今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席12月席(第2日)

12/2(火)14:00開演
<本日の演目>

鯛蔵  「ふぐ鍋」 
まん我寝床」(半ばまで)
よね吉 「芝居道楽」
文之助 「鶴満寺」
   
 -中入り-
   
あさ吉 「かぜうどん」
雀三郎 「けんげしゃ茶屋」

まん我さんのお着物はベージュ系の縞もの、お羽織は茶系の無地。
半襟はモスグリーン。

今月、動楽亭のまん我さんの出番は平日の今日と明日。
平日でも1日は伺いたいと考えて眺めてみると、両日ともメンバーは私にとって魅力的で、3日ならまん我さんの出番も3つ目で少しは持ち時間が長いのかも知れへんとも思ったのですが、やっぱり今日にしてしまいました。
鯛蔵さんの「ふぐ鍋」は初めて聴かせて頂いたと思いますが、随所に鯛蔵さんの工夫があって、たくさん笑いました。
人間って美味しいものを食べるために、命を懸けて歴史を重ねているってとこあるんですねぇ。
今では安全に調理できる食品も、安全が確認されている食品も、もともとは食べてみないとわからへんかったはずですもんね。
そのデータの積み重なった時代に居らせて貰えて、有り難いことでござります。
まん我さんは今日は普通に枕(素人が落語を習う話)を振ってからの「寝床」短縮バージョンでした。
この方が初めてこの噺を聴く人にも経緯が分かりやすくてより楽しめるんでしょうね。
帰り道に蕎麦探夫人が、ごりょんさんが実家に帰らはる件が好きなのになかったと残念がってはりましたが、そう言ってしまえば、どのエピソードなら端折られてもよいと思うかと選択するのも難しいところです。
店子さんや使用人たちの不参加のエピソードが並んだ後の、それと対になった参加することになってしまったエピソードの数々は端折られていて、卵屋事件が象徴的に語られました。
そう言えば鳥取ではあのだんさんの『わにゃにゃっ!!』(って言うんでしょうか)という奇声の部分が少しパワー抑え目に感じましたが、今日の方が少し強めでした。
会場の広さのせいでそう感じたような気もします。
浅い出番順の短い時間でも、こんな噺のエッセンスをしっかり聴かせてくれはるまん我さんはやっぱり素敵な噺家さんです
まん我さんは枕で今日が43歳のお誕生日であることを話題にしはったので、次に登場しはったよね吉さんもまん我さんと同じ年の8日遅れで生まれはったことを話したはりました。
曰く噺家に12月生まれが多くて…と。
12月生まれの噺家さんを集めて、落語会を開催してみてくれはったらどないでしょう?
今日、よね吉さんの言うたはったことがホンマに12月生まれの共通点なのかどうか、じっくり見て聴いて判断しますよって
よね吉さんは「七段目」なのかと思って聴いていたんですが、最後のオチのところが違っていて、 と思っていたら「芝居道楽」というタイトルが終演後に貼り出されていました。
よね吉さんは体格にボリュームがおありになるので、お芝居の所作が凄く大きく感じられます。
文之助さんも登場してお誕生日のことを…同じく12月生まれと言いかけはりましたが、ホンマは5月28日なんやそうです。
でもプレゼントは今から受付けはるそうです
この動楽亭で雀々さんで聴いた記憶が鮮明な「鶴満寺」を掛けはりました。
この噺は舞台が大阪の長柄にあるお寺ということですが、狂言の「花折」とほぼ同内容の噺です。
狂言の方には芸妓さんや幇間は登場しませんが、寺男が住職の留守に買収されて花見をさせるところが同じです。
狂言「花折」では万作さんの寺男を拝見したことがあり、その記憶のせいで「鶴満寺」の寺男もそれなりに好ましく感じるような気がします。
中入りの後にはあさ吉さんが登場しはりました。
はてさて吉朝一門のメンバーは仲がよいのか、悪いのか
同じ一門の吉の丞さんもSAYAKAホールの1月12日の会を驚きのコメントでツイートしたはりましたから、推して知るべし、ってとこでしょうか。
三輝さんの「子ほめ」のお稽古の話や、ブルネイに落語をしに行かはった枕も楽しかったのですが、例によって枕とは何の脈絡もなく突然に「かぜうどん」でした
これって狙ったはるの?
あのうどん屋さんの『そぉ~やぁう~』と聴こえる、立て前って言うんでしょうか?掛け声?
あれは何の意味なんでしょうか?
落語会に通い始めた頃からずっと疑問には思っていたのですが、今日のあさ吉さんの「かぜうどん」には凄い頻度で出て来るので、めちゃくちゃ気になりました。
そう言えば過日紅雀さんで聴いた「かぜうどん」には、うどん屋の灯りで子どもにオシッコさせる件がなかった気がするなぁ。
紅雀さんのにはいつもないんでしょうか?
最後は雀三郎さんで、ちょっと汚い話題が出て来るので、余り好きな噺ではない「けんげしゃ茶屋」でしたが、私は雀三郎さんという噺家さんがかなり好きなようで、そんなに嫌な気分にならずに楽しむことが出来ました。
雀三郎さんが好きなのはその歯切れのよさと、スピード感、でしょうね。
もちろん総合的に“巧い”から、というのが前提にあるように思うんですが。
巧いとは思うけど好きやないという落語家さんもいたはるし、巧くないとは思うけど好感が持てるという落語家さんもいたはるし、やっぱり巧いから大好き  っていう落語家さんもいたはるんですね。
落語はその語り手のお人柄をかなり如実に感じる芸能のような気がします。

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