今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂まん我独演会 @岡山シンフォニーホール 和風ホール

11/1(土)14:00開演
まん我落語ひとり旅全国ツアー2014~(その12)

<本日の演目>

まん我 「平林
まん我 「野ざらし
まん我 「しじみ売り
   
 -中入-
   
まん我 「どうらんの幸助

まん我さんのお召し物は黒紋付きの対、半襟は茶系で渋く。
お色直しは赤系の縞ものに小豆色のお羽織。

お天気の特異日やったはずの11/3を含むこの3連休、予報通りの雨スタートとなりました。
節約して往復在来線の旅ですが、これはこれで楽しんでいます
岡山シンフォニーホールは岡山城に近く、駅からも路面電車ですぐな上、商店街と隣接していて、会の前後にお茶や食事をするにも便利な立地です。
岡山に向かう道すがら、落友さんたちがホール近くの美味しいお店を知らせてくれはりました。
到着したのがちょうどお昼時で、人気のデミカツ丼のお店は込み合っていたので、まだ隙間のあったお豆腐料理屋さんに入りましたが、私が店を出る頃には満席+αになっていました。
揚げたてのお豆腐、美味しかった。
次回(があるといいな)は是非洋食屋さんの方に行きたいものです。

141101-01

和風ホールはHPで見ると畳敷きの間やったので、座布団席ばかりかと想像していましたが、後ろ半分は背もたれの無い椅子席でした。
今日もまん我というお名前に因むエピソードから「平林」へ。
あの噺はホンマに馬鹿馬鹿しくて楽しい
でも確かに私が子どもの頃にはTVの落語番組でよく聴いた(江戸落語やった気がしますが)し、私も米朝師匠のお婆さんと同じく 『とっきっき』は暗唱出来ていましたが、最近落語会に通うようになってから昨年くらいまではまん我さんでしか聴きませんでした。
まん我さんの定吉っとんはまん我さんのイタズラ好きな素養も反映している気がして、可愛いですよね
もちろん今日も米朝師匠と談志師匠の素敵なエピソードが語られました。
何度伺ってもええ話です
3年前、談志師匠の訃報が報じられた日に、どこぞでまん我さんが「平林」を掛けたはったことも鮮明に記憶に残っています。
続いて趣味(釣)の話題から「野ざらし」へ。
今日も楽しく弾けてサイサイ節を聴かせてくれはりました。
くるくる変わるまん我さんの表情が何ともチャーミングな1席やと私は思っています。
ここまで笑い崩れていた会場でしたが、ここで少し違った冬の噺と言わはったので「ねずみ穴」は冬の噺とは言わはらへんような…と思っていたら、大阪の南堀江の地名が出ました。
まん我さんにハマった1年目に、がっしり心を捕まれて、今もやはり特別な想いで聴く「しじみ売り」が始まりました。
あの静かな情景描写、とびっきりオトコマエの清之助親分、健気で賢い少年、絶妙の間で笑わせてくれる留さん。
聴かせて笑わせて泣かせる噺…そして聴衆の心に暖かいまあるいものを灯して噺が終わります。
久しぶりに聴いてジンとしてしまいました。
ここで中入り。
最後は落語にはとんでもないヤツばかり登場するが、落語家にはそれを地で行くヤツがいるという枕から、そのとんちんかんぶりで大活躍の「どうらんの幸助」さん。
これも今日も隅々まで面白くて、たっぷり楽しませて頂きました
開場を待っている時に隣り合わせた方と少しお話をして、入場後も隣り合わせて聴きました。
鳥取から来られていて、周囲の方からまん我さんがすごくよいと勧められはったそうなんですが、鳥取公演のある11/30に他の予定が入っているため、娘さんの嫁ぎ先である岡山までいらしたそうです。
地元ではお寺などで開催される無料の落語会にはよく行かはるそうですが、お金を払って来はったのは初めてなんやとか。
終演後にこれなら他の用を置いても聴きたいと思うほど楽しかったと言うたはりました
また岡山にお嫁に来たはる娘さんは落語なんて聴いたこともなくて、今日もしぶしぶお母さんについて来はったそうなんですが、すごく面白かったし、うるうるもさせられて、これなら次もまた誘って!と思いはったそうです。
そんなご感想も伺って、私も満足感いっぱいで、帰り道もまた在来線に乗りました。
まん我さんは今日、日本に生まれても落語を一度も聴くことなく死んでいく人がほとんどやと言うたはりましたが、私はいったい何人分の幸せを享受させて頂いているのやら…まん我さんの落語、聴かないときっと損しますよ!

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