今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第46回お笑いまん我道場 大阪編 @太融寺本坊2階

7/23(水)19:00開演
<本日の演目>

林家染吉 「阿弥陀池」
まん我応挙の幽霊
林家花丸 「電話の散財」
まん我仔猫
まん我豆炭

まん我さんのお召し物は明るいグレーに細かい模様の飛んだお着物と深緑のお羽織、お色直しはグレー系の細かい縞の縮のようなお着物に黒の紋の入ったお羽織。

太融寺はいつぞや文我師匠が名古屋の足立さんを招びはった時みたいな、半分使用バージョンでした。
こじんまりして居心地もよいし、梅田はやっぱり行き易い!
それに今日の会場の雰囲気もよくて、まん我道場がここに落ち着いてくれはったら嬉しいな。
先にツイッターでもまん我さんが予告したはりましたが、本日10時発売の大丸心斎橋劇場開催分の独演会チケットが受付で販売されました。
ほどよい席がゲット出来て一安心です
開演前に私服(高座着も私服には違いない?)姿のまん我さんが独演会チケットのお勧めのためにチラッと登場しはりました。
ずいぶん久しぶりに聴く染吉さん、「阿弥陀池」はいろんな方で聴く噺ですが、山本大尉夫人にひれ伏す賊の名前が大橋上等兵というのを初めて聴いたような気がします。
前日都さんが隅っこのことを『すまんだ』と言うたはって、西宮では使われない言葉のようやけど堺ではそう言うと主張したはりましたが、染吉さんの噺には『すまくた』という言葉が出てきました。
まん我さんの1席目は「応挙の幽霊」でした。
珍しく枕も長め。
まん我さんのお声は枯れてはるのやなくて、ビミョーに鼻にかかったはるのやね。
お風邪が早く完治されますように
幽霊がお酒を飲むシーンはやはり男性の飲み方とは違えてはって、何だか色っぽくていいですね。
都都逸を唄わはる辺りでは、風邪気味のお声やったことなどすっかり忘れてしまう伸びやかな歌唱です
今夜のゲストは花丸さん。
会場を背後から覗くと男性率が高くて、一瞬生喬さんの会かと思ったと笑わせてはりました。
確かに演者さんによって男女比には特徴があるように思います。
まん我さんの大阪の会は比較的男性率が高いですよね。
落語家の暮らしはお酒を飲む機会が多いと、S福亭某師に朝まで引き回された()エピソードなどを枕に初めて聴く「電話の散財」でした。
私は花丸さんの噺に出てきた箱の真ん中にラッパのようなものが付いていてそれに向かってしゃべり、横から出ているコードの先にある筒を耳にあてて、交換手を呼び出す電話器を知っています。
我が家ではそれが壁に取り付けてあったので、父に抱きかかえられて(さすがにそうしないと背が届かないほどの年齢でした)電話に向かってしゃべっていた記憶があります。
そう言えば昔は『混線』という言葉を聞きましたが、混線したら『話中です』というのは知りませんでした。
まん我さんのもう1席は「仔猫」、ずいぶん久しぶりに聴きます。
気味の悪い噺やけど、まん我さんのおなべちゃんは何となく好感の持てる人物に描かれていて、それはまん我さんのお気持ちが反映しているのでしょうね。
どのタイミングでかはわかりませんが、客席からおひとり帰られた方があったんやそうで、これが凄惨な噺やからやったんでしょうか。
仔猫」というタイトルだけを見ると可愛らしいイメージなので、猫好きな方がタイトルに引かれてこの噺を聴き、落語もまん我さんも嫌いになってしまうと話してはりましたが、お口直しならぬお耳直しにともう1席聴かせてくれはりました。
何て言わはったかな、短い妙な噺…とは言うたはらへんと思いますが、とにかく『やった!「豆炭」や!』とすぐわかりました。
やっぱり「豆炭」が始まりました。
短くて、ホンマに妙ちくりんな噺やけど、大好きな噺です。
こんなヘンな噺は私でもやらんと文我師匠に言い放たれた、たぶんまん我さんしかやる人がないという、ヘンテコやけど、可愛らしくてほのぼのした、ある種メルヘンチックな噺。
あのまん我さん独特の喜ぃさん口調をもう少し優しくしたような口調で語られ、「仔猫」の気味悪さは払拭されるけれど、『なんじゃそら!?』な気持ちになるところが愉快な1席でした
この噺は豆炭が冬のものやから冬の噺かと思っていましたが、毎回聴くのは夏です。
オフシーズンの豆炭の話、ってことなんやわ。
冬なら燃やされてしまうのかも、ですね。
今夜の会でのまん我さんのセリフで、妙に頭に残ったのは『桂まん我の落語会に来る人は流されない、はっきり自分を持っている』といった意味の言葉でした。
ま、そうなんやけど…
この秋は15周年独演会ツアーがあるので、まん我道場も新世界も次回開催は未定らしいですが、やっぱりこのまん我道場の雰囲気がとても好きです。
次はどこに召集されるのか、楽しみにしておきましょう

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