今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第15回 三福寄席 @三田市総合文化センター郷の音ホール小ホール

11/22(土)13:30開演
<本日の演目>

まん我寄合酒
文我  「崇徳院」
   
 -中入り-
   
三象  「シルバーウエディングベル」
文我  「権助芝居」

まん我さんは深ぁ~い紫のお着物に赤茶色~サーモンピンク(光線の加減で判断がつきません )のお羽織。
お羽織の裏に大きな柄が入っていて目を引かれました。

昨日の昼休みに覗いた湖涼さんのブログに、この会の予約を入れはったと書かれていたので、体調が回復しはった湖涼さんと大阪駅で待ちあわせて出掛けました。
車窓からの紅葉なども楽しみつつ、おしゃべりに夢中になって三田駅を乗り過ごすというハプニングもありましたが、無事ホールに到着
それぞれに予約を入れたにも関わらず、湖涼さんとはすぐ近くの席でした。
まん我さんが前座ということで、湖涼さんは「平林」が聴きたいと言うたはりましたが、本日の演目は「寄合酒」でした。
これを聴くのも私はちょっと久しぶりで嬉しく、今日は近眼の酒屋さんも登場するパターンでした。
この噺に限らず視力の弱い人が登場すると、まん我さんは目をやたらクシャッ としはるのが私的には楽しくて、『近眼の』と聴いた瞬間にまん我さんのお顔に注目してしまいます
ちょっと話は横道にそれますが、田辺聖子さんのダンナサマのニックネームである“かもかのおっちゃん”というのは、この噺に登場する鰹節屋の息子から鰹節を手に入れてきたおっちゃんのことなんでしょうか?
まん我さんが『かもか!?』と子どもを脅しはる度に、その疑問が私の頭に浮かびます。
この前に聴いた折は“すりこぎ”の件のたたみ掛けがすごく楽しかったのが印象的でしたが、今日はそれほどのスピード感はなくて、これは会場やお客様との兼ね合いなのかも知れませんね。
今日のも楽しかったですけれど、あのたたみ掛けはまた聴かせて頂きたいです。
文我さんの1席目は「崇徳院」で、湖涼さんのお目当ての演目です。
熊五郎に心の内を打ち明ける若旦那の口調が、まん我さんが「宇治の柴舟」の若旦那を演じはる時の口調とすごく似ていて、血は争えへん(師弟に血縁はありませんが)なぁ!と思ってしまいました。
熊五郎がおひつを首から下げて、腰に草鞋を結わえられているという風体が、ハッキリと目に浮かびました。
また頭をツルツルに剃られて、ちょっとヒリッとしてそうな感じも。
噺の展開は面白く、湖涼さんがこの噺に嵌ってはるというのも頷ける気がする反面、これをまん我さんで聴きたいかというと、ま、聴きたいような、聴かなくてもよいような…ってところでしょうか。
でも実際にまん我さんで聴いてしまったら、もっと違うことを感じるんやとは容易に想像出来ますが
中入りの後は久しぶりにお会いする三象さん。
実は湖涼さんは三象さん初体験やったそうで、後でそのご感想を伺うのも楽しみです
湯のみを自らご持参されての高座でした。
「シルバーウエディングベル」はこれまでにも聴かせて頂いたことがありましたが、今日はいつにも増して三象さんの口調が滑らかやった気がします。
三象さんを聴き始めた頃には不自然に感じられたあの独特の間にも、もう慣れて来ていて、実は三象さんは巧いんやと気付いてからは、単純にその噺を楽しめるようになり、今日もいっぱい笑わせて頂きました
文我師匠は過日兵庫芸文センターで聴いた時と同じ枕を振り始めはったのですが、それがどんどん発展して行って、内心『これはどこまで行くんやろ~?』と思ってしまうほどでした
文我さんて落語だけではなく、おしゃべりそのものもお好きなんでしょうね。
それともあれは好きでしゃべってはる訳ではなくて、あくまでもお仕事の一環に過ぎないのでしょうか
ま、いずれにせよ、いろんな話を聴かせてくれはるので、『へー!』『ほー!』と思っている間にどんどん別の話題に展開していって、『いったいどんな噺に着地しはるのやろ?』と思い始めた頃に落語が始まるのでした。
「権助芝居」は初めて聴く噺でしたが、権助さんは過日の「秋刀魚芝居」の人達のような訛りでしゃべったはりました。
“鎮守”を“つんず”と発音するような訛りですが、“お前さん”というところを“おみゃあさん”とも言うたはって、これはひょっとすると特定のどこかの土地の訛りではなく、落語国にある架空の土地の訛りなのかもしれませんね。
ともかくその訛りでしゃべり続けてはる文我さんがちょっと可愛い気もします。
たっぷりの落語会の後、また落語話に花を咲かせつつ大阪まで戻りました。
「平林」を聴きたがったはる湖涼さんには残り3公演になったまん我さんの独演会をおススメしておきました。
あ!湖涼さんに業務連絡(何の業務やねん!?)、紅雀さんの「時うどん」、確かに2011年7月の箕面で聴いていました。

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