今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席10月席(第19日)

10/19(月)14:00開演
<本日の演目>

そうば  「動物園」
まん我  「癪の合薬
文鹿   「さわやか航空625便」
塩鯛   「時の氏神」
   
 -中入り-
   
露の団四郎「猫の災難」
春若   「鹿政談」

まん我さんは深い茶の細かい縞のお着物に明るいグレーのお羽織。

今日は勤務先の有休取得奨励日でした。
奨励日というだけで別に休まなくともよいのですが、まん我さんの出番のある日に奨励されてしもうたら、どうしても『渡りに船』という気分になってしまいますよねぇ
てな訳で、午前中団地の改修工事のための調査などもあったので、有休を取りました。
そうばさんを聴くのはちょっと久しぶり。
「動物園」の着ぐるみというか毛皮を着る前に一度持ち上げたり、触ったりするのは初めて見たシーンでした。
他にもそうばさんらしいオリジナルの箇所があったように思います。
やはり九州訛りは気になるのですが、思えば私の周囲の人達も純粋な関西弁のイントネーションでしゃべったはるかというとそうでもなく、いやもちろんそういう人もいたはるけど、それと変わらないくらいの割合でそうでもない人もいたはります。
もともと関西には四国、中国、九州地方出身の方は多いですしね。
その内気にならなくなるのでしょうか。
まん我さんは今日も小浜からの道中の話題を枕に「癪の合薬」でした。
やっぱり私はあのお武家さんが好っきゃなぁ。
とても真っ直ぐで快活で優しくていい人ですよね。
よく聴いていたら最後の方にちょこっと可内さんのセリフもありました。
可内さんもよく笑う楽しい方で、好ましい印象が残ります。
まん我さんの登場人物はそれぞれに実在するかのように個性があって、やはり体温を感じます。
文鹿さんはTVでしか拝見したことがなく、TVではお声も聴いたことがあるはずなんですが、今日噺を聴いてみるとほぼ初めて聴くお声のように感じました。
古典もしはる方なのかどうか存じ上げないのですが、新作落語を海外で作って来はると話したはりました。
で、格安航空機の噺「さわやか航空625便」、楽しく聴かせて頂きました。
ま、新作落語が笑わせに来るのは仕方のないことなんでしょうね。
塩鯛さんは「時の氏神」、この噺も初めて聴きました。
初めて聴く噺は展開が読めないので、『それから』『それから』と新鮮に楽しみました。
塩鯛さんのお声を聴いているとラジオ“サークルタウン”が懐かしく思われます。
中入りの後はこれまた初めてお目にかかる露の団四郎さんで、久しくどなたでも聴かなかった「猫の災難」はベテランらしいおしゃべりでした。
そして今日もトリは春若さん。
枕のジョークは昨日聴いたものも聴かなかったものもありました。
そして京の名物という話題へ…「鹿政談」は昨日も坊枝さんが多数決の候補に挙げたはりましたが、私には些か退屈な噺という印象がありました。
ところが今日春若さんの噺を聴いて、やはり話し手によるのやということがわかりました。
呼吸、間、強弱、仕草のリアリティ…いやもっと繊細にさまざまな条件が重なって、同じ噺が魅力的にも散漫にもなるのでしょうね。
月曜日ということもあったのか、お客さんの数は少なかったけれど、私にとってはとても充実した内容の昼席でした。

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