今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席9月席(第3日)

9/3(木)14:00開演
<本日の演目>

慶治朗 「子ほめ」
雀五郎 「手水廻し」
まん我応挙の幽霊
雀三郎 「船弁慶」
   
 -中入り-
   
よね吉 「狸の賽」
塩鯛  「景清」

まん我さんのお着物は白地に細かい縞のある麻、お羽織は深緑の紗。

10日振りの落語会です
昨日欠乏症状はないとここに書きましたが、やはり10日振りの落語会はかなり嬉しいです ルンルン
鬱陶しいお天気なんぞ何のその
午後半休を貰って、雨の中をイソイソと動楽亭に向かいました。
慶治朗さんは「子ほめ」。
会話にリアルな感じの間があって、えらい落ち着いた「子ほめ」やなぁ、と思って聴いていましたが、赤ん坊に向かって挨拶させようと話しかける時、普通おとなが赤ん坊を見ると自然にやってしまうような表情を作りながら話しかけたはるのが凄くええ雰囲気でした。
確かに微笑み掛けたり、軽く面白顔をして見せたり、無言でやりますよね
雀五郎さんは落語会に通い始めて1ヶ月後くらいから数え切れへんほど聴いていますが、『米朝の弟子の枝雀の弟子の雀三郎の弟子の雀五郎』なんぞという自己紹介をしはるのを初めて聴きました。
妙に新鮮でした。
「手水廻し」も雀五郎さんで何度か聴いていると思うのですが、長い頭を目でなぞって見はったあたりからすご~く面白くなって行って、めちゃめちゃ楽しい1席でした
まん我さんはいつぞやも枕で少し話さはったことがありましたが、ツイッターで枕にイチャモンを付けられはった話題など…あの折は私もそのツイートを見てむかっ腹を立てたのでよく覚えていますが、古典的な小咄が落語の枕によく登場することを認識したはらへん人もいたはるんですね。
今日はその時の経緯を割合詳しく話してくれはったので、数日後にそのイチャモンツイートが削除されてその人がまん我さんのフォロワーになりはったのを見ていた私は大いに納得しました。
そして10日前のお江戸でも聴いた「応挙の幽霊」ですが、今日の都々逸はまた冴え冴えとしてとても素敵でした
会場の雰囲気がとてもよくて、フツフツと笑いが沸きあがって来る感じも今日は一段と気持ちよくて、これまで聴いた「応挙の幽霊」の中でも1、2という楽しさでした。
雀三郎さんで「船弁慶」を聴いたのは初めてです。
一つ一つのシーンに笑いがいっぱい詰まっている感じなんですが、全く同じ噺なのに、まん我さんで聴くのとは登場人物達のキャラクターがかなり違って見えてくるのが面白いものです。
ちなみにお松っつぁんはガラッパチ度が高いです
まん我さんのお松っつぁんはキョーレツな一方で色っぽい雰囲気もあるところが独特。
まん我さんが枕で言うたはった“オリジナリティー”ではなく、一言一句違えずに語ることを求められるような芸な訳なのに、演じ手によってそれぞれに異なる映像を思い描かせられるという凄さ、楽しさ、素晴らしさ
“古典”の醍醐味って感じですね。
雀三郎さんのお灸はデカイのをドンと載せるタイプでした。
全く庶民的な喜ぃさんとお松っつぁんの夫婦が「船弁慶」を演じるというこの噺のオシャレなところが大好きです
中入りの後はよね吉さん。
まん我さんと同世代やからこそ却って聴く機会の少ないおひとりです。
枕の新聞ネタやという犬の話はどこぞで“猿”版を聴いたことがありました。
あれもほぼ古典的小咄ってヤツですよね。
よね吉さんは滅多に聴けないので聴いたことのないネタを期待してしまうのですが、今日の「狸の賽」も以前に聴かせて頂いたことがありました。
でも久々に聴く“よね吉節”って言うのかな、あのおしゃべりも一癖が楽しい気がします。
本日のトリは塩鯛さん、お声を聴くとサークルタウンがめっちゃ懐かしいっ。
「景清」はお弟子さんの米紫さんでは複数回聴いているネタですが、塩鯛師匠では初めて聴きました。
ラジオでよく落語は笑わせてナンボやと言うたはったのを覚えているので、こんな笑いの少ない噺も昔から持ったはったんやろか?とちょっと思いました。
最後のあたりでちょっと意識が遠のいてしまったようです
でも久しぶりの落語会でとぉっても幸せになれました

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