今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

桂文我落語百席特番 納涼!怪談噺の会 @中電ホール

8/30(土)18:00開演
<本日の演目>

まん我応挙の幽霊」 
宗助  「骨つり」 
文我  「怪談 麻幹の火」
     
 -中入り-
     
米平  「死神」 
文我  「秋刀魚芝居」

まん我さんは明るいグレーのお着物とお羽織。

朝の部だけのご参加やったすだちさんと別れて、中電ホール夜の部へ。
受付にいたはった文我師匠の奥様が『お帰り』と声をかけてくれはりました
この日は14:30開演の昼の部もあり、客席には3公演ご参加の方々もおいでのようでした。
まん我さんはお茶子さんも兼ねてはったので、昼の部でもお姿を拝見出来たのかも知れませんね。
文我さんは相変わらず登場しはる度にお召し物が違います。
衣裳持ちやわ!素敵やわ!
まん我さんも朝とは違ったお召し物でしたが、私は少し遠めで観てみようと夜は後方席に座ってしまったため、お着物に地模様があるかどうかなどを確かめることが出来ませんでした。
過日のラジオでも『よー見てはりまんな!』とアンケートにお着物のことだけを書くお客さんもいたはる話などしたはりましたが、女性にとってはお召し物を拝見するのも楽しみの一つやと思います。
まん我さんはこの夏一番聴かせて頂いた気のする「応挙の幽霊」でした。
やっぱりまん我さんの飲食シーンがどなたのそれよりも美味しそうでほっこりします
他の噺家さんのファンの方がフライングして笑いはると気になるのですが、声は立てないものの、私も次のセリフや仕草や展開がわかっているために一層可笑しいことがあり、フライングしてしまう気持ちもわかるのよね と思いつつ聴いていました。
今日は都都逸の唄いっぷりが一段と冴えていました
まん我さんのお声の使い方がなんとも言えずええのんですわ。
特にしまい方のお声を低くしはるところが好き…あれで笑いさえもとらはります
宗助さんは「骨つり」。
まん我さんの「野ざらし」はよーく聴いていますが、「骨つり」という噺は今夜初めて聴かせて頂きました。
同じ噺とは言われているけれど、かなりシチュエーションやら展開に違うところがあるんですね。
サイサイ節を唄ぅたりはしはらへんのやわ。
まん我さんで聴く「野ざらし」のデレデレシーンはすごく印象に残りますが、宗助さんの「骨つり」ではそこは比較的サラッとしたはるように思いました。
石川五衛門の幽霊が出て来るとは意外な展開でした。
そう言えば「野ざらし」はいつもまん我さんで聴く噺に続きがあるんですよね。
その続きをいっぺん聴いてみたいな、とちらと思いました。
続く文我さんの「怪談 麻幹(おがら)の火」は笑うシーンのない噺でしたが、文我さんの静かな語りに聴き入ってしまいました。
山田太一さんの「異人たちとの夏」を読んだ印象と似た気分が胸の中を通り過ぎて行きました。
これは明らかに怪談なのですが、単に“怖い”のとも違う何かなんですよね。
中入りの後は米平さんの「死神」。
米朝一門の方であまり聴かない噺のように思います。
噺の展開は知っているけど、次のシーンが楽しみな気のする面白さがあると思うのですが、パンフレットによるとヨーロッパの要素が下敷きになったネタやそうで、さもありなん、という感じです。
この日の最後は文我さんの「秋刀魚芝居」。
出される食事が三食秋刀魚ばかりというのに苦情を言ったら、それでは『秋刀魚のおろしと大根の焼いたの』にするかというセリフが妙に気に入ってしまいました
焼き色の付いた輪切りにした大根の絵がくっきり目に浮かびました。
これは怪談というよりは噺の中の芝居に幽霊が出るというパターン。
もう秋の噺が出る季節になっているのですね。
帰り道は終演時刻も定かではなかったので素直に新幹線で帰ることにしていました。
乗換えもなく速いので、大阪に着くと、さっきまで中電ホールに座っていたのにぃ・・・という気分でした。
たっぷり落語が楽しめて、すだちさんとのおしゃべりもたっぷり楽しめて、とても幸せな休日を過ごさせて頂きました。

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