今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第3回いけだ落語うぃーく 今宵は映像ばなしで @池田市民文化会館小ホール

4/20(月)18:30開演
<本日の演目>

小佐田定雄・前田憲司 落語と映画
吉坊      「べかこ」
まん我      「胴斬り
米左      「本能寺」
南光      「居残り」
   
 -中入-

錦影絵”  操作&声:吉坊まん我
        解説:南光/お囃子:大川貴子、浅野美希、米左、團治郎、弥太郎

落語の際のまん我さんのお召し物はグレー地に紫(?)系の縞のお着物と濃い目の藤紫のお羽織。

あいにくの雨模様の1日となりましたが、久しぶりに錦影絵を楽しめるとあって、朝から気分はウキウキ
私の席は、発売日の発売時間直後に手に入れたチケットではありましたが、あのコンビニ系のチケット屋さんではよい席は始めからなかったということなのか、後ろから数えてすぐの後方席でした。
はじめに小佐田先生と前田先生が黒紋付きの着流しスタイルで並ばれ、映像を使って、明治時代の観光ガイドブックのようなものに“錦影絵”が紹介されているのや、初めて上映されたのは東京ではなく大阪やったという映画に、落語家さんが出演しはったシーンなどを見せてくれはりました。
アチャコさんや浪花千栄子さん、若かりし堺駿二さんなどの懐かしい映像に先代の染丸師匠が共演したはるものがあり、私も大概色々な歴史を目撃して来ているようやと改めて認識しました。
今夜の高座は低めに設えられていて、私の席からやと谷底を見下ろす感じです。
吉坊さんの「べかこ」という噺は初めて聴くつもりになっていましたが、噺が進むと聞き覚えのある展開で…帰宅後検索してみたら、文我師匠で聴かせて頂いたことがあったようです。
でもその1回きりなので、やはり珍しい噺には違いなく、楽しく聴かせて頂きました。
あ、そうそう!枕で米朝師匠が“従三位”の位を受けはったことを話題にされ、水戸黄門と同等の位なので、米朝師匠は印籠を見せられても平服せんでええのやと言うたはりました
まん我さんの「胴斬り」を聴くのは少し久しぶりです。
今日も天水桶の上に飛ばされるシーンで座ったまま結構跳んだはりました。
斬られたとは言え、上半身と下半身て“一人”のはずですが、あの主人公も又はんも『わしら』とか『おまえら』とか言わはって、各々に人格がある気にさせられて、不自然を感じなくなるのは私だけでしょうか
この噺の漫画チックな展開がとても好きです。
芝居噺の噺家さんやと、私に思い込まれたはる米左さんはお店の人たちがこぞって芝居の真似をするタイプではなく、芝居の物語を噺家さんがそのまま語ってしまいはるタイプの芝居噺「本能寺」。
歌舞伎の幕みたいな色合いの縞の手拭いを幕に見立てて、始まり、始まり~
さまざまなお芝居の型をピタッと決めはって、どうやら三味線が2台鳴っているようやとこの時気付いたのでしたが、お囃子も豪華な「本能寺」でした。
落語のトリは南光さんで「居残り」。
前半は快調な南光節を楽しく聴かせて頂いていたのでしたが、後半些か沈没気味
でもとてもよく受けたはって、笑い声が高まる度にハッとする私でした。
中入時に時計を見ると20:30を少し過ぎていました。
さていよいよ、本日のお楽しみ“錦影絵”が始まります。
まん我さんのファンになって間もなく丸6年になりますが、錦影絵を拝見するのはこれが4回目、1~2年に1度のペースで上演されているのでしょうか。
これまで京都と奈良と和歌山で拝見し、大阪府下で見せて頂くのは今回が最初です。
まずは鉢植えのサボテンにも見える若松に挟まれて福助さんの口上があり、寿三番叟、兎の餅つき、爆笑劇「高尾」、近江八景、四季の彩りと続きます。
お月さまが次第に欠けて三日月となり、それを舟に見立ててウサギが漕いで行くシーンが美しくて好きです。
夜の一軒家に明かりが灯るその位置が、今夜はかつてない程ピッタンコに決まったと言うたはりました。
また四季の花がその名前と共に紹介されますが、どうも画像と名称に違和感があり、『従三位のお師匠はんが言うたはったから』てことで片付けるやりとりもありました
吉坊さんとまん我さんの細やかな操作と絶妙な掛け合いに加えて、雨戸を閉めるおタケどんの『後1枚』に合わせて手拍子が起こるなど、それぞれのシーンがうまく行くように固唾を飲みつつ客席も一体になって応援し、且つ楽しむという、手作り感たっぷりの温かみがあり、見終わった後のこのほのぼの感はちょっと他にはないものです。
演者さん、南光さん、小佐田さんが、こぞって次の上演はいつになるやらわからんと言うたはるのが、気に掛かりますが、またどこぞで是非見させて頂きたい錦影絵です。

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