今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂文我新春落語会(中日) @オースプラザ3Fフレックスルーム

1/2(金)17:30開演
<本日の演目>

小鯛    「子ほめ」
まん我   「胴斬り
しん吉   「かぜうどん」
文我    「けんげしゃ茶屋」
出演者全員 初春珍芸大会
   
 -中入-
   
米平    立体紙芝居「火打ち箱」
文我    「古事記(その2)」

まん我さんのお召し物はクリーム色のお着物に黒紋付きのお羽織。

あけましておめでとうございます
今年も平和でたくさん笑える1年でありますよーに!
相変わりませずよろしゅうお願い致します。

今年の私の落語初めは名古屋遠征となりました。
当初この公演は名古屋なので諦めようと思っていたのですが、休日に連日まん我さんの出たはる会が催されているのに行かない手はない、と考え直してしもうたんです。
この日は少し早めに開場して下さり、私は携帯電話を見て俯いていたためお顔は見ませんでしたが、客席に室温のお伺いをしたはるまん我さんのお声が今年私が聴いたまん我さんの第一声でした。
んふっ 今年もええお声じゃわいな~
小鯛さんのご祝儀の一席は「子ほめ」でした。
伊勢屋の番頭さんは登場するものの、日焼けがどーのこーのというやりとりはありません。
赤ん坊の近くで昼寝していたお祖父さんと将棋友達なのはまん我さんの喜ぃさんだけなのかな
喜ぃさんが赤ん坊の掌をもみじのようとほめながら赤ん坊の掌を手に取る時、小さな掌がくっきりと目に浮かんだのは今夜が初めてのような気がします。
小鯛さん、恐るべし
まん我さんは『あけましておめでとうございます』と登場しはりました。
胴斬り」はちょっと久しぶりで聴きます。
飛ばされた胴が用水桶に着地する時、座ったまま跳んだはって、飛ばされた感が強かった気がします。
いつぞや塩鯛さんが「くしゃみ講釈」で座ったまま跳びはったのが凄く印象に残っているんですが、人って座ったままでも跳べるんやね
前からあないに跳んだはったかな…見落としていたのか、私
映像はそれなりに目に浮かんで居乍ら、この噺に関してはそれほどリアルではなく、漫画チックに処理されているあたりが、自分でそれぞれの頭に勝手に描き出す世界を楽しむ落語の便利なところなんやけど、そやからこそリアルさに個人差があって、切り口が気になり過ぎる人もいたはるんやろなぁ。
タケの嫁はんが違和感なく、むしろ太っ腹な感じに状況を受け入れていることに実は毎回感心しています。
狂言でも落語でも大概主人公の嫁はんは“わわしい”もんと決まっていますね
そこが結構好きかも知れません。
まん我さんのお声の使い方は脚が喋るところも“いかにも”な感じがあってホンマ楽しく受け入れやすいです。
しん吉さんは「かぜうどん」でした。
うどん屋の呼び声は『うどん』や『蕎麦』とはっきり発音しはる箇所はなく『そーやうー』のみを繰り返したはりました。
落語でうどんを食べるというてもその食べ方は演者さんによって様々です。
しん吉さんの召し上がり方に拍手が来ていました。
これまで何故かしん吉さんの古典を聴く時は田舎の言葉を喋る人が登場する噺が多かった気がします。
大阪弁の人ばかり出て来る今夜の噺は楽しかったので、こういうのをまた聴かせて頂きたいです。
文我さんの1席目は「けんげしゃ茶屋」です。
主人公の悪趣味は余り好きやないけど、噺の後半の展開が「猿後家」のそれと似ていることに今頃気付いて、笑うてしまいました。
珍芸コーナーでは小鯛さんと文我師匠は進行役でしたが、願わくばお二人の珍芸も見せて頂きたかったです。
しん吉さんは水を入れた陶器のティーポットを笛に見立てて注ぎ口から吹き「鳩ぽっぽ」を演奏しはりました。
少し音が外れていたりするのもご愛嬌で、面白い音色が楽しめました。
お得意の近鉄特急のドアが閉まる音やJRのなんとやらのコンプレッサーの音の声帯模写も、私にはよく判らないながら楽しゅうございました。
まん我さんは黒の紋付き袴姿で、小鯛さんから『着替えただけとちゃいますの!?』と突っ込まれたはったアレ(梨園のあの方)。
登場しはると歓声が上がってました。
皆さんやっぱり似たはると思うたはるんやわ。
私的にはボチボチ他のネタも拝見出来たら嬉しいな、と思います。
続いて米平さんの壁の向こう側にいたはる人の扮装、続けて海の向こう側にいたはる人の扮装(今回はミッキーマウスの人形なし。あの一件はもう古いのでしょうか?)で、よぉ受けたはりました。
特に後者は余りに似たはるので、初めて見た時(今回より無精髭が濃い目で酷似!)は衝撃的で、しばらく残像が残る気がしたほどでした。
中入の後は珍芸続き 米平さんで立体紙芝居。
アンデルセン童話の「火打ち箱」という物語ですが、あれって紙芝居を米平さんが作ったはるんですよね
米平さんは寄席文字も書かはるし、絵心も豊かで芸術家やわぁ
何気ない工夫が随所にあって、今日も楽しい立体紙芝居でした。
文我師匠の「古事記(その2)」は例によって脱線しまくりの物語。
前夜のあらすじも脱線を交えて語りはるので、なかなか前には進みません
脱線のあれやこれやはこれまでに伺ったことのあるものも多いのですが、ま、それなりに可笑しくて、笑っている間にお馴染みの因幡の白兎のエピソードまで進みました。
17:30開演の会ですが、終演は21:00を少し過ぎていました。
この夜は会場のあるホテルに宿泊しましたが、明晩は新幹線に乗らないと明日中に大阪まで辿り着かれへんでしょうね。
お正月の大須観音界隈は初詣客でとても賑わっているので、この新春落語会を毎年開催したいというお話が文我師匠からありました。
えっ 名古屋で まん我さんも毎年ここに出はるんでしょうか
実家から片道900円(有料特急を使わず運賃は障害者割引)で来られたとはいうものの、大阪か京都でやってくれはったら3日とも通えるのになぁ…と、ここではよそ者の私は思うのでありました。

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