはるとかで、「魁!学習塾」という新作で、塾生への質問と解答のためにスケッチブックが使われていました。
まん我さんはお稽古事のいろいろを枕に「あくびの稽古」、これまでのお稽古事の失敗談は柔道だけの短縮バージョンです。
あくびのお師匠はんの渋い声と大真面目な口調ととぼけた表情が今日も楽しい1席でした。
このフツフツと沸き起こって来る笑いが心を満たしてくれるんです。
一蝶さんは「八五郎坊主」。
この噺はTVで枝雀さんのものを聴いたことはありますが、生で聴いたことがなかったかも知れません。
…検索したら2度聴いていました。
しかも2度目のときにも初めてやと書いてました
噺が自分の中に残って行かないんでしょうか。。。
ちょっと汚いことを言って笑いをとる箇所がある所為かもしれません。
中入りの後は文昇さんの「書割盗人」でした。
引っ越してきた長屋が汚いので白い紙を張り巡らしたと言うたはりました。
まん我さんのとは微妙にニュアンスが違います。
白い紙の張り方が上手なので壁紙を張る職人になったらどうや、とか、掛け軸の山水の絵の内容を細かく説明しはったり、全体にそれぞれの経緯が細やかで、実はちょっとうとうとしてしまいましたが、文昇さんの話しっぷりは決して嫌いではありません。
トリは福笑さん。
滅多に聴く機会がないので、私にとっても今日の目当ての一人ではありましたが、たぶん今日のお客さんは福笑さんのファンの方が多かったんでしょうね。
「蓮の池クリニック」というタイトルはどこかで聞いたと振り返ったら、あのシルバーウィークの生寿さんの会で染八さんが掛けたはりました。
あの時は私は発熱のために朦朧としていて、楽しみにしていたまん我さんの「船弁慶」ですら全く聴けていなかったので、「蓮の池クリニック」がどんな噺なんやらなんも記憶にありません。
福笑さんの噺は面白かったのですが、周囲の方々の笑いの強さ、大きさが、私が可笑しいと思うよりかなり上を行っていて、なんか取り残された感、みたいな違和感がありました。
私の感度が鈍いということもありましょうが、同時に私が求めているのは爆笑出来ることではないんやな、と今日も帰り道でぼんやり思いました。
狂言から落語へ…という私の変遷からも、ドヒャッと笑ったり、刺激を求めてたりはしてへんという気がしています。
さざ波のように寄せては返すような笑いが心地よいと思うタイプです。

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