今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

動楽亭昼席 7月席(第8日)

7/8(火)14:00開演
<本日の演目>

あおば 「強情灸」
吉の丞 「がまの油」
まん我鬼の面
よね吉 「皿屋敷」
   
 -中入-
   
塩鯛  「蛇含草」
米團治 「子は鎹」

まん我さんのお着物は無彩色の細かい縞もの、お羽織は黒。

ズル休み2日目です。(ってこの後3日、4日と続くわけやありませんが)
今日は平日でもメンバーが揃ってはるので、そこそこの入り。
開場を待つ列に並んでいるとき、聞くともなく聞いていたら、近くの人が言うたはったんですが、読売新聞って動楽亭の出番表が掲載されているのですね。
映画館の出し物が載っているみたいな感じかしら?
今日もTOPはあおばさんでした。
昨日から今日になって急に滑舌がよーならはったりはせーへん訳ではございますが、そのことが昨日ほど気にならないくらい今日の「強情灸」は楽しい出来でした。
いっぺんに33個のお灸を据えられてかちかち山の狸の気持ちがわかった人も、腕に艾(※当初「藻草」と標記しておりましたが、誤りをご指摘頂きました 「藻草」は金魚鉢に入れるものですね )の山を作ってお灸を据えて見せる男もよぉ似合うてはります
後から出て来はった吉の丞さんによると予定よりかなり早めに下りて来てしまいはったということでしたが、噺そのものはとても楽しく聴かせて頂きました。
で、その吉の丞さんはあおばさんが作らはった空白を埋める如く、長めの枕にあおばさんのエピソードをいろいろとしゃべらはって「がまの油」へ。
高座で拝見するのも少し久しぶりなんですが、KBSラジオのサークルタウンでもまん我さんがいたはらへん分、外回りが増えたはって、前ほどお声を聴かない印象なので(まん我さんがいたはらへん分、聴く方に力が入ってへんのも事実ではあるのですが)、とても懐かしく感じました。
「がまの油」は紅雀さんで幾度か聴いている噺なので、油売りの腕の太さが吉の丞さんのはふっくらしたはるなぁ…なんてつい思います。
吉の丞さんのハキハキした話しっぷりが心地よい1席でした。
まん我さんはほとんど枕もなく「鬼の面」へ。
聴かせて頂くのは先月のネタおろし以来の2度目です。
梅團治さんから教わりはったと聞いた訳ではないながら、ネタおろしの日には前半の部分にまだ梅團治色が感じられる気がしましたが、今日はもうすっかりまん我ワールドで、日本昔話のような世界をほのぼのと楽しませて頂きました。
中入り前はまん我さんを追っかけていると遭遇する機会の少ないよね吉さん。
お召し物の柄の所為もあってずいぶんふっくらなさっています。
時節柄、今日も出ました「皿屋敷」って感じなんですが、持ち時間の関係か頭の部分をかなり端折ってはりました。
枕はなくてもええんですから、もうちょっと言うべきことは言うときはった方がよかったような気もします。
こういうところはまん我さんは枕なしに噺に入らはることも少なくないので、そういう価値観になってしまうんですね、ファンの方も。
よね吉さんは幽霊は美人ですらりとした人でないとなれないと枕で話してはったのですが、お菊さんはずいぶんふっくらとなさっていました。
よね吉さんもその容姿が登場人物に反映されるタイプやということですね。
全体におちゃらけた雰囲気で噺は進み、楽しく聴かせて頂きました。
やはり「皿屋敷」の怪談部分が怖いのはまん我さんの場合だけなんでしょうか?
中入り後は塩鯛さん、ラジオはほぼ毎週聴いていますが、ちょっとお久しぶりでした。
枝雀さんが作らはったというSRのいくつかを枕に、「蛇含草」はたぶん吉弥さんでしか聴いたことがないのですが、塩鯛さんのお餅の食べ方がそれは見事で楽しく、ストーリーは知っていながらも初めて聴く噺のように楽しめました。
噺のオチと枕のSRはシュール繋がりなんでしょうね。
この噺、まん我さんにもいつかやって欲しいな、とちょっと思いました。
今日のトリは米團治さんで「子は鎹」。
これまでにこの噺を聴かせてくれはった方々を思い浮かべると、やはりそれぞれに個性が出ているものですね。
米團治さんはたぶん生まれながらに華やかな空気を纏ってはる方なんでしょう。
熊はんと呼ばれたはるお父さんになんとはなしに陽気な雰囲気があります。
今日は一瞬も眠気を催すこともなく、6席をしっかり楽しむことが出来ました。
ま、こちらは体調整えて出向いているつもりではあるものの、やはり日によっては波もあるのでしょうし、さまざまな条件によってコックリしてしまうことにもなるんやと思いますが、6席をしっかり聴けると何だかとても晴れ晴れとした気分で家路につきました

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