今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席 7月席(第19日)

7/19(土)14:00開演
<本日の演目>

小鯛   「ちりとてちん」
まん我  「書割盗人
三弥   「くもんもん式学習塾」
笑福亭仁福「お見立て」
   
 -中入-
   
笑福亭竹林「風呂敷」
ざこば  「文七元結」

まん我さんは無彩色の細かい縞のお着物に黒のお羽織。

早朝に通勤で走っている道を昼席の開場時間に合わせて走ったら、汗ダラダラ
でもどこかで公演があるのに聴けないもどかしさを味わっていた昨日までの3日間が過ぎて、今日はまん我さんが聴けるのですから、暑いことくらいナンノソノです
週末の昼席にざこばさんのお名前があると凄く混むことがあるので、少しだけ早めに出掛けました。
いつものベンチに座ったら、お客さんの数を見て事務所の方が座っていたベンチをずぅ~~~っと後ろに下げようとしはったので、まだ空席のあった前方の座椅子の方に移動しました。
私の視力にも限界があるので、開場待ちの列の先頭に並んで、そないに後ろに座らされてる場合とちゃいますよね。
いや、まぁ好みで最初っから後方席に座らはる人もいたはるようではありますが。
という訳で今日は大入りやったので、演者さんたちそれぞれに客席の人数が少なかった日のエピソードを枕に話したはるのが多く見受けられ、小鯛さんもそうでした。
大概そういう時はお客さんの方でも困ってしまうという展開が多いようですが、私の知人は小鯛さんの兄弟子の鯛蔵さんとマンツーマンになった時、和やかに落語を楽しんで、少しお話もして帰って来たそうです
さて、小鯛さんは「ちりとてちん」。
TOPバッターなので短縮バージョンではありましたが、もの凄く表情豊かに登場人物達が演じられ、殊に嫌われ役のタケがちりとてちんを口に含んだ時の表情は秀逸でございました。
塩鯛一門のメンバーは皆さんそれぞれにええ味を持ってはって好感が持てます
お江戸の3daysから帰りはったばかりのまん我さん、3日間に掛った噺の中のどれかを掛けてくれはるんやないかと思っていましたら、ネタに困ったら“三ぼう”を…という枕から「書割盗人」でした。
個人的には今夏まだまん我さんの「青菜」を聴いてへんので、それが聴きたかった気持ちもありましたが、小鯛さんの「ちりとてちん」が出たところで今日はないな、と諦めました。
あの書割を描いてもらうヤモメさんは貧乏はしたはるけど、華道の流儀まで知ったはって、ホンマに風流な人やし、いや、登場人物が3人とも心に余裕のある人たちで、またあの書割の一つ一つの品物が全く無駄になってへん造りになっているこの噺が凄く好きです。
そしてその3人の登場人物がちゃんと体温を持って感じられるのが、まん我さんの世界ですよねぇ。
あのヤモメさんとドロボウさんはよいオトモダチになれそうな気がしてしまいます。。。
続いて三弥さんはまん我さんと同じ亥年生まれの噺家さんです。
真夏の昼間に神社の境内で催された落語会にお客さんが集まらなかった枕がちょびっと長めで、三弥さんはこれまでに2度聴いたことがありましたが、その内の1回は今日と同じ「くもんもん式学習塾」でした。
文枝さんの作品はどこかにそれらしい雰囲気を感じてしまうものですが、三弥さんが演じられたこの噺は余り文枝さんの影を感じませんでした。
仁福さん、お初と思っていましたが、このブログを遡ると2年前の3月に一度ここで聴いていました。
演目も今日と同じ「お見立て」です。
私と来たらその噺も今日初めて聴く噺やと思って聴いていました
なんと言うか、そこそこ笑っているのですが、噺の面白さとは違う部分で笑っているような気がするのです。
中入りの後は竹林さん、ずいぶん久しぶりに聴きます。
今日、私が楽しみにしていたのはまん我さんの次は久々の竹林さんでした。
「風呂敷」は女性に失礼な噺ってことになるんでしょうか?
枕で事前にずいぶん謝ってはって、本心は女性には敬意を払ってはるのを示そうと、奥様が二人のお子さんを出産された日のエピソードを話したはりました。
枕も噺も通じて、竹林さんの話しっぷりはとても説得力があって、温かい印象があります。
すんなりこちらの胸に納まる気がして、巧いなぁと思いました。
ざこばさんが登場しはると客席の拍手の強さがグンと増すので、お客さんの目あてというのか期待度というのがよくわかります。
「文七元結」はざこばさんで何度か聴いています。
まだこの噺を聴いたことがなかった頃は、江戸の落語家さんの持ちネタという認識で、もっと長い噺なのかと想像していました。
案外ややこしくない造りの噺ですよね。
思えばざこばさんも主人公と一体化して行かはるタイプなんでしょうか

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