今日もまったり

つれづれなるままに時折PCに向かいて、心に浮かぶよしなし事を書いてみようと思います。 内容と無関係なコメントや広告宣伝を目的としたトラックバックは削除させて頂きます。

第164回 ひらの寄席 @平野区画整理記念会館和室

5/8(木)13:30開演
<本日の演目>

鯛介   「牛ほめ」
まん我  「応挙の幽霊
春若   「野崎詣り」
   
 -中入り-
   
笑福亭遊喬「ハンカチ」
米輔   「親子茶屋」

まん我さんのお召し物は藤紫の対。

GWが終わったばかりの平日の昼間、定員120人って簡単に集まるんやろか…なんて思いましたが、積み上げられた歴史の実力でしょうか。
ほぼ満席でした。
と言うてもさすがに平均年齢は高そうです。
ま、人間年齢と共に落ち着いたものを好むようになる傾向もあるとは思いますし、世の中には“落語”というものに辛気臭いイメージをお持ちの方もいたはると思います。
思いますが、私が日頃好んで出掛けるようなまん我さん世代の落語家さんの落語は決して辛気臭いものではありません。
むしろ勢いもあり、可愛げもあり、色っぽさも失わず、それでいて理知的で面白い…と、何故かそのお客さんの年齢層を見てこんなことを言いたくなってしまいました
本日のTOPはこの春年季が明けはったばかりの鯛介さん。
塩鯛さんの4番弟子です。
「牛ほめ」を私は「普請ほめ」の長いの、という認識で、普請だけほめて終われば「普請ほめ」、牛までほめたら「牛ほめ」くらいに思っていましたが、過日そうばさんで聴いたばかりの「普請ほめ」と比べると、鯛介さんは前に普請をほめに行って、燃えたら一晩やとか、棺桶が出難いとかは言うて来てはらへんようでした。
そこを割愛してはっただけなのか、牛をほめる時はそこまで言わないのが普通なのか
こんな聴き慣れたような噺でも、私のようにぼ~っと聴いているだけの輩はええ加減なものですね。
エピソードは出し入れ自由なのかな。
まん我さんは7年ほども前にこの会に出はったことがあったそうです。
私はまだその存在すら存じ上げなかった頃ですね。
今日は骨董品の話題を枕に「応挙の幽霊」でした。
ホンモノの応挙の絵になる幽霊は美しいのかも知れませんが、あまり私好みではないのですが、まん我さん演じはるところの幽霊さんはとても可愛げもあり、品もあり、都都逸を歌うのがお好きな愉快なご性格で、とても好ましく描かれています
お酒をコップに受けて飲みはるシーンがかなり好きです。
この噺を続けて聴くと、『地獄ぅ 』までしか歌われへん都都逸の続きが気になってしょうがありません
春若さんは落語の前にジョークと称する小咄をされるのが常なので、何度か春若さんを聴いていると、今日のジョークはどんなのかな、と期待します。
今日はどこでも聴いたことのないジョーク、というのを2つ話してくれはりました。
ちょっとシュールなところが楽しくて好きです。
「野崎詣り」は師匠の春団治さんのお得意のネタやということで、一旦脱がれた羽織を着直して、師匠が脱ぎはる場面で脱いで見せてくれはりましたが、私的にはそれはどっちゃでもよかったように思いました。
まん我さんのものとやはり比べつつ聴いてしまうことになりますが、いろいろ細々と違っていました。
艫の頭をはってくれと言われて、まん我さんの喜ぃさんは“友の頭”と勘違いしますが、春若さんの喜ぃさんは“お伴の頭”と勘違いする…みたいな。
また何より違うのは噺のテンポですね。
過日まん我さんの「野崎詣り」を聴いた時、私は喜六、清八と同じ船に乗り合せていると書きましたが、以前には川の土手から双方のやりとりを眺めていると書いていて、時によって同じ噺を聴いても私の立ち位置が変わるようです。
で、今日の春若さんの噺では、ある時は船の上、ある時は川岸…映像の一つ一つが独立していた感じかなぁ、これはテンポと関わることかも知れません。
こういうテンポもありなのね…っていう感じでした。
中入りの後は遊喬さん、初めて拝見する落語家さんです。
ご自身を“若手”と言うたはりましたが、落語界の“若手”の幅の広さに驚きます。
新作落語「ハンカチ」は三風さんで複数回聴いていて、三風さんの印象が強いネタですが、笑いどころが散りばめられていて、噺そのものも面白いですよね。
遊喬さんはとてもメリハリのある話しっぷりで楽しく聴かせて頂きました。
最後はずいぶんお久しぶりの米輔さんで「親子茶屋」でした。
噺に登場する親父さんが米輔さんのような風貌の人に思えて来て、憎めない感じがします。
“さくんちょ”はどの噺に登場しても遊び人の息子さんですが、この作ボンも私は好きです。
今日はGW明けて間も無い木曜日でしたが、今週の土曜日は私の勤務先では出勤日になっていて且つ有休取得奨励日になっています。
そこで土曜日に出勤して今日の休みを取ることに決めました。
もしまん我さんがサークルタウンを卒業したはらへんかったとしたら、今日の会を聴くのは諦めていたと思います。
やっぱり生のまん我さんの噺を聴けるのが何よりでございます

*Comment

ひらの寄席

この寄席は、確かに平均年齢は高いのですが、笑いはかなり多い寄席だと思っています。
幽霊が都都逸の場面では、にこ様の体がかなり揺れていましたので、このあたりが壷なのだなと思いました。
動楽亭で聞き逃したので、残念に思っていましたが、今回聞けて良かったです。
春若師の野崎詣りも滅多に聞けないものなので、満足でした。
  • posted by もず
  • URL
  • 2014.05/08 21:16分
  • [Edit]

もずさんへ

おや!今日もお出でになっていたのですね!?
さきさんからこの会にはもずさんがお出でになるかも知れへんと聞いていたので、ちょっと探してみたのですが、何しろ大勢いたはったので…v-356
私はまん我さんが歌わはるシーンが特に好きなんやと思いますv-392
  • posted by にこりんぼ
  • URL
  • 2014.05/08 22:11分
  • [Edit]

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